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「試せる日本」を作るために政治家の道へ

皆さんこんにちは日本維新の会衆議院支部長の寺嶋です。この度学生時代に創業し8年間継続してきた不整地産業機器の開発・製造を行うCuboRexの代表を退職し、今後は政治家を目指して活動することとしました。

本記事ではどういった思いと経緯で政治家を目指して活動していくことにしたのか。そして今後どういったことをやっていくのかについて本記事で熱く語ろうと思う。
ちなみに前職をやめた経緯等についてはこちらに記載しています。

私自身のことについてこちらに記載しておりますので(かなりの長文なのでご注意)気になる方はこちらをよんでみてください。

政治家として実現したいこと

創業したCuboRexを退職し、今後私が政治家としてやりたいこと、実現したいこと それは

「試せる日本」

を作ることだ。現在の日本においては規制や既得権益の固定、試すことへの理解不足もあり、新たな産業が育ちづらい状況にあるように考える。私自身
技術者としても各種製品開発をする際において、ものづくりをすることは日本は素晴らしくてもそれを「試す」ことについて大きなハードルによって阻まれることが多くあった。この試すことが難しい状況を打破しなくては今後の日本の未来はないと考え、そのために今後どのように活動すべきかについて考えた末に政治家として「試せる日本」を実現するために活動する決心をした。

この試せる日本の実現にはテクノロジーや産業に関することだけでなく、各種政策に関することも含まれている。

政治家を目指した背景

前職において雪国でも使える電動の小型モビリティとして CuBoard を開発していた。

雪国においては積雪時における移動手段として個人が利用できる移動手段が自動車のみに限定され、渋滞の多発や移動手段がなくなることによる生活水準の低下があった。私自身学生時代は新潟に住んでおり雪国での移動課題に直面したこともありこちらのプロダクトの開発を行った。詳しい背景については下記の記事に記載している。

ただプロダクトを開発し、営業やデモ活動をすすめる中で多くあった声が「現在のルールで使えないから駄目」という言葉だ。さらに実際に運用する中で通報されたこともある。あまりにも多くの方からそういった言葉をもらうものだからなんとか公的に試験運用ができるようにしたいという思いで当時経産省で行っていた規制のサンドボックス制度に応募した。その時の詳細については下記の記事で記載している。結果的には「現状のルール的に駄目だから駄目」という結果になり、現在の仕組み・ルールに対して大きな失望を覚えた。

他にも新しい取り組みを始める際に関係者「全員」の合意を得る必要がありその合意形成がとても難しく、試すということが難しい局面を何度も経験した。そういった中でここ数年は会社としての成長を優先するためにも「既存の法規制や国民感情に抵触しない」用途での製品開発を行ってきて会社は成長することができた。しかしながらこのままでは現在の規制環境下でしか活躍できないものしか作れない危機感を感じて直接的に法規制をアップデートできる政治家をめざすことにした。

どのようにして「試せる日本」を実現するのか

政治家として実際に試せる日本を実現していくためにどのような取り組みをしていくべきか以下の三点をあげる。

事前規制から事後チェックへ

日本は国際的にも事前規制が強い国であるとされている。もちろん事前に規制をすることによってリスクを低減し私たちは安心して外を出歩き、食事をし生活することができるなどメリットがある。しかしながら事前規制が強すぎると新しいことを試し、よりよい未来を継続的に実現していくのが難しい。そこで比較的リスクの小さいものについては事後チェックによって問題が起こったときなどに適切に対応する方向で向き合う方向ですすめるようにする。

小さく試し、大きく実装

試すこと自体は内容にもよるがリスクとコストのかかる行為である。そのため可能な限り十分な成果を得つつも小さく試すことを推奨し、試行回数を多くもてるようにする。ここでいう小さく試すとは例えば革新的な政策や行政システムなどいきなり全国で展開するのではなく一部の自治体のみで実装し、政策やシステムのあら出し、オペレーションのチェック、国民への理解促進などを行う。その後にアップデートを行い、アップデートされた内容を全国に展開することで不必要なトラブルや手戻りについて回避しつつ着実にアップデートを行っていく。また小さく試すことを心がけることによって試すための過剰な事前調査、審査、許認可を減らせるなどのメリットがある。
理想としての姿はあれどそこに至るみちが現実的ではない困難が多いケースがある。そういった際などただとどまるのではなく、可能な限り今できる小さな1歩をみつけそれを踏み出しその結果について議論を重ねまた一歩を踏み出すなど着実に進める体制、仕組み、考えが重要である。

試すことへの国民理解の増進

最後に「試す」ことへの国民理解が挙げられる。どれほど制度やルールを改めようと国民が「試す」ことに対して理解がなくてはならない。今私達が安心・安全に暮らせるのはそれが安心・安全であるかを試して検証した人たちが過去にいたおかげであることを理解し、今後も豊かで安心・安全に暮らしていくためにも試し続けることが重要であることを国民の皆様へ理解をただしていく。

このようにいうと「試す」ということが難しいように感じられるかもしれないが実はそんなことはない。普段の私生活の中で例えば新しいスマホアプリを試してみよう。これまで行ったことのないお店に行ってみよう、新しい調理方法を試してみようなどそういった身近に試し、発見しより自分が豊に暮らせる方法を模索することもとても大切な「試す」という行為である。中には試した結果失敗することもあるかもしれないが、そういうときこそ大きな気付きが得られるはずでありそういった経験も含めて大事にしていけるようにしたい。

なぜ日本維新の会なのか

8月17日に日本維新の会の衆議院支部長に就任したが、そもそもなぜ日本維新の会で活動しようと思ったかについて説明する。ちなみに以下の動画は就任が公表された際の会見動画である。

私自身これまで述べてきた思いもあり政治家として自身が活動することは考えていた。しかしながらどこの政党でやるか、どの議員からなどを明確にすることはできなかった。そこで政治関係に詳しい友人や知人等に相談する中で「試せる日本」を実現するのであれば現在の与党ではなく自分自身の考え、方向性と近くその上で今後実現する可能性が高いと感じる点の多かったまさしく「ベンチャー政党」といえる日本維新の会で政治家として活動する意向を固めた。

なぜ浜松からなのか

 2022年度において浜松市が実施するファンドサポート事業の採択を株式会社CuboRexとしてうけた。

そこで私自身2023年1月まで実際に浜松にすんで浜松市との連携のもと浜松市のものづくり、不整地産業に貢献するためにも前職であるCuboRexにて事業活動をしていた。例えば下記の動画は浜松で事業を行っていた際に地元三ヶ日のみかん農家さんと協力して行った既存農業機械との性能比較を行ったときの実験映像である。

浜松での事業展開の中で浜松市がもつ魅力にふれ、とくに「やらまいか」と言われる浜松の挑戦を後押しする気風など今後の「試せる日本」を作るための起点となる場所として浜松が適しているのではないかと考えた。

そこで、浜松市が含まれる静岡8区を希望地域として日本維新の会の公募に応募し、党本部からもその想いを汲み取っていただき支部長に就任させていただきました。

実際に今後取り組みたいこと

・より試せる日本を作ること

試せる日本をつくっていくためにも私自身も今後の政治活動を通して試していく予定である。

・スタートアップ支援

日本が今後より豊かになっていくために新たな産業の創出・育成のためにもスタートアップの支援が必要である。その際に本当に必要とされるスタートアップの支援内容を精査し、また審査やその後の報告書の提出などスタートアップにとって支援を受ける前後で重い作業になりやすい業務などについての削減にも取り組む。

・研究開発内容の社会実装

今後日本が科学技術立国として世界に対してリードしていくためにも日本の科学研究費の予算が削られ続けている状況に対して歯止めをかけ、さらに研究者たちがより研究に専念できる状況をつくっていく。その上で高専や大学等の研究開発内容の社会実装をおしすすめ、新たに使える資源を開拓し国力の増強をはかる。

・教育の改革

これまでの教育は大量生産的に一定の知識、学力を備えた大量生産方式的な教育の側面が強かった。今後は全体を通して一定の知識、学力を有しつつも子供たちがよりそれぞれの特性にあわせ、可能性をひきだせる教育を行っていけるよう働きかけていく。

・若者の政治参画の後押し

選挙とは未来のよりよい政治をつくっていくために行うものである。だからこそ未来の長期に渡って活躍する若者にはより一層政治、選挙に関わってもらえるように働きかけていく。

目指す「試せる日本」あり方

最後に自分なりに思う「試せる日本」の状態について述べさせてください。私が目指す「試せる日本」のあり方というのは

世界に先駆けて日本で実装された技術やサービス、政策があり諸外国がそれを参考にして自国に取り入れている

そういった状態を作ることです。現在日本で作られ実装されているものの多くは海外で原型となるものが作られ、それが日本において改良されたものです。もちろん日本において世界に先立ち開発された技術はあるが日本から世界に先駆け実装された事例は少ない。そういった状態を打破し日本で開発された技術がしっかり日本で試し世界に対して提供できる価値となれるそんな「試せる日本」にしていきたい。

もちろん技術だけでなく政策についても海外事例や過去事例だけに依存するのではなく今後の未来を見据え必要と思われる政策を試し、その結果を諸外国が参考とするような状況を積極的に推進したいと考えています。

私は日本という国がとても好きです。それは諸外国を回った上で特に強く思います。日本ほど安心、安全で明日死ぬ心配をすることなく暮らせる国はほぼ存在せず、誰もが教育をうけることができ、行きたいと思った大学にがんばれば誰もがいくことができる。仕事もより好みをしなければほぼ必ず存在する。私はそんな日本がすきであり今後も素晴らしい日本であってほしいと思う。そんな日本であるからこそ明日の心配をせずに「試し続ける」ことがこの国でできるのではないかと思う。私は今よりも素晴らしい日本と世界をつくりたい。そのためにも国民一丸となって「試せる日本」を作っていきたいと思う次第です。

協力依頼

長文を読んでいただき本当にありがとうございました。最後にもう少しだけ、お願いしたいことがあります。

私が挑戦を予定している選挙区は静岡8区といい、浜松市の中区・東区・南区が該当します。

静岡県全土には日本維新の会所属の国会議員がいないだけでなく、実は浜松には所属する市議の方も県議の方もいません。

加えて、次回の衆議院選挙に静岡8区からの出馬が予定されている、自民党の塩谷議員も立憲民主党の源馬議員も実績は抜群でとても手強い候補です。

維新の会の地盤が盤石ではない地域で、政治経験が皆無の私がベテランのお二人と一緒にこの国の未来を語り、地域・日本の代表に選んでほしいと訴えることはとても無謀なことかもしれません。実際に静岡8区で出馬を検討していると周囲に相談した際には、別の選挙区からの挑戦を進める方もいました。

しかし、私は挑戦の風土が根付く浜松から「試せる日本」を目指していきたいです。政治経験は0ですが、必ずいつかこの地域から旗を立てるべく、一生懸命頑張ります。街頭活動などの際に見かけましたら、ぜひお気軽にお声がけをお願いいたします。

本記事をよみ少しでも「試せる日本」を一緒に作りたいと思った方は下記の入党申し込みとボランティア参加について協力頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。

党員申し込み

ボランティア参加申し込み

ジャンク入れ

試し続けることこそ最もリスクの少ない状態である

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