好きなもので人生埋め尽くされて死にそうです。
まず服が好き。今の季節だと真っ黒なワンピースにいろんなものを合わせるのが好き。カジュアルにしたかったらポニテにして厚底のスニーカー履くのもアリだしサイドゴアブーツもよし。女感出したかったら派手めのパンプスでスヌーピー巻きしちゃう。オシャレする瞬間、みんなは自分のためだとか言うけど私は人のためにオシャレしている瞬間が好き。家族のために友達のためにはたまた他の人のために。その人の隣に立つ自分を想像してニコニコしちゃう。
次に文章が好き。書くのも読むのも好き。つい忙しさにかまけて長いものは全く嗜めていない現状だけど、Twitterの140字にすらときめいてしまう。自分は知らない世界とか触れようとしなかったものを偶然の力でぐんぐん飲み込んでいく。電車の中で、ランチタイムで、ちょっとした待ち時間に、140字も1000文字もいつでもワクワクをくれる。
最後に仕事が好き。報われることなんて９割ないし毎日苦しいし自身の不甲斐なさ未熟さに後悔しかない。でも１割のハッピーがあって、それは上司に褒められたり同期が仕事がうまくいって笑っていたり、クライアントにありがとうと言われた時だったり。明確にカテゴライズはできないけどこの苦しい仕事の中の１割のハッピーのために今日もジャケットを羽織っている。

好きなものがいっぱいで窒息しそうだけど、何もかも嫌いだとか苦手だとかで切り捨てるより「興味はないけどいつかは好きになれそうなもの」としといたほうがいいのかもしれない。好奇心は猫を殺すと言うけれど、好奇心が私を殺すことなんてあるのだろうかとすら思う。何もかも興味を持ってちょっと好きになってちょっと無関心になて生きていきたい。