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『薬屋のひとりごと』(アニメシリーズ 〜6話)

視聴環境:Amazonプライムビデオ

【内容】
架空の中国テイストの世界で、人攫いに合い皇帝の後宮で働くことになった主人公の猫猫は、薬屋の知識を活かして数々の事件を解決していく。

ライトノベル原作のアニメシリーズ。

※ネタバレします。

※ちなみにサムネイルは生成AIで、アニメの雰囲気ぽい画像をチョイスしていますが、アニメのキャラデザインと違っています。


【感想】
前情報も期待もしないまま見始めたのですが…
(スマホを変えて、面倒なスマホの移行の手続きを行なっているので、軽い感じの映像でも観たいなあと…)


王宮内で、薬や病気の知識を活かして、地位や立場を上げていくという、面白い視点の物語で、配信になっていたものを一気に視聴してしまいました。
薬に関する知識なども、そこまで凄いものとかもなかったりもしますが、うまく物語と絡めていて、それも良かったです。
キャラクターが無理にのし上がったり目立ったりしようとせず、やむを得なずに事件を解決して、結果として王宮の信頼を獲得していくというのも、面白かったです。
実は主人公が超美少女なのに、わざと醜くなろように化粧をしていたという展開にも説得力を持たせ…その美貌もこれぞといった時のチート的な役割を持たせることに成功している…
夢中で観ている時にはそこまで意識していませんでしたが、後で思い返してみると、よく出来ているなあと…


まあ、人攫いにあった主人公が、それまでの薬の知識や治験というチートを活かして、働くことになった王宮で大活躍していく…
これは最近流行りの異世界転生ものの物語の構造を転生しない形で行うという、変わったバランスの物語だと感じました。
例えば、現在の日本で薬剤師や医師などをしていて、なんだかのきっかけで、異世界転生したとかっていうことも出来たのでしょうが…
と、書いてみて、それじゃあドラマ化もされた漫画『JIN』じゃないか…
『JIN』の設定とか構造を、ラノベ的な設定である主人公が美少女でオタク気質とかって属性を付け加えて、異世界での出来事にするという違いを入れて、上手く物語ることで、物語として面白さを担保しているのだなあと…

今までのヒット作の設定をずらしたり、キャラクター性を変えることで、全く違った物語に仕上げるって、結構出来るかもなあと思ったりしました。

とか色々と書きましたが、要は次のアニメ配信が楽しみだなあということです。

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