見出し画像

ついにESTAが閉店しました

2023年8月31日
札幌の駅ビルESTAが
45年の歴史に幕を下ろしました。

元々はそごう百貨店が
入っていたビルでした。
私が小学生のころに開業して
母とよく買い物に行ったものでした。

レストラン街にあった四川飯店で
よく中華も食べたものです。

そごうは経営破綻でビルから撤退し、
以後、多数のテナントが入るビルに
生まれ変わりました。
現在までの主要テナントはビッグカメラでした。

私は、そごうが撤退してからも
時折買い物に行っていました。

地下のフードコートで
友達とおしゃべりしたりもしました。

札幌にUターンしてからは、
ユニクロやGUなどで買い物していました。

ステラプレイスという
JRの複合商業施設ともつながっていて、
いつもにぎわっていました。

札幌は最近古くからのファッションビルなどが
相次いで閉店してビルが取り壊されています。
多くは建物の老朽化が原因ですが、
ESTAに関しては新幹線の札幌乗り入れに合わせての
駅周辺再開発のためのようでした。

昨年3月には4丁目プラザという
(かつての)若者向けファッションビルも
閉店して解体されました。

高校生のころ、よくここで服を買っていた私は
とてもショックを受けました。
ESTA閉店はショックというよりは
「寂しいなあ」という感覚が強いです。

札幌の街は再開発されて、
どんどんおしゃれな施設やビルが
できていくのでしょう。

街は変わりゆくものです。

そして、札幌の変化は東京のそれよりも
全然緩やかではありますが、
そうやって、
昭和の色を残す風情あるもの?が
なくなっていくのは、
自分の年齢を感じさせるものであり、
胸に影を落とします。

昨日の営業最終日には
たくさんの人が訪れて
閉店を惜しんでいたようです。

私だけでなく他の人たちにとっても
ESTAは生活の一部だったのだと思います。

新しくできるビルにも、
札幌や周辺の市民の暮らしに密着した
親しみやすい存在になることを望みます。

おしゃれなんかじゃなくて
全然良いですから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?