遭難者に遺した手記


どうやら、私は遭難してしまったらしい。

地上に作られた石の階段。あれが地獄へ繋がっていると言っても、誰も信じはしないだろう。今、この手記を読んでいる君だけが・・・無論、そんな者は現れないに越した事はないのだが・・・唯一、それを知っている人間だ。

数日の間、私はこの洞窟内を調べ歩いた。怪物のいる場所は避けて通るしかなかったが、それでもかなりの部分は捜索したつもりだ。もっとも、この洞窟が果たしてどれ程深くまで続いているのか、私には計り知れないのだが。

結果は・・・まるで徒労だった。ひとつだけそれらしき文章を見つけたが、私にはそれの意味するところがまるで理解出来ない。しかし冒険者よ、君ならその意味が分かるのかも知れない。そう信じて、ここに模写しておく。これがその文章だ。


Sublime Textをダウンロードせよ。hackforplayフォルダの中にあるmain.jsというファイルを、Sublime Textで開くことが出来る。


冒険者よ、君には生き延びて欲しい。

それが私の死に意味を与えるだろう。

身勝手な願いをどうか赦して欲しい。せめて、私の分まで・・・

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