なぜ若者たちは地元を去り、戻らないのか

★追記あり(2018年4月22日更新)

 神戸新聞によれば、兵庫県の人口推計が550万人を割りこみ、549万7330人となった。95年の阪神・淡路大震災によって大きく減少したあと、いったんは増加に転じたものの、少子高齢化や若者の県外流出に歯止めがかからず、転出超過が続いている。

 推計資料によると、転出超過の主因となっているのは若年層である。とくに20代前半が進学や就職のタイミングで、東京をはじめとする大都市圏へと転出していく。

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