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旅の組み立て方|祖父母に会いに『沖縄本島』へ

沖縄に住む祖父母は90歳を超えている。

長生きしてほしい反面「次会えるのはいつかな」「また元気に会えるかな」と、去り際に少し不安になる年齢だ。
こんなご時世ということもあり、約3年ほど祖父母に会うことができなかった。その間に、祖父は体調を崩していた。状況が落ち着いてきたこともあり、沖縄に行くことを決めた。

チケットの手配

久しぶりの沖縄だから、会社を休んで3泊4日にしよう。JALの早割で以下のチケットを手配した。

  • 行き:金曜日 羽田8:15発 → 那覇11:00着 9,410円

  • 帰り:月曜日 那覇20:05発 → 羽田22:15着  13,710円

行きは、金曜日の中で価格の安い便を選んだ。頑張って早起きする必要はあるが、お昼前に着くからランチも那覇市内で食べられそうだ。
帰りは、仕事の状況が読めないこともあり、テレワークすることも念頭においた便にした。日曜日のチケットを取ることも考えたが、値段が高いのでやめた。月曜日の夕方まで仕事をして、それから空港に行けばいい。上手く調整できれば、休める可能性もある。

滞在中の予定を組む前に、まずはチケットを取ったことを沖縄に住む親族に伝えた。2日目と3日目は、従兄弟たちの仕事が休みということもあり、車で島内を案内してくれることになった。
祖父母宅は、電車で行けないエリアなので、2日目に車で一緒に行くことにした。

どこに泊まろう

一人旅だし、泳いだりもしないので、リゾートホテルである必要はない。レンタカーを借りる予定もないので、ゆいレールの駅から近いホテルを選ぶことにした。

何度も行っている沖縄なので、泊まったことのないホテルに泊まりたい。駅近で国際通りに近く、まだ新しい『アルモントホテル那覇県庁前』を選んだ。素泊まりのプランにして、朝ごはんはどこか近くのお店で食べることにした。

3泊ずっと同じ宿だと、朝ごはんのネタに尽きるかなと思ったので、1日はおもろまち駅の近くに宿を取った。
おもろまち駅付近は、新都心と言われるエリアで、DFSがあったり、大きな商業施設があったりする。親族の家が近いこともあり、よく利用する駅だ。国際通り付近よりもホテルが少ないので、無難に以前宿泊したことのある『リブレガーデンホテル』を選んだ。近くでモーニングを食べた記憶がなかったので、朝食付きのプランにした。

沖縄そばが食べたい

沖縄は小さい頃から何度となく行っているので、観光をするというよりは、食べたいものを起点に行動することが多い。
数ある沖縄料理の中でも、特に好きなのが、沖縄そばだ。

沖縄に行ったら、沖縄そばは欠かせない。

1日目のランチは沖縄そばにしよう。国際通りに行けば、きっと沖縄そばのお店があるはず。特にどのお店とは決めず、当日Googleマップで調べながら行くことに決めた。

ちょっといいご飯が食べたい


沖縄は沖縄料理だけじゃない。

沖縄を訪れるたび、地元の人がデートで行くような、雰囲気のいいレストランに行く。
前に一度ふらっとカフェレストランに入ったことがあり、隠れ家的な雰囲気も、料理の盛り付けも、とにかくセンスが良くて「沖縄にこんなお店があるのか」と感動した。それからというもの、沖縄の素敵なお店探しが好きになった。
上手く説明するのが難しいが、東京の青山に一人で行くようなパリッとした感覚ではなく、隠れたビストロに一人で行くような感覚だ。

今回は一休で見つけた『café h』を予約した。アルモントホテルからも徒歩圏内だし、どの料理も美味しそうだ。

ここまで決まったこと

(1日目)

  • 11:00 那覇空港着

  • ホテルに立ち寄って荷物を預ける

  • 12:30 国際通りで沖縄そばを食べる

  • 自由時間

  • 18:00 『café h』で晩御飯

  • アルモントホテル那覇県庁前に宿泊

(2日目)

  • モーニング

  • 10:00 従兄弟と合流

  • アルモントホテル那覇県庁前に宿泊

(3日目)

  • モーニング

  • 11:00 従兄弟と合流

  • リブレガーデンホテルに宿泊

(4日目)

  • ホテルでモーニング

  • 自由時間(テレワークの可能性あり)

  • 19:00 那覇空港着

  • 20:05 那覇空港発

沖縄観光について情報収集

従兄弟から「どこか行きたいところある?」と、LINEが届いた。正直何も考えていなかったので、慌てて自由時間の予定を決めるのに情報収集をした。

イベント情報を日付で検索

メジャーな観光地はだいたい行っているので、滞在中の日程で開催されているイベントを探した。イベント情報がまとまったサイトがあるので、この中から興味のあった「壺屋やちむん通り祭り」「沖縄国際カーニバル」のどちらかに行きたいとリクエストした。

沖縄では、一年中どこかしらでお祭りやイベントが開催されている。屋台では、料理が見たことないぐらい積まれていて、何を食べようかワクワクするし、エイサーを見るのも好きだ。

新しいスポットを検索

しばらく沖縄に行っていなかったので、最近オープンした施設をネットで調べたところ、DMMかりゆし水族館がオープンしていた。ここは3日目に自由時間ができた時の候補として、ストックしておくことにした。

旅好きのアドバイスを受ける

旅好きの上司は、北海道だけでなく、沖縄にも詳しかった。(釧路旅行の時も、色々とおすすめ情報を教わった。)

おすすめしてもらったのは2カ所。金武町にある『キングタコス(通称キンタコ)』と、浦添市にある『ブエノチキン』だ。どちらも、ゆいレールで行ける場所ではなかったが、従兄弟が浦添に住んでいたこともあり、土地勘のありそうな『ブエノチキン』をリクエストした。

地元民のおすすめを聞く

同僚からは、『奥武島(おうじま)』と言う場所を教えてもらった。天ぷらが安くて美味しいそうだ。これもまた、ゆいレールで行けない場所だったので、従兄弟にリクエストした。

(まとめ)従兄弟へのリクエスト

  • 「壺屋やちむん通り祭り」「沖縄国際カーニバル」のどちらかに行きたい

  • 浦添で、ブエノチキンが食べたい

  • 奥武島で天ぷらが食べたい

旅行本番

最終日以外は、予定通りに進んだ。

1日目の自由時間は、国際通りから少し路地裏に入ったところを散策したり、DFSで買い物をしたりした。

2日目は、従兄弟たちと陶芸体験のあと、ブエノチキンを食べて、祖父母にも会うことができた。

3日目は、奥武島へドライブし、揚げたての天ぷらを食べた。

中本鮮魚てんぷら店の「もずくの天ぷら」

4日目は、DMM水族館へ行こうかと思っていたが、従兄弟が教えてくれた『サンエー浦添西海岸 PARCO CITY』へ向かった。まだ出来て間もないという。
天気が悪かったこともあり、宿泊先からすぐのおもろまち駅前からバスで行ける気軽さがちょうどよかった。

ショッピングセンターでは、ポップコーンを買って映画「エターナルズ」を見て過ごした。普段ゆっくり映画を見る機会は意外とないので、好んで旅先で映画を見る。沖縄らしい過ごし方とは到底言えないが、「その時ちょうど始まる映画」という、おみくじのような選び方をするのも、こんな時ぐらいだ。

今回は従兄弟のおかげで、行きたいところに色々と連れていってもらえたし、祖父母にも会えた。
また来年の秋頃にでも、たくさんお土産を持って沖縄へ足を運ぼうと思う。

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