見出し画像

旅の組み立て方|日本を離れる友達と『伊根・天橋立』ふたり旅

10年来の友人が、6月に中国に引っ越すことになった。家族の事情で転居するので、次に会えるのは何年後になるか分からない。

「引っ越す前に、会いに行くよ!」

仕事の都合で、京都に滞在できるのは土曜日と日曜日の2日間。土曜日か、日曜日か、どちらか予定の合う方で旅程を組もうとしたが、京都駅からの移動を考えると、いっそ泊まりにした方がゆっくり観光できそうだ。せっかくの機会なので一緒に小旅行に行こうという話になった。

行き先は、私からの提案で、天橋立を含む舞鶴方面になった。少し前に、同僚が舞鶴の伊根町に遊びに行くという話を聞いて、行きたい気持ちが高まっていた。

以前、相席食堂で野生爆弾・くっきーさんが伊根町を訪れた回が、とても面白くて、すごく印象に残っていたが、実際に訪れるタイミングは、なかなか無かった。今回は、友達が車を出してくれるということになり、またとない機会だ。

京都までどうやって行こう?

神奈川県の自宅から京都駅へ行く方法はいくつかある。高速バスは体力的にしんどいので、私の中では飛行機か、新幹線の二択だ。

飛行機の場合

  • 羽田空港〜伊丹空港 飛行機 / 所要時間:65分 / 1万2千円前後

    • 60分前に空港に到着しておきたいので、待ち時間+60分

  • 伊丹空港〜京都駅 バス / 所要時間:50分 / 1,340円

自宅からの移動も含めると、京都駅到着まで約3時間半弱。かかる費用は1万5千円弱。先得や貯まったマイルを使うことで費用を抑えられるが、新幹線よりもトータルの移動時間がどうしても長くなってしまう。

新幹線の場合

  • 新横浜駅〜京都駅 新幹線 / 所要時間:約1時間50分 / 13,500円

    • 新幹線の場合は、20分前に駅につけばOK。待ち時間+20分

自宅からの移動も含めると、京都駅到着まで約2時間半強。かかる費用は1万4千円前後。飛行機に比べて、特別安いというわけではないが(時間帯や予約タイミングによっては飛行機の方が安い)、1泊2日という短い日程の旅行では、トータルの移動時間の方が重要だ。というわけで、今回は往復新幹線を使うことにした。

今回予約したチケット

えきねっとで購入
往復27,000円
4/23(土)新横浜(8時00分)→京都(9時57分) のぞみ81号
4/24(日)京都(19時1分)→新横浜(20時57分) のぞみ48号

どこに泊まろう?

往復の交通手段が決まったので、次は宿だ。

  • せっかくの旅行なので予算は一人2万円前後

  • ゆっくり過ごしたいので夕朝食付き

  • 海に近いことだし、海鮮メインの料理が食べたい

  • 温泉があると、なお良し

  • 高級宿でなくても良いが、クチコミ評価がある程度高いところがいい

いくつか候補を出し合いながら、天橋立近くの海鮮の美味しそうな宿を見つけた。

一泊二食付きで2人で40,200円のところを、京都の企業に勤める友人が会社の補助制度を使って予約してくれたおかげで、数千円程度お得に予約することができた。

事前の情報収集

今回も旅行好きの元上司(異動で”元”になってしまった)に、舞鶴方面のおすすめ情報を教えてもらった。

ワイナリーだが、ランチビュッフェがおすすめだそう。

晴れた日の伊根町の遊覧船は、写真を見せてもらったが、すごく気持ちよさそうだった。

寺社仏閣が好きということで、おすすめの神社も教えてもらった。

決めた旅程は以下の通りだ。

(1日目)

  • 10時頃 京都駅で友達と合流

  • どこかでランチ

  • 17時頃 天橋立『鳥喜』にチェックイン

(2日目)

  • 天橋立『鳥喜』で朝食を食べる

  • 伊根町観光

  • どこかでランチ

  • 18時過ぎ 京都駅で解散

伊根町は、天橋立よりも奥にあるので、2日目にしようとなった。天橋立の観光タイミングなどは、天候次第のところもあったので、ランチ候補のお店や観光スポットなどの情報は集めておきつつ、プランはほとんど決めずに旅行当日を迎えた。

旅の10枚

ドライブがてら立ち寄った『旧質美小学校』ではランチとお買い物を
天橋立といえば、股のぞき!
天橋立ビューランドへは、リフトで行ける
舞鶴赤レンガパークは、横浜の赤レンガ倉庫よりもコンパクト
宿泊した『鳥喜』はアットホームな雰囲気の旅館だった
天橋立『智恩寺』でおみくじを。今年2回目の大吉
トンビの迫力がすごかった『伊根湾遊覧船』
伊根町の景観。波はほとんどない
『ギャラリー二条陣屋 ヴィンテージ美術館』では、北欧の可愛い食器や家具、雑貨たちに悶絶した
ふらっと立ち寄ったカフェでは、抹茶プリンをサービスしてもらった

海外旅行を含め、何度となく一緒に出かけている友人なので、阿吽の呼吸に近い何かがある。彼女との旅行の場合は、細かくプランを立てなくても何とかなる。今回も行き当たりばったりだったが、振り返ってみると、いい旅行だった。

次に会えるのは何年先になるか分からないが、また一緒に旅行できるのを楽しみにしよう。

この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?