みんなが誤解しているNAGA推奨バー

NAGA関係の記事は6カ月前に書いた

これ以来でしょうか。まだ読んでいない方は是非読んでから、戻ってきてください。




今から貴方は。人生初の合コンに行きます。


【以下の、何着る問題にお答えください。】


何を着るのが正着だろうか?

一番モテ期待値が高いのはどれだろう?

1分間考えてみてね。

……………………..

それでは何きる問題のスペシャリスト、NAGAに聞いてみましょう。

NAGAの推奨バーの付き方を予測してみてください。

…………………….


プレイヤー選択打牌は赤aヽ(゚∀゚ )ノNAGA推奨は青bですヽ(゚∀゚ )ノ

さて、みんなの感覚と一致してますか?

ところでみんなは、NAGAの推奨バーの長さをどのように捉えているでしょうか?

これを見て多くの人が『aよりも、bやeの方が良く、バーの長さはその打牌の良さ(期待値)を表現している。』と思っているのでは無いでしょうか?

これは大きな誤りです。また、この誤解のせいでNAGAを使って勉強することに、息苦しさや拒否感を感じている方を多く見受けられます。

そもそもNAGAは、最適打がわかっている場合には、一択となりそれ以外の選択肢には全くバーが付きません。

NAGA推奨バーの長さ=良さ(期待値)

ではなく

NAGA推奨バーの長さ=最適打の可能性

を表現しています。超重要です。(あまりピンと来なければ、『NAGAが想定している鉄強プレイヤーの打牌予想度』、『鉄強評議会におけるアンケートの票数結果』と言い換えても問題ありません。)

つまり何が言いたいかと言うと

少しでもバーが付いていれば、それが最適打である可能性もある。
とNAGAは考えているということです。

それでは上の画像の推奨バーに関してNAGAの通訳をしていきます。(以下、NAGAニシキverの生声で脳内再生してください)

a……..最近流行りの三つ襟ファッションですねヽ(゚∀゚ )ノ僕(ニシキ)には似合わないから選ばないけど、一枚二枚と脱ぎやすいので超副露タイプにとっては正着打かも?
b…….無難にイケてますね。僕(ニシキ)は若いし似合いそうだーこれにしますっ!オジサン(ヒバカリ)には似合わないだろうけどね。
c…….ちょっと気持ち悪いですね。ただ目立つことはできるし、対戦相手(合コン相手)によっては正着打になり得る可能性は微レ存かな。芸人さんとかならアリかなぁ?
d……可愛いです。でも僕(ニシキ)は選びません。男なので。この解析レポート見てる人も男しかいないだろうし、バーは短くしとこっと。でも貴方が女の子ならこれが正着打ですね。
e………スーツですか。無難ですし仕事できる感が漂っていますね。良いと思います。でも僕(ニシキ)は堅苦しいの嫌なので着ないよりかなぁ。


はい、ここまでNAGAは最適打の可能性があると判断しているわけです。

では次に、全くバーが付いていない悪手を見て行きましょう。


f……….eと全く見た目は変わりませんが、中古です。ってことは、eの微差だけど明確な下位互換。つまり最適手の可能性は0


g……….なんだこの服。論外!


実際fはモテ度という観点では悪手にはならない筈ですが、最適打であることはあり得ない為全く評価が付かない悪手ということです。

gは選ぶ人いないから悪手ってことです。

では、少し理解できた所で、以下の練習問題も見てみましょう。



Q 【最も高値が付く時計はどれでしょう?また、選んではならないのはどれでしょう。】

高級時計がずらり

また、1分考えてみてください。

実際のそれぞれのお値段は、、、、、

dが正解!

それでは、NAGA解析にもかけてみましょう。(NAGAは時計にあまり詳しくありません)

プレイヤーは正しくdを選択しましたが、NAGAはaを推奨しているので不一致。
NAGAは、b以外のどれかが正解だとは分かっていますが、他は自信が無いという事です。

bも十分高価ですが、bはaの中古なのでaの明確な下位互換。すなわち、bが最高値である可能性は0%です。(3番目に期待値高い打牌なのに、推奨度は最下位になる)

それでは、そろそろ纏めに入ります。

①明確に駄目な打牌には基本的にバーが付きませんので、少しでもバーが付いていれば安心してください。それが最適打であるかも知れないと、NAGAも考えています。打牌推奨バーだけでなく、副露推奨バーや、立直推奨バーに関しても同様です。明確に駄目な場合は基本的には1ミリも付きません。


NAGAカガシverはダマ。でも少しだけバーがついている。


NAGAニシキverだと立直推奨となった




NAGAのせいで麻雀の自由度が無くなると言っている人も見かけますが、僕は真逆だと思っています。様々な正着打の可能性を提示してくれていて、選択肢の幅が広がるツールだなと。

『ニシキには怒られるだろうけど、超副露派のカガシならコレ切りも認めてくれるかな?』って言いながら打牌
→ニシキも、たった1mmだけどバー付けてくれた!\(^_^)/
→カガシは最適打だって言ってくれた!!ヽ(゚∀゚ )ノ

こういう感じで、僕はNAGAと仲良く遊んでいます。

NAGAはちゃんと認めてくれているのに一致しないからって喧嘩しないでね!

大事なことは、どのNAGA(や鉄強プレイヤー)にも理解されない(バーが0の)悪手をしない事です。(→悪手検討の勧め)

公式の発表でもありましたが、実力との相関関係が最も高いのは悪手率なので。(※但し、NAGAが言う悪手が全て悪手というわけでも無く、目視でバーが少しでも見えるならば悪手ではないなと思っています。なんならversionを変えると悪手が最適打に変わることもあるくらいです。ここらへんは、バーの付け方にまだ改善余地がありそうです。特に三元牌の切り順とか、、、)

②明確な下位互換打牌を選ばないように!
『え、コレ悪手なの?NAGA推奨打牌だと放銃になっちゃうし、オリても良いと思うんですけど?駄目なの?』
こういう質問を良く受けます。
そういう時に、何かの下位互換になっていないかどうか考えてみると解決することがあります。

例えば

下家の立直を受けて最終手番。聴牌料も偉いがプレイヤーはオリを選択し、3s切り。

下家の立直を受けて最終手番。ドラ4p、123三色も否定されてますのでモロ引っ掛けのカン2pには当たらなそうです。なので2pは聴牌料を狙ってプッシュしそうですが、残り筋も少ないですしオリの判断も悪くないと思います。(実際2pは満貫放銃)

しかし、オリるならば全員に対しての完全安牌2mがありますので、3s切りは2m切りの下位互換。つまり3s切りが最適打である可能性は0、よって評価0となってしまうわけです。オリの判断自体はここでは(結果論)正解だっただけに、勿体なかったですね。オリるならば、2mを選べていれば良かったのです。

このように、『評価0は酷いじゃないか!』と思ったら、まずは他にバーが付いている打牌の下位互換になっていないか探してみることをお勧めします。



以上です。あくまで、個人的なNAGAとの付き合い方&解釈ですので、反論は認めます。(僕でも腑に落ちない例外事象やバグだろって事象もあります)

これを読んで、NAGAと仲直りするきっかけに少しでもなったら嬉しく思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。



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