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僕はYoutuberなんて観ない

ちょっとタイトルでかましてみたかったのですが、何を隠そうあいみょんのオマージュです。
だからなんだと言われたらそれまでですが、タイトルの通りほとんど、僕はほとんどYoutuberを知りません。

ヒカキンとはじめしゃちょーとか、ちらっとみたことがるけれど、他の人たちは全然みたことかない。ヒカキンとはじめしゃちょーって打ったのもなんか照れる。

こうやっておっさんになっていくんだなあと黄昏ている30台半ばの梅雨なわけです。

と、ここまで書いたところで気付いたんですけど、昔から若年寄りだったので、流行しているものを全部通ってきているわけではなかったんですよね。

当たり前ですが、1日24時間なのは誰しも変わらないので、なににどれだけ時間を割くかというのは一人ひとり違って、であるからこそ、それぞれに個性が出てくるんだと思う。

ちなみに、自分の世代に人気があったもので僕が通ってないものはけっこうあって、ポケモンはやったことがないし、コナンもしらない。めちゃいけも、実はあまりみたことがない。

さらに、今では愛読書のワンピースもハンターハンターも成人してからの後追いである。

兄弟と年が離れていたこともあって、供給されるコンテンツが同世代のものと違っていたのと、あまり漫画やらゲームにかまけることをよしとされていなかってので、こんな偏りが生まれたのだと思う。

その一方で、うちにはビートルズやらストーンズやら、エルトンジョンやらのUKものや、ザ・バンド、バッファロースプリングフィールド、ブルーススプリングスティーンなどの古いレコードがたくさんあったので、その方面には強くなった。

なんだかスノッブな感じを醸し出すのにも一役買ったと思う。
「違いのわかる男」気取りができたわけです。

でも、どうせ後追いすることになるのなら、そのときに流行したコンテンツにはリアルタイムで触れておけばよかったなと、今になると思います。ディティールに時代を感じると、脳内で補正をかけつつも、その作業によって失われるものも少なからずあるなと思う。

例えば、スマホはおろか携帯のない時代の物語は、「敢えて」設定したものでもなければ、脳内補正にけっこうな工数がかかってしまいませんか?
喰わず嫌いをして、良いことはないなと改めて感じます。

ところで、最近大学生くらいの人と話す機会があったんですが、音楽好きという彼は、「もっと気軽に好きな曲と出会える方法がないか」という話をしてくれました。

apple musicやらspotifyやらのストリーミングサービスにある曲たちをみると、その膨大さに圧倒されて、くまなくチェックする気がおきないというのがその理由でした。

たしかに、僕も渋谷TSUTAYAの洋楽コーナーとタワーレコードをはしごして、これは「把握する」のは無理だなとおもったので、その気持ちはよくわかります。

掘るのって結構大変なんですよね。apple musicやspotifyなら、作業的には大した手間じゃないはずなんですけど、心理的な負担が大きいのだと思います。また、古い曲たちは音質、音圧も違うので、多少我慢して聴かないと正しい姿というか、輪郭のようなものがみえてこない。
はじめてのビールみたいなもんでしょうか。

その「掘る」作業に比べたら、今流行っているものはたいした数もないし、youtuberたちの動画なんて、流し見するのにちょうど良いということなので、たいしたことなさそうな気がする。

何十年後かに「観ておけばよかった」なんてことにならないように、まずは流し見から初めてみたいと思います。

おすすめのyoutuberがいたら教えてください。

ところでyoutuberはこの書き方であってるのだろうか。YとTは大文字?


ことばを軸にしたデザイン会社を経営 / 仕事と生活とコンテンツ制作と趣味をごちゃまぜにしていきたい /アイデア・企画 / コピーライティング /ネーミング / ライティング /(心の)大喜利 / お仕事のお問い合わせはお気軽に。https://a-brain.net/