目指せwebで話題の漫画家{漫画日記(3月第3週)}

先週twitterにアップしたナマケモノの漫画が3万リツイートを超えたのがキッカケでとある出版社の編集者の方に声をかけられ先日、打ち合わせをする機会があった。

あの系統の漫画を週一くらいを目安にアップしてフォロワー数を増やしていってフォロワー数が1,5万人〜3万人くらいになったら書籍化できるかもみたいな話をした。

フォロワー数は多ければ多いほどよいし十数万人レベルでフォロワーがいて安定してリツイート数を稼げるようなキャラクターや世界観も持つ漫画があれば、まず出版の企画会議には通ると。

分かりやすいくらいフォロワー数、リツイート数至上主義みたいな感じではあったけど実際にフォロワー数が多く安定的にバズらせる人の出した本が売れているとのことなので「まあ、そういうもんだよな」とは思った。

今の漫画家の売れ方としては「商業媒体で連載されたものが単行本化して売れる」か「ネットでアップされたものが支持を集め単行本化されたものが売れる」か、おおまかに分ければその2パターンあって、後者の場合ネット上にアップしてるうちは原稿料がないというデメリットもあるけど出版まで漕ぎ着けられるくらいのレベルになれば、本が売れやすいという状況がある。なので、それを目指してみるのも選択肢の一つではある(こんなこと書くまでもなく、ここ最近の動向としては当たり前のことをかもしれないけど)。

「Webで話題の漫画家」枠に入ることを目指すなら作風なり画風なりを多少は変更したり、より受けやすい方に歩み寄ったりする必要性もあるとは思うけど、本当にその方向でいいのだろうかという迷いもあるし、できるなら初めからやっているという話でもある。

実際に打ち合わせは身も蓋もない話というか理論は完全に理解できるけど実践的なレベルでは「とりあえず色々試してやるしかない」という、かなり宙ぶらりんな話ではあったし、そういう話しかできない状態ではある。

自分の資質は本当に中途半端というか、メジャー商業媒体に投稿、持ち込みをしていた時期は中々掲載にいたらず、webに漫画を上げるようになってから多少は読んでくれる人が増えたし、Twitterに上げた漫画がバズるという状態も経験はしているけど、コンスタントではないし「webに対応した漫画家」という感じでもない。

ただ、webに漫画をアップしていたことで今の活動基盤を作ることもできたし(オモコロで描くことができたのもtwitterキッカケだし、自分の存在を認知してもらえたのもwebでのtwitterやnoteでという人が比較的多い)バズる→フォロワー増える→書籍化みたいなことを求めなくとも定期的にtwitterやnoteには漫画を上げていきたいとは思っている。

もうちょっと漫画の収入が上がって時間を作れるようになれば、描く時間も増やせるようになって好循環になるはずなんだけど、今すぐは中々難しい。

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あと、webに漫画を上げることについてばかり書いてしまったけど、そういうネット上での反響を度外視したようなものもを自由に描きたいという欲求も強くある。

去年、青林工藝舎から出した『2年8ヶ月』という漫画は連載時に反響がなかった分、好き勝手に描けて、こういう本が出せたことは幸運だったのかもしれない。

それにアックスでデビューする以前から存在を認知していて著作を読んだりして好きだった人(帯を書いてくれた九龍ジョーさん、落語家の立川吉笑さん、批評家の佐々木敦さんなど)が褒めてくれたのも、とても嬉しかった。

『2年8ヶ月』的な漫画をもう一度描きたいとは思っていて、それはそれで結構アイデアが固まりつつある。ただ、描くにしてもアックスでなく原稿料がもらえる媒体で描きたいし、それができる日は中々やってこないかもしれない。

あと次に本を出すなら1万部とか2万部とか数万部単位で売れるような本を一度は出してみたいという欲求も強くあって(みんなそう思ってるだろうけど)、、、、

というかぐだぐだ書きすぎてしまった。

漫画家の人と会って話しても、もっと「我が道を行く」系の人が多い気がする(そんなに会ったことがないのでサンプルに偏りがあるかもしれないけど)。

部分的には考えすぎず思いっきり飛べる人のほうが最終的には何かを成すことが多い気がするので自分も考えすぎずに行動した方がいいかもしれない。

とはいえ、こうやって文章に書くだけで少し気持ちが落ち着いたりするものなので日記を書き始めてよかったと思っている。



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漫画日記

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