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九州コミティア8に家族連れで一般参加した話

九州コミティアの存在を知ったのは開催される1か月ほど前。
私はフリーランスの何でも屋みたいなデザイナーだが、これからはイラスト・漫画をより多く発表したいと思い、入ったコミュニティでその存在を知った。

どうやらオリジナル作品のみの同人誌即売会で、漫画の持ち込みができる「出張編集部」があるとの事。
出版社のリストを見ると、たくさんの編集部や企業がズラリ。
ほとんどが知らない名前であったが、とても興味が湧いた。

かつて私は小学校の頃、「ちゃお」に何度も漫画を投稿し、すべて「Cランク」という最低ランクキラーであったからだ。

当時は漫画の持ち込みといえば直接東京の編集部に行くくらいしかなかった。
もしくは賞の応募。
応募するとプレゼントとして漫画家さんの原画コピーをいただけた。
それは小学生の私にとってものすごいいい意味でショックを受けた出来事だった。
それからはなかなか漫画作品を最後まで仕上げることが困難になり、賞に応募することはほとんどなかったのだが、そのころを思い出した。

インターネットやメール、SNSの発達が凄まじくとも、こうしてその場で持ち込みできるイベントがあるとは!

しかし私は自分の作品がない。
しかも4人の子連れ、5人目妊娠中での参加のため、今回は視察ということで一般参加してきました。

夫にもなんとかと話して、ついでにワーケーションのように1泊し、家族の時間も楽しむことにした。

私は嬉しくなり、旅行プランを練りに練り、祝はく予約し、当日のタイムスケジュールまで作りワクワクして待っていた。

楽しみにしていたのだが、なんと前日まで夫はそのイベントと泊まりの予定をすっかり忘れていた夫は仕事を普通に入れていた。ガビーン…

宿泊はキャンセルし、日帰りになったけどなんとかイベントには参加できた。

会場に着くと、パンフレット購入がチケット替わりということで、
(未就学児は無料)
3冊購入。3人は未就学児のため無料。

そこには思い思いで創作した作品を並べるクリエーターさん。
うわぁ~1つづつゆっくりまわりたい…!
が、未就学児3人を含む子供4人は目が離せません。
なので頼りは夫なのだが…

一番心配していたのは「子供達の飽き」。
子供につきあっていれば、私は見て回れない。

しょっぱなから夫は私のスマホを持って迷子になってしまった。
それとも私が迷子になったのか。(きっと後者)
れ、連絡取れない…

子連れで連絡が夫と取れないと、私は何もできない。
なので必死に探すというタイムロスが発生してしまった…。

唯一救いというか、意外だったのは「物販」も多かった。
それぞれのブースにはオリジナルグッズも売っていて、可愛いキーホルダー、ぬいぐるみ、ハンドメイド作品などもたくさん並んでいた。

ハンドメイド大好きな私にとってはそれも楽しめた。
子供にはそれぞれお小遣いを渡し、好きなものを買ってもらうことにした。

それが子供達はどうやら楽しかった様子。
とりあえず楽しんでくれたようで良かった。本来なら近くの室内遊園地や公園も予定していたのだけど、泊まりではなくなったのでイベント参加のみで子供にとっては完全に親の都合に振り回された一日になってしまった。

そしてもうひとつ、どうしてもここに来たかった理由に同コミュニティで知り合ったあんこさんも同じようにコミュニティでこのイベントを知り、それから作品を仕上げ、持ち込みするというのだ!!

しかも同じく4人の子連れママなのに、どこにそんな時間が?
い頃のルーティンが同じ4人ママとして想像できない人は初めてだ…。

それも大変気になっていたし、お会いしたかった。

実際に持ち込みをしているあんこさんにはとにかく驚きの連続で…
夫も同行しておらず、完全にワンオペで4人の子連れでも持ち込みに来ていた。
何か手助けしたかったがこちらも4人が騒ぐのであまりお力になれず。

そして後日あんこさんはnoteに超有料級な記事を上げていました。いつか有料にしてはどうか?というくらいのクオリティ。

持ち込みについては、ここでものすごーく参考になるので是非読んでいただきたい!!

ただここにも書かれているように、編集部の真ん前が、ブースのいわゆるエロティックゾーンで我々子連れには少々いたたまれない場所となっていた。
なので実際は私もあまりそのあたりをじっくり見る事はできなかった。

グッズ作りと、自身のIPであるキャラクターの認知も含め、来年は参加したい!と強く思いました。

私の創作推しキャラ「クレラビ」

子供達も可愛い買い物ができて満足だった様子。
そしてここには画材屋さんも数店舗あって、そこを子供と見て回るのも楽しかった。

そこでGETしたのは水彩の筆ペンセット。(後日ネットで購入。)
試しが気をたくさんさせてもらい、娘が以外と上手に使いこなしていたので買う事に決めました。

4人の子育てをしていると、こんな本格的な画材を見たり試し描きする事はないので、いい機会でした。

実際に絵描きさんが画材を使って作品を作り上げるライブペイントなども催されていて(子供がいやがりぜんぜん見れなかったのだが)良い刺激になりました。

やはり子連れが少ないイベントなので、家族がゆったりできるようなスペースはなかったのだけど(会場は広い!)、我が家の場合十分楽しめました。
めっちゃ疲れたけど!

また来年は、参加者側として行けたらいいなぁ(夢)


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