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【せたがや図鑑】子育てするお母さんの想い

せたがや図鑑で、子育て支援・母親支援について調べているすずかです。

今回は、これまでの投稿で紹介した古民家mamasさんとおでかけひろばまーぶるさんでインタビューを受けていただいたお母さんの想いについての投稿となります。

1.はじめに

今回は、母親支援の活動をする場を利用するお母さん方に、産前産後に悩んだことや子育てをするなかで大切だと思ったことなどをインタビューしました。

2.経験談

ーー妊娠中や産後、きついと感じたエピソードはありますか?

・トイレで気絶してしまうくらいつわりがひどかった
・つわりがひどく、旦那さんも手伝ってくれないことがあり辛かった
・精神面は安定していたが体力面が辛かった
・自分だけが子育てをしている感じがした
・想像していたものとは違い、身体面も精神面もボロボロだった
・子どもを産んだ後の2ヶ月、辛くて毎日のように泣いていた
・鎖に繋がれているような気がして、狭い世界のようで孤独感があった

身体面でも精神面でも、お母さんには周りのサポートが必要であることが分かります。

だからこそ、パートナーや身近にいる家族、周りにいる人たちには積極的にサポートをしてほしいのです。
そこで、どのようなサポートが実際にほしかったのか、聞いてみました。

ーー周りにしてほしかったサポートなどはありますか?

・家事のサポートをもっとしてほしい
・自分がやった家事に対しても感謝の言葉がほしい
・睡眠を少しでも取れるようにオムツ替えくらいしてほしかった
・赤ちゃんが夜泣きしている時に抱っこしてほしかった

ーー周りがしてくれて助かったサポートはありましたか?

・自分の話を聞いてくれたこと
・お出かけに行ってきていいよ、などの言葉を掛けてくれたこと
・里帰りをしていた時に、旦那さんが休みごとに来てくれたこと
・育休を取ってくれたこと
・自分の両親にサポートをしてもらったこと

お話を聞く中で、やはり一番近い旦那さんに対してのサポートを求める声が多くありました。

特に家事については、水回りの家事はポイントが高い、やママスキルがある男性は凄い、などの声もあり、サポートをする側になる可能性が高いと思われる男性には、是非積極的に動いてほしいなと感じました^^

3.お母さんが経験する変化

お母さんは妊娠、出産のなかで身体面・精神面でさまざまな変化が起きることを知っていますか?

ーー"マタニティーブルー"   "産後うつ"

"マタニティブルー"は、妊娠中や出産後の女性に起きる、情緒不安になることをいいます。
一方、産後長期間に渡り気分の落ち込みが続くときは、"産後うつ"が疑われます。

マタニティーブルーについては、半数ものお母さんが経験するともいわれています。情緒不安の理由は、妊娠中、産後、どちらも育児へのプレッシャーを非常に感じていることです。
加えて、育児によって睡眠不足などで疲労が溜まることが引き金となっています。
自分ではその症状に気づけず、いつの間にか追い込まれてしまうパターンもあります。

そんなときに支えてくれる居場所の一つとして今回取り上げたおでかけひろばのような母親支援の活動をしている場所がある、ということを知っていたら何かが変わったのかもしれないと思いました。

4.利用者の声

ーーおでかけひろばを利用して思ったことを教えてください

・居場所が無いと感じるときもあるため、こういった場所で大人と話す機会があると少しすっきりする
・ママ友ができるきっかけにもなる
・自分でない大人の方に子どもを見てもらえたり、子どものことも自分のことも肯定していただけるので心が少し軽くなる

おでかけひろばを心の気分転換として利用しているお母さんも多いようでした。

5.おわりに


今回は、取材をさせていただいたお母さん方にフォーカスを当てた投稿内容でした。取材を受けていただいたお母様方、ご協力ありがとうございました!

最後に、今回の活動の振り返りをしたいと思います。
出産というのは自分が遠くない将来に通る道だと思います。古民家mamasさんとおでかけひろばまーぶるさんで大人の方々にお話を聞くなかで、助けたい、支えたい、と思ってくれる人たちがいるというのは非常に心強いものだと感じました。

自分、または自分のパートナーが親となったとき、子どもを大切にする、というのはもちろんですが、お互いが支え合って、自分自身を大切にして守ることも本当に大切なことだと取材を行っていて考えさせられました。

今回の調べごとを経て、自分自身、身の周りの大切な人が苦しんでいるとき、支えを差し伸べることのできるようになっていきたいですし、この投稿を読んでくださった方にとっても、改めて考える機会となれば嬉しいです。また、世田谷区にいる少しでも多くの人におでかけひろばという「支援の場」があるということを知っていただけるきっかけになってほしいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました!




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