宮崎 ゆう

インタビューライター・取材記者|中小企業診断士(登録予定)|BtoB広報・アフリカ農業…

宮崎 ゆう

インタビューライター・取材記者|中小企業診断士(登録予定)|BtoB広報・アフリカ農業に注力|英語・日本語インタビュー|一橋大学社会学修士(アフリカ地域研究)、銀行員、NGO外部スタッフを経て現職|SCAJ認定コーヒーマイスター

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  • Road to Ethiopia via COFFEE

    コーヒー記事をまとめました。

最近の記事

僕を見捨てた人の背中を忘れることはできないけれど

ライターとして独立して5年目を迎えました。なんとか生き残りました。これまで支えてくださって本当にありがとうございます。 今年は、年始からイベントが目白押しです。ステップアップを狙った中小企業診断士試験も無事に突破して登録への準備を進めています。コーヒーとかアフリカの専門的な執筆や、大学での講師もやりました。 よく頑張ったなと自分で思います。昨年は、新規の営業をセーブして、資格試験の勉強に邁進。11月からはアフリカに2ヶ月滞在して、コーヒー生産の現地調査を行いました。虎視眈

    • 中小企業診断士2次筆記試験の再現答案

      令和5年度、中小企業診断士2次筆記試験。再現答案と、解答の時に何を考えていたか。解答の再現率はそんなに低くないはずだけど、メモをもとに再現したから文字数は不正確。 中小企業診断士試験は合格しました。おめでとう! 基本スペック(←僕の) ◎専業ライターなので読解力はたぶんある。文章も書ける。 ◎コンサルタントの経験はない。 ◎銀行員経験があるので事例4は得意。 ◎中小企業診断士試験の勉強を本格的に始めたのは2023年(令和5年)の2月。その年の1次試験を通過して、その後に2

      • しっかりとした、Web記事を書く

        あけましておめでとうございます、宮崎です。 昨年はいろいろとお世話になりました。この記事を読んだ全ての方にとって、今年が良い年になりますように。 今年は、しっかりとしたWeb記事を書くことを目標に頑張っていきます。すなわち、永久保存版のWeb記事を連発したいなあと思っているのです。 しっかりとした、Web記事 Web記事と聞くと、どのような印象を受けるでしょうか? 昨年の忘年会で大学時代からの友人たちに会いました。Webライターをしてると友人に話すと「搾取されてるって

        • みんなが憧れる丁寧な暮らしは 宮崎県にあった

          都会の時間はせわしなく流れ、田舎の時間は錆びついたように動かない。 両方のいい所取りなかなか叶わないものだ。 今回、宮崎を訪れる機会に恵まれた。せっかくなので宮崎の生活を知りたい。見聞きしたことと調べたことで、宮崎の生活を覗いてみたいと思う。 (ピーチ航空のホーダイパスを使って、宮崎県を訪問しました!) 宮崎の不思議な空気感宮崎駅から歩いて10分くらいの場所に「蚤の市」というバーがある。1970年代はじめから営業している由緒正しいオーセンティックバーだ。 「バブルの時

        僕を見捨てた人の背中を忘れることはできないけれど

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        • Road to Ethiopia via COFFEE
          4本

        記事

          インタビュアーという職業——それっぽさと戦う覚悟

          こんにちは、宮崎です。 大学院時代にアフリカでインタビューを70本こなし、現在はビジネス誌や採用ページでインタビュアーを務める僕が、インタビューについて語ります。 書くためのインタビューなぜインタビューをするのか。 なぜインタビューをしなければならないのか。 なぜインタビューは効果的なのか。 インタビューをする目的のひとつめは、記事に訴求力を持たせることです。 インタビューをすれば「それっぽい記事」になりそうですよね? その通り。実際、それっぽくなります。 インタビュ

          インタビュアーという職業——それっぽさと戦う覚悟

          エチオピアコーヒーの徹底解説【保存版】

          みなさんこんにちは、宮崎です! 今回はエチオピアとコーヒーについて書きました。大学院でアフリカ地域研究をやっていたので、たぶんめちゃめちゃ詳しいはずです。 本文だけで2万字を超えるので、そのまま読むと1時間くらいかかります。 全部読んでもらえると本音としてはめちゃめちゃ嬉しいです。でも各章ごとにテーマを分けているので、興味のあるところだけツマミ食いしてもらっても大丈夫です! ※手書きの地図が度々出てきますが、参考程度にご覧ください。あまり絵はうまくないのです。また本記事の

          エチオピアコーヒーの徹底解説【保存版】

          ルワンダコーヒーの徹底解説【保存版】

          ルワンダを幾度となく訪れ、ルワンダの研究やお仕事をやっていた宮崎が、 ルワンダコーヒーについて徹底的に解説します。 これを読めば、ルワンダコーヒーについてかなり詳しくなります。 コーヒーマニアのかたにも コーヒーのお仕事をされているかたにも 読んでいただけるレベルに仕上げました。 保存しておいて時々読み返したり、 お時間があるときにコーヒー片手にパソコンで読んだり、 そういう読み方がおすすめです。 ルワンダはコーヒーの楽園ルワンダはコーヒー栽培に適した国です。 い

          ルワンダコーヒーの徹底解説【保存版】

          コーヒーの味は精製方法で決まる――ナチュラルとウォッシュドについて

          コーヒーの味を決めるのは、産地や品種だけではありません。 精製方法の影響も大きいです。とても大きいです。 たとえば、コピルアックって知っていますか? ジャコウネコのウンチから取れるコーヒー豆です。 人間が精製する代わりに、ジャコウネコが精製しています(食べて出しています) すごく美味しいということで、めちゃめちゃ高値で取引されています。 カップ1杯で数千円するコピルアックですが、コーヒー豆は普通のものです。 ジャコウネコが選り分けているという意味では特別ですが、 普通の

          コーヒーの味は精製方法で決まる――ナチュラルとウォッシュドについて

          取材ライター 宮崎ゆう

          はじめまして、宮崎ゆうと申します。フリーランスのインタビュアー・ライターです。 主にビジネス系の取材・執筆をしています。 たとえば、企業様を取材してソリューションの広報をお手伝いしたり、社員様にお話を伺って採用HPに掲載する社員インタビューを書いたり、そういうお仕事をしています。 企画提供、要件定義の打ち合わせから関わることも多く、上流工程から記事公開まで伴走します。 簡単な経歴は以下の通りです。 一橋大学大学院の社会学研究科を修了しました。銀行員として働いた後、2019

          取材ライター 宮崎ゆう

          恐山旅行記

          雨の日の恐山に行ってきました。 三途の川を渡りまして、 恐山です。 門をくぐって先に進みましょう。 ここから先は、ここまでとは全然違います。 まず、色が消えます。 一気に色が減るのです。 ほんとに色が少なくなります、気が滅入るくらいに。 上の写真の右に見切れているのがお堂。 参拝した後は、左奥にずんずん進みます。坂道、見えるでしょ? そこ、順路です。 奥に向かって歩いていきます。 硫黄のにおいがすごくて倒れそうになる。 そうそう。 かなり見づらくて申し訳ないの

          恐山旅行記

          ぼくはあの夏、北海道で冒険していた

          大学に入ってはじめての夏休み。ぼくは北海道を1人で縦断した。ルワンダに行く2週間くらい前のことだ。 東京から北海道には、18きっぷで行った。 東京から函館まで、800kmくらいをぜんぶ鈍行で進んだ。確か青函トンネルをくぐるまで東京から3日間かかった。ほとんど休憩なしで乗り続けてそれだ。新幹線が開通し、4時間で結ばれた現代とは隔世の感がある。 当時は貧乏学生だったのでホテルにも泊まらなかった。寝袋片手に、その辺の人に頼んで庭で寝かせてもらった。あまりにもかわいそうだからと、

          ぼくはあの夏、北海道で冒険していた

          おいしいカレーのつくりかた

          生のカレーリーフをいただいたのでカレーをつくりました。めっちゃ美味しかったからレシピを共有するね! →転載しました。

          おいしいカレーのつくりかた

          中央線コーヒーフェスティバル@東小金井 に行ってきましたよ

          行ってきたのでご報告です。 中央線の東小金井駅がコーヒーに沸いていたみなさん大好き、東小金井ですよ。 ……まあ正直、東小金井ってどこだよって話じゃないですか。 でもね、降りてみたらすごく楽しかったです。街ブラもしてきましたので、合わせてどうぞ。 お目当てのイベントは、こちら。というわけで、人生6回目の東小金井駅降車。 空が広いっていうのはいいですね、吉祥寺以西の特権です。ちなみに、駅にはコーヒーフェスティバルの案内アナウンスがひっきりなしに流れてました。JR主催の強

          中央線コーヒーフェスティバル@東小金井 に行ってきましたよ

          本格派おうちカレーのつくりかた

          カレーを作っているアピールが好評じゃないのは、ひしひしと感じています。 なので、もっと詳細にカレーをアピールしていきます(?) (わりと本格的に作っているので、褒められたいのです……! さあ、ぼくを褒めなさい) それではやっていきましょう。まず、寸胴鍋を用意します。 ドンっ カレーマニアのぼくは、カレーを伸ばすために使うブイヨンから手作りします。 15ℓくらい入る寸胴鍋でせっせと7時間ほど煮込みます。 7時間です。 (1回の仕込みで出来上がるブイヨンたち。業者か

          本格派おうちカレーのつくりかた

          英語を話せない未成年が1人でアフリカに渡った

          大学1年生の夏休みに、アフリカに行った。 アフリカに行ってみたかった、ただそれだけの理由でアフリカに行くことに決めた。19歳のひとり旅だ。 地図帳でアフリカのページを開いて、目を閉じて指をエイッと指したらルワンダに当たった。 だから行き先はルワンダに決まった。 ここだ! と思った代理店に電話して、アフリカに行きたいんですと告げる。 未成年単独でのアフリカ旅行は取り次げませんと断られた。 別の代理店に電話すると、「航空券を仮押さえしておきます。滞在先が決まったら正式予

          英語を話せない未成年が1人でアフリカに渡った