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「子どもと悪」

くまがい家の人々2023
無事に終わりました。


友達からのメッセが
この展覧会の意図をわかってくれてて

嬉しい。

家族展 お疲れさま
家族のヒストリー
いまの姿
アートだねえ

Y.K

あと、
夫婦で見にきてくださった
若い女性が

水彩画が描かれるまでの
ストーリーに
心震える

って、

「もの語りと水彩画」の要を
感じてくださったのも

ありがたい。



子どもにとっては、性や出産に関する「事実」よりも、こうのとりの話の方がはるかに受け入れやすい。つまり、子どもにとって「真実」となりやすいと思われるからである。人間は何かの事柄を、自分に納得のいく形で受け入れるためには「物語」を必要とする。こうのとりの物語は、幼児にとっては適切なものがたりというわけである。

Ⅴ  うそ・秘密・性(p110)


子どもたちは、いつも「本当のこと」を知りたがっている。

これは、
大人の考えるような「事実」ではなくて

子どもにとっての「真実」を
「物語」を、求めているんだと思う。


まんびきをしたことないけど
わたしはひとのこころをぬすんだ
ぬすんだことにもきづかずに

へやにかぎはかけないけど
わたしはこころにかぎをかける
かぎのありかもわからずに

うそはついていないけれど
わたしはほほえんでだまっている
ほんとのきもちをだれにもいわずに

いいこだから わたしはわるいこ

谷川俊太郎


これは、

子どもの頃の わたし。



だから、

子どもの教育に
関わっているんだろうな。



目次

Ⅰ 悪と創造
Ⅱ 悪とは何か
Ⅲ 盗み
Ⅳ 暴力と攻撃性
Ⅴ うそ・秘密・性
Ⅵ いじめ
Ⅶ 子どもをとりまく悪
あとがき
補論1~3





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