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超作業 イケメン役者育成ゲーム A3!について語ろう

A3!に出会ってあとすこしで500日。
コンテンツとしての完成形を見せられた。
腐女子ターゲットゲームに見せかけて
夢女子ターゲットゲームに見せかけて
コンテンツを好きな、全ての人に贈るゲーム。

好きすぎて生活に支障をきたしてる系コンテンツご紹介のコーナー!!(自主的)
今回は A3!という 女性向けスマホ用ゲームについて語りつつ紹介します。

今回新しい試みとして、A3!を知らない方にも読んでもらえるよう、なるべくA3!用語を使わないようにして書いていきたいとおもいます。
これを機にA3!の面白さとかを少しでも知ってもらえると嬉しいです。(回し者じゃないですよ)

・そもそもA3!とは
・ここがすごいぞ!A3!
・わたしの考える、人気の理由
・すべての「コンテンツ好き」「コンテンツの作り手」におくるゲーム

この4点に絞ってお伝えしていきます。

そもそも A3! とは

『Act! Addict! Actors!』
元舞台役者のあなた(ユーザー)が出会ったのは、借金まみれ、お客ゼロ、劇団員1人!かつての栄光を失ったボロ劇場!
その名もMANKAIカンパニー
ひょんなことからこの劇場を立て直すことになったあなたは、劇団の主宰兼総監督を任されることになって…。

ジャンルとしてはイケメン役者育成ゲーム
シナリオは全編フルボイス、メインキャラクターは現時点で24人。
声優陣はそうそうたる顔ぶれですが、今回は割愛!

 ここがすごい! A3!

「舞台」という題材を100%活かす仕様
A3!は、ひとつのイベント(演目)につき、かなりしっかりと演目の脚本がついています。
どれくらいしっかりかというと、ミニキャラをつかって約15分の物語を作れるくらい。
そして本編イベントストーリーと脚本が完璧にリンクさせる感動…!
主演と準主演の役者たちの本音や関係性が、この脚本によって暴かれ、解決し、また新しいステップを踏み出してゆくところも必見です。

関係性萌えラーにたまらない!コンビ名全指定!
なんと、24人のキャラクターの二人組の名前が全通りあります!276通りですよ。マジ本当にすごいと思います。(語彙力)
わたしは「関係性」でズブズブキャラクター達に落ちていくタイプなのですが、こうして公式から関係性がしっかりと提示されているのはありがとうざむらいすぎる案件なんですね。
ちなみにわたしが一番好きなのは、「カフェ友。」です。

画面の中と外の融合!こんなのありですか?!
これは運営面の話。
先日、印象的なイベントがありました。それはMANKAI寮ツアー
ゲーム内に出てくる建物や部屋がモデルルームみたいに展示されているだけのイベントでした。
個人的に画面の中のもの(建造物然り、紙媒体然り)がこの世に出てくるだけで胸に刺さるのにあそこまでやってくれるのは、本当にすごいと思いました。あれを企画した人を本当に尊敬するし、ああいったことを実現できる人間になりたいって思わせてくれます。MANKAIカンパニーってほんとうに存在するんやな…って、思いました。

また、先日行下北沢とのコラボも行われました。下北沢はA3!の聖地。小劇場がたくさんあるんですよね。
ソシャゲって地域活性化の材料になるって知ってたけれど、現実とA3!の世界の境界線がどんどん曖昧になる感覚に陥りました。

人気の理由

ここからは、私の考える A3!の人気の理由を考えてみます。

手間のかかりかた
こちらも運営面。
誕生日ボイス、UIの綺麗さ、モーションの綺麗さ、絵の完成度、定期的なイベントや、安定感のあるメンテ頻度。安心して好きでいられます。
手間をかけて丁寧に作られているんだからここまで人気になるの当然だなあおもいます。

超!作業ゲー
こちらは、ゲーム面。
ゲームが本当に楽チンです。ほぼすべて、オートでおわってます。
もはやゲームじゃない、けど、これがただのフルボイスノベルゲーでもこんなに売れてないとおもうので、あのすごい簡単なゲームがあることには意味があるんだとおもいます。デッキの組み方など、考えどころは存在するし。

あと、女子向けゲームの鉄板であるリズムゲームではないことによってエンジニアさん達の開発コストが抑えられ、その結果他の開発面がすごく丁寧にできているのかなとも思ってます。

リア恋も腐女子もドーンとこい!幅広いキャラクター
こちらはシナリオ、キャラクター面。
オタクといってもさまざまで、キャラクターに恋したい、いわゆるリア恋タイプ、キャラクター同士の関係性に萌えてカップリングを作りたい、いわゆる腐女子タイプなど、さまざま。
A3!には、さっき紹介したコンビ名があるので腐女子はすでに回収済み。

それとは別に、リア恋用のキャラクターも、存在しています…強い。
ひたすらヒロイン(=ユーザ)を「好き…」って言いつづける男の子や、ヒロインが小さいころから見守りつづけていた30代のヤクザさんなど!!
まんまと、回収されてしまいます。抜け目ないです。

すべての「コンテンツ好き」「コンテンツの作り手」におくるゲーム

これは、わたしがいちばんおもうところ。
各イベントに出てくる公演の脚本を担当しているひとが、このカンパニーの劇団員のひとり。
そして、ハイセンスなフライヤーやウェブサイト、あの衣装も、カンパニーの劇団員が作成しているんです。
(あくまで設定ですが。)

これがもう。たまらない

ストーリーを読むと、どんな思いでこれらを作り上げているのかなど、キャラクターたちの思いも知ることができます。

あくまで実在しない人物達の話だけれど、お芝居と並行してこういった創作活動をしている彼らたちを尊敬せざるを得ないし、ものづくりをすこしでもかじっている身からすると、こうなりたいなあ、と思います。

代表的なのは、衣装を担当している幸くんだとおもいます。容姿はすっごく可愛いんですが、しっかりとした「男の子」。ただ可愛いものが好きなだけ。それだけで周りからひどい目で見られる。周りから受け入れられない自分のことが嫌いだった。けど。
このMANKAIカンパニーには、そんな「好き」をもった自分を受け入れて尊重してくれるメンバーがいるんですよね。

つい先日、ゲームデザイナーで作家の芝村裕吏さんのお話を聞く機会があったんですが、そのときに

クリエイターはダメ人間コンテストみたいなところがある

って仰っていたんです。

ほんとうにその通りで、A3!の登場人物たちみんな、どこか欠けていてどこかでっぱっていて、普通なキャラクターがいない。キャラ濃い。さんかくさんかく、って言ってるだけの男の子もいるし!(だいすきだけどね!)
そんなみんなが、出会えるはずないと思っていた理解者たちに出会って、お芝居をして一つの舞台を「つくりあげる」ことでそのでこぼこがぴったりはまる。

こういったクリエイターたちだからこその出会いや関係を見守れるのは、A3!ならではかな、と思います。

魅力いっぱいのA3!
これからの展開にも注目です!

ちなみにわたしは、摂津万里と、月岡紬(カフェ友。)が好きです。

teru

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