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ワラジムシさんに愛着が沸く日々

6月中頃に大通公園の植え込みから
5匹のワラジムシさんをお迎えした私。

ワラジムシさんは出産を繰り返し、
今や数えきれない数のワラジムシさんが
我が家で生活しています。

ケージが手狭になってきたので、
少し広いところに
移してあげたいのですが、
最近また生まれたばかりの子がいるようで、
なかなかお引越しが難しく、
先延ばしになっています。

もちろん飼い始めから
かわいいと思っていましたが、
最近、愛着が増し増しになってきました。

ワラジムシさんのお世話の中心は
ご飯の取り換えや増量と、水分の補給です。

ワラジムシさんは乾燥した環境は苦手であり、
適度な湿り気が必要です。

なので私は、
虫かごの蓋を外してサランラップをかけ、
数個の通気孔を開けて飼育しています。

そして、数日に1度のご飯替えの際に
中の湿り具合を見て、
ちょっと乾燥気味だなと思ったら、
霧吹きをかけます。

ワラジムシさんたちは、
水をかけられるのは苦手なようで、
霧吹きをかけると、
そそくさと逃げていきます。
その姿もかわいいです。

ご飯は、枯れ葉と乾燥コーンと
乾燥豆腐をあげています。
枯れ葉が主食なのですが、
殻の維持のためにカルシウムが必要なので、
豆腐をあげているのです
(豆腐にはカルシウムが含まれています)。
乾燥コーンは、
食物繊維の補給ができるので良さそうかなと思い、
あげています。

どちらもハムスター用のおやつで、
亡くなったハムのお供え用をシェアしています。

2,3日でかびてしまうので、
そのタイミングでご飯替えとなります。

私がご飯を替えようと、
ケージにかけているバンダナを外すと、
(注:ワラジムシさんは明るいところが苦手なので、
バンダナをかけて薄暗くしています。)
ワラジムシさんたちは、そそくさと逃げます。

しかし、逃げ切れずにご飯皿の中に
何匹が残るのです。

私はその子たちをよけながら、
かびたコーンや豆腐を
つまようじに刺して出すのですが、
たまにくっついてきて、
敷いてあるティッシュの上を歩きだしたりします。

そういう子が行方不明にならないよう、
さっとティッシュをつまんで、
ケージの中に返したりします。
なかなか緊張する時間です。

枯れ葉は、道端から拾ってくると
排気ガスがかかっていて良くないので、
昆虫飼育用のものをネットで購入しました。

入れておくと、
知らず知らずのうちに食べているようで、
どんどん枯れ葉が小さくなっていきます。

「おおっ食べてるねえ」と思いながら、
枯れ葉を足すのもまた楽しいです。

ワラジムシさんは、
生まれたての赤ちゃんの時から
しっかりワラジムシの体をしています。
色は白いです。

それが少しずつ大きくなって、
体の中心に黒い線が入り、
それが太くなって
だんだん全体が黒くなってきます。

そういう成長過程を経て
大人の完成形の
ワラジムシになっていくさまを見ていると
「立派なワラジムシになったねえ」と
感慨深くなります。

黒々つやつやとしている子を見ると、
栄養が足りているようだと安堵します。

そういう日々を繰り返して、
「ワラジムシってかわいいなあ」と
最近つくづく感じるのです。

前にも書いたかもしれませんが、
ワラジムシやダンゴムシは
根強い愛好家がいて、
海外の珍しい柄のワラダンには、
良い値がついたりします。

私もそういう珍しい子たちを
迎えたい気がするときもありますが、
通販での購入となり、
たいていは遠方から送られてくるので、
到着しているときに
弱っているのではないかと思うと
気の毒でなかなか購入できません。

それに、
大通公園にいたワラジムシさんでも
こんなにかわいいのだから、
それでいいかなという気もしています。

今度は丸くなるダンゴムシさんを
お迎えしたいなと思っています。
以前早くに死なせてしまったので、
今度こそ長生きさせてあげたい。
今なら大丈夫と思います。

ただ、札幌はワラジムシはいるけれど
ダンゴムシは少ないように見受けられます。

ダンゴムシ近所にいるよーという方が
札幌にいたら、
ご一報いただきたいのでした。

雪が降る前にお迎えに上がります。

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