#1703 教師も子どもも頭がパンクする
私は教師として、日々学び続けている。
教育書や教育系音声配信サービスで、毎日のように学んでいる。
そのせいか、「理想」が高い側面がある。
目の前の子どもたちを見て、「欠点」ばかり見つけてしまう。
そして、「理想」に近づけるため、あらゆる手法を繰り出すことになる。
その手法は、毎日の「学び」から得ているものを活用している。
特にこれまで膨大な量の教育書を読んでいるので、あらゆる手法が思いつく。
それらを駆使し、子どもたちの「欠点」をなくし、「理想」に近づけようとしている。
しかし、この流れは大変危険である。
なぜなら、目の前の子どもたちを「置き去り」状態にしているからである。
教師が考える手法を、無理やり子どもたちに押し付けることになる。
これでは、子どもたちは教師についていくことができない。
教師は勉強し過ぎな面がある。
これでは、「理想」「やりたい実践」「欠点をなくす手法」で頭がパンクする。
そして、それを押し付けられる子どもたちも頭がパンクしてしまう。
それでは、本末転倒である。
もっともっと、教育実践や理想を「シンプル」にする必要がある。
目の前の子どもたちの実態に応じて。
頭がパンクするような「詰め込み」はしないようにしていきたい。
教育書の過度の「詰め込み」と、欠点をなくす手法の過度の「詰め込み」の両方を・・・。
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