見出し画像

【せたがや図鑑】 kankyo records

せたがや図鑑でレコードショップを調べているはるかとたかのりです。
今回は、三軒茶屋にある「kankyo records」の店主・H.Takahashiさんにお話を伺いました。


1.kankyo records とは

―お店を始めたきっかけ

kankyo records は、もともと建築事務所をやっていた事務所を改装して、現在のお店になりました。H.Takahashiさんは、自分が好きな音楽を通じて人との接点を作りたいと思い、建築事務所とレコードショップの兼業を始めました。
「音楽が好き」をきっかけに、商品としてのフィジカルが一番良かったレコードを売ることにしました。メインで取り扱っているジャンルは、1970~80年代に流行していたアンビエント・ミュージックです。

こだわり抜かれたレコード

―店名の由来

H.Takahashiさんの好きなアンビエント・ミュージックを日本語で表現すると「環境音楽」になります。環境音楽は、建築との結びつきが深く、私たちの住む生活の中に溢れています。自分に関わりの深い環境音楽を売るお店にしたいと思い、kankyo recordsという店名がつけられました。

2.レコードの良さ

デジタルであるCDと違ってアナログであるレコードの方が、モノによっては音質が良く、CDでは再現できない音が魅力です。レコードには、CDでは再現できない重低音やレコーディングしたときの音により近い音を記録することができるという特徴があります。

3.お店のこだわり

店内は、白を基調としたアートワークが映える、落ち着いた雰囲気です。膨張色である白を基調とした部屋は、空間を広く見せることに加え、周りの要素を極力減らして、商品が主役になるシンプルな空間づくりにつながっています。

白を基調とした店内


長く聞き続けられるレコードは、音が良く、デザイン性が高いものが多いです。そのため、商品はレコードの音質、アートワーク、デザインにこだわって、厳選した良いものが取り扱われています。また、アンビエントを軸にテクノ、クラシカル、ジャズなど、コンセプトがぶれないようなものが選ばれています。

4.これから

H.Takahashiさんには、やりたいことがたくさんあって、実験をしながらお店を営んでいます。
今年の3月から、親和性の高い香りと音楽をセットにした新しい取り組みを試験的に始めました。
今後も音と空間の繋がりを模索しながら新しいことも始めていきたいと話していました。

新たな試みで製作された商品

5.おわりに

「kankyo records」は、店主のH.Takahashiさんのこだわりが詰まった素敵なお店でした。
来た人がリラックスしてレコードを楽しんでもらうために、香りや音などの空間デザインにもこだわりと工夫がありました。
時間を忘れて、レコードに夢中になれる場所をぜひ体感しに行ってみてください!

◆店舗情報◆
所在地:東京都世田谷区上馬1-35-13Royal Arc Gargen #107


tel:03-6875-3181
e-mail:ht@kankyorecords.com
営業時間 13:00〜18:00 ※不定休、営業日に関してはSNSで告知いたします。
Instagram:kankyo_records


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?