Valuation - How to Compute Terminal Value

久しぶりに受けなければいけない講座があるので、Valuationの復習をしていたのですが、すっかり忘れかけてしまっていたので、備忘のためにメモすることにしました。
昔は企業価値や無形資産価値などファンド関係の仕事でやりまくっていたのに、何年もやってないとこうも忘れてしまうものかと、自分の記憶力に少し寂しくなってしまいました(その代わり、最近はDIYにはまっていて、丸ノコの使い方や、天井の張り方など、全くこれまでと違うスキルが身に付き始めているので、そっちでは少し自信がわいてきています)

Terminal Valueの計算式

Terminal Value(TV)=
Terminal FCFF (Stabilized Cash-flow @ projected final year) x (1 + %terminal growth rate)
÷ (WACC - %terminal growth rate)

成長率(% terminal growth rate)をTerminal FCFFに掛けてから割るんだよなとは覚えていたものの、Discount factorはTerminal YearとしてProjected final yearから+1年のものを使うんだっけ、それともProjected final yearのものを(成長率をかける前の年度のものを)使うんだっけ、、とあやふやになっちゃってました。

Terminal Valueに掛けるDiscount factor

PV of TV =
Terminal Value(TV) x Discount factor(@Terminal year)

Terminal Yearは永久成長率をかける元になるFCFF(調整後FCFF)の年度なので、Discount FactorもTerminal Year、すなわち、Projected final yearのものを使うべき。でした。

まとめますと、、

TVは、あくまでY3の価値だから、Y0(Present Year)まで割り引いてこないと現在価値にならないっていう、、基本的な記憶が吹っ飛んでいたのでした。。

なお、TVの計算式は等比級数なので、中学生の知識で解は簡単に出せます。

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