てらやま、

将来は岐阜をファッションを支える街に ハタチ

私のnoteを読んでくれる方がいると知ったので、またちゃんと更新していこうと思いましたやるぞ〜

生地の耳に穴が開いてる理由

服飾高生だった頃に教えてもらったことの1つに、生地の表裏の判断がある。

生地の耳にはちいさな穴が開いていて、その穴の向きによって表か裏かが分かる。当時は、上から下に針で刺した方、つまり凹側が表だと教えてもらった気がしていたが改めて調べてみたところ凸側が表らしい。

生地の耳に穴が開いている、ということになんの疑問も抱かずそういうものかと思っていたが、整理加工を行う工場を見学したことで、その真相に

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アパレル販売を辞めてアパレル販売を始めた話

「店長、私、ここのバイトを辞めたいと思ってます!」
緊張のあまり、前振りもなく唐突にそう言い放った。

高校三年生の時、オープニングメンバーとしてアパレル販売のアルバイトを始めた。無事に採用され、カジュアルファッションを取り扱うチェーン店のアウトレット形態の店舗に勤めることになった。家からも近いし高校生でアパレルバイトができるなんて、と意気込む18歳の私。その時から丸2年が経ち、ついにそこでのバイ

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大学の片隅、美味しい時間

ランチの予約を入れた日だから、買ったばかりのお洋服でちょっとおめかしな月曜日。退屈な授業が終わって向かった先は、大学内のとあるゼミ室。

シェフは「寝坊した~」と言いながらふらりと現れた。いつもの調子で彼は会話に冗談を交えながらも、調理台の前に立つと美しい慣れた手つきで調理を開始した。

“ラボ's キッチン”の名で1か月ほど前から始まったパスタランチ。同じ学部の友達である彼が振る舞うその料理は、

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織機の音、胸の高鳴り  「翔工房日記」

他にも書きたい記事はあるが、とにかくこの興奮を留めておきたい。

朝寝坊な今日、朝食の後片付けを始めようかとぼんやりしていた時、足立さんからの着信があったことに気が付いた。すぐに掛け直したところ、「今から織りつけをやる」とのこと。自分の生地が織り上げられるところなんて絶対に見逃すわけにはいかない。と、慌てて私は寝ぼけ眼のまま機屋さんへと車をとばした。

到着すると既に0.5mばかり織りが進んでいた

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