この読売新聞の記事は、山形県警が発表した70代の無職男性がSNSを通じた偽の投資話により約7558万円の詐欺被害に遭った事件について報じています。
主な内容は以下の通りです：
詐欺の経緯：
男性はSNS上の投資に関する広告を通じて、実在する投資運用会社の「サービスマネジャー」を名乗る人物を紹介されました。
この人物からFX（外国為替証拠金）取引に誘われ、アプリ上で利益が出ていると信じ込まされました。
被害の発生：
男性は12月上旬までに約10万円から1000万円を23回にわたり、指定された複数の銀行口座に送金しました。
利益を現金化しようとした際に多額の現金を要求され、これにより詐欺を疑い被害届を提出しました。
県内の詐欺被害の増加：
山形県内でのSNSを通じた詐欺被害額は、2023年12月29日現在で約4億2188万円に上り、2021年の約4倍に達しています。
詐欺の手口は「ロマンス詐欺」から架空の投資話へと変化しており、1件当たりの被害額が大きくなる傾向があります。
この記事は、SNSを利用した詐欺の増加とその手口の変化に警鐘を鳴らし、特に高齢者が大きな金額の被害に遭うケースが増えていることを指摘しています。