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『転職の思考法』 読んだので感想。転職考えてる人にもそうでない人にもオススメできる...

『天才を殺す凡人』の著者、北野唯我氏の一冊。

友人に勧められて読んでみたのですが...

素晴らしい_(:3」∠)_

特に「それな〜〜〜〜〜」と感じた以下の3つをこの投稿では紹介してみます。

・自分の会社の商品やサービスに誇りを持てるかどうか
・仕事の楽しさは「緊張と緩和のバランス」が決める
・自分に「ラベル」を貼り、コモディティから脱出せよ

自分の会社の商品やサービスに誇りを持てるかどうか

常に自問したい問い。仕事を楽しめるか、の大前提..!

「自分が信じていないものを売る、これほど人の心を殺す行為はない」

本の中のフレーズで、だいぶ刺さる。

自分は営業ではなくエンジニアですが、
自分が「良い」「価値がある」と思えないプロダクトを開発/運用するのは楽しくないし、自発的にプロダクトを良くしようとする動きは生まれないので、この前提はどの職種にも共通な気がします。

今誇りを持てていない場合、
転職するのか今いる場所でどうにかするのかは人によりけりだと思いますが、いずれにしろ心が死なないように行動せねばですね…!

仕事の楽しさは「緊張と緩和のバランス」が決める

「弱い敵だけでは人間は、飽きを感じる。一方で、強い敵ばかりでは、人間は疲弊してしまう」

ザコとボスの繰り返しの中で主人公が強くなる、というRPGの楽しさの一つは仕事にも当てはまるところがあって、常に『倒せそうで倒せない』環境でこそ人は成長するし、楽しさを感じる、という話にかなり納得しました。
以下引用。

「人には 、自分に合った 「緊張と緩和のバランス 」が存在する。 「緊張と緩和のバランス 」が適切かを見極めるには 、

・この半年の間に強い緊張を感じた場面を書き出してみること

悪い緊張が 1 0以上ある →職場を変えたほうがいい
いい緊張が三つ未満 →より難しい業務ややったことのないことに挑戦する」

 ※良い、悪いは主観で良し。目安としてその緊張が「社内からもたらされたもの」か「社外からもたらされたものか」に注目すると良し。社外からのものは良い緊張であることが多い。

自分に「ラベル」を貼り、コモディティから脱出せよ

容易に代替可能な存在になんてなりたくはない... けど気が付けば惰性の川に流れていってしまうのが常です。辛い。
けれども、
例えば自分の好きなこと、苦にならないこと、理想をもとに自分の「ラベル」「キャッチコピー」を考えて自分に貼ってみる。そして、それを基準に仕事を選びキャリアも進めていけば代替可能な存在から脱却していける...

という感じの話があって、これは本当に確かにな~と感じて、自分のラベルはナンジャラホイと考えさせられました。

面白い人間に、なりたい..!
以下引用。

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結び

「いつでも転職できるような人間が、それでも転職しない会社。それが最強だ」
「本当に優れた会社には、勝手に人が集まってくる」
「他の誰かが作った船に後から乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いなんだよ」

等々、今回の投稿で取り上げた3つ以外にもウンウンと頷ける内容はもりもりありました。

『天才を殺す凡人』と同様、ストーリー形式で読みやすいのですぐ読み終わります。

転職考えてる人にもそうでない人にもオススメ。

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