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音楽

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音楽についてのつぶやき
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その線は水平線

その線は水平線

「心が震える」

こう思える経験をしたことがあるだろうか。

僕の「心が震える経験」は、西川美和監督の「永い言い訳」という映画をみた、ときだ。

映画が終わって、エンドロールが流れた始めたけど、席を立てなかった。

このまま明るい場所にでてしまえば、自分の泣きさらした顔を、大勢の皆様にさらしてしまうことになる。

言葉では説明できないんだけど、心の奥底から涙が溢れてきて、身動きがとれなくなってしま

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好きな歌詞

を、書き連ねていくためのノートです。

①くるり 太陽のブルース

「大事なことは、忘れたりしないように
どこかで拾った 紙切れに書いておこう」

(2018.1.29追加)

これ、すごいな、と思って。

今の日本のポップミュージックだと、大体、大事なものは、「心に刻んむ」んです笑

心に刻むって、もうね、さぶい
さぶいですね

それよりも、岸田さんが書いたような、書くのは「どこかで拾った紙

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水彩の月

水彩の月

秦基博、「水彩の月」が素晴らしい。

「今、ここ」に立ち現れている事ではなく、まだ言葉にもなっていない、これから現実世界に出現する「かもしれない」思い。

人は言葉を尽くすが、常に言い足りないか、言い過ぎる。ただ、秦はその過不足の中にこそ「かすかな明かり」があると歌う。

人は常にそのかすかな明かりを追い求め、その一生を終えるのかもしれない。

そのひたむきさは、まだ来ぬ人たちへの信認

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「くるり」について

「くるり」について

noteってなんやろ?とまったくわからないまま、とりあえず使い始めてみる。

僕が大好きなバンド、くるりのファンクラブがこのnoteで運営されることになりました。それでnoteなるものを始めて知ったわけです。

noteを始めるきっかけになった、くるりについて書いてみましょう。

一番初めにくるりを知ったのは、中学生の時に偶然試聴したワールドイズマインというアルバムがきっかけです。たしか、1曲目は

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