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静岡県 陸上自衛隊板妻駐屯地視察   ~自衛隊の本質は国防~

こんにちは日本維新の会 衆議院支部長(静岡8区)の寺島です

さて本日は日本維新の会の静岡総支部総務会長である岡山さんと共に静岡県御殿場町にある板妻駐屯地にやってまいりました

今回の取り組みは静岡県防衛協会青年部会様の企画によって成立したものになります。このような貴重な機会を作った上お誘い頂きありがとうございます。

担当頂いた広報官の方からは現在の日本及び静岡における国防の構造や各駐屯地の役割や配置について教えて頂くと同時に有事の際の対応のプロセス等について教えて頂くことができました。

静岡はとにかく陸上自衛隊の駐屯地が充実しており、特に総火演で有名な富士演習場もあります。浜松には航空自衛隊の基地もある反面、海上自衛隊の基地はなく静岡は横須賀基地の担当区分になります。

自衛隊の任務

さて改めて自衛隊がもつ任務について確認します。自衛隊の主な任務としては①国防・②災害派遣・③国際平和協力活動の3つが主になります。

特に①の国防については我々日本国民が日々安心、安全にくらしていくために必須のものであり、国防を武力によって担うことができる唯一の組織であることから最も大事な任務といえます。

災害派遣

自衛隊の主要任務の一つに災害派遣があります。私も前職や研究職時代においては自衛隊の方災害対応ではご一緒させて頂く機会が多かったこともありとくに関心がつよいです。

画像にあるように自衛隊が災害対応で出動するには原則として県知事からの要請が必要になります。また要請をだすか、そしてその要請を受理するかの判断は主に「災害派遣にかかる三要件」によってきめます

①緊急性 :緊急性が十分に高いか(人命が関わっている等)
②公共性 :一部の人に限らず公共の利益を損なう状況か
③非代替性:自衛隊以外では対応ができない内容か(現地の住民や企業、消防団等で解決できない内容か)

この原則は日本国民としてしっかり理解しておく必要があります。というのも自衛隊任務の本質は国防であり外敵から国民、国土をまもることにあるからです。そのため災害対応はサブ任務であるともいえます。もちろん本当に必要なときは迷わず災害対応要請を出す必要がありますが、まずは原則として自衛隊にたよらず自分たちで対応することを模索する必要があります。本当に最後の頼みの綱として認識しておくのがいいでしょう。

そんなこんなで日本の国防や災害対応について従事た内容を学ばせて頂きつつその後は隊員の皆様とともにおいしい食事を頂戴しました。(駐屯地内の写真は訓練風景ふくめ防衛機密扱いのため掲載できず)

最後にですが、私自身祖父が海上自衛隊に技術士として任務に従事していたこともあり幼少期より武術、工学、国防に関する英才教育?をうけて育ちました。そういった経緯もあり特に国防についてはとても強い関心をもっています。現在政治や国民理解として色々と物議をかもすことの多い自衛隊ですが、改めて日本の国防を直接的に唯一担える組織であり、私達国民と国土を防衛している組織であることを強く認識し、彼らが日々充実した訓練を行い続けることができる状況(つまり戦争のない平和な状況)を目指すべきではないかと改めて心に強く思った次第です。

なので寺嶋としては個人的には政治家になった人はもれなく一定期間、自衛隊の訓練に参加する義務をおうなどするのもよい取り組みだと思います。そしてしっかり国防とはどういったことを体得してもらいたいと思います。もちろんその場合、私は真っ先に参加することをお約束します。

実際お金を支払うことによって企業研修の一環として自衛隊で訓練するなども行われているそうですし

そんなわけで改めて国防や災害救助について学ばせて頂きました板妻駐屯地の皆様ありがとうございました

ではまた明日!!

今回の視察に参加した静岡県防衛協会青年部会の皆様


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