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春組を好きになりすぎてしまう2時間半【#エーステ 春単独観てきた】

毎回恒例、エーステ観劇記録です。
始まりましたよ。春単独が。


春夏公演、秋冬公演(1回目2回目)と想像を超えてきてくれた、エーステ。
期待は高まるばかりで、春単独公演もそのレベルで感動できるのか…
ほんのちょっとだけ心配に思ってました。

いやはや。わたしが馬鹿でした。

それを超えてくるのがエーステ。
それも、その超え方が尋常ではないのがエーステでした。

もうね、本当に本当に最高だった。
もう超えられないと思ってた、春夏公演と秋冬公演を、春組のフレッシュなパワーで力強くぶち抜いてきた。

春夏公演から、さらに絆を深めてつくりあげられています。
「春組らしさとはなにか」をテーマに繰り広げられていく、春組による春組のための物語。

春組はいつも始まりの季節だから、今回も「単独公演」のスタートを切らなきゃならないわけで、ものすごいプレッシャーがあったと思うのですが、みごとやってのけました。彼らは。
春組をさらに好きになりすぎて無理になる2時間半でした。

なんなら個人的には、春夏公演、秋冬公演をぶちぬいて、今回の春単独が一番好きかも!ってくらい。

やばくないですか、成長し続けるカンパニー。まさにMANKAIカンパニー。

エーステを通してじぶんがまんぱにの女になることができてるって改めて実感します。
いや〜、本当に最高だったなあああああ。


注意
・以下、ネタバレあり
・キャスト全員に言及できていません、ごめんなさい!


全体を通して

春組は佐久間咲也……
そうです。結局は佐久間咲也が舞台をひっぱっていく。なんなんだろうあの力。
ゲームやってても思うけど、MANKAIカンパニーとは、春組とは、佐久間咲也。1幕でも2幕でも、うまくいかない春組の仲間たちをフルパワーでまきこんでいく咲也くんが最高すぎて泣きました。

シトルンの漫才(広義)
春組単独公演に来たと思ったのに、漫才ライブ見に来たのか…?ってくらい
春単独全体を通して、シトロンがボケつづけ、綴くんがつっこみつづけます。
ぜんぶ面白いから、シトロンは本当にすごいし、ぜんぶわかる綴くん本当にやばいなって思います
前川くんはもとからツッコミ体質だし、綴を演じるために生まれてきたと言っても過言ではない…
前川くんの綴大好きだ〜、綴くんを演じてくれてありがとう…(泣きそう)

リーダー会議(死)
リーダーズが好き(詳しく言えばカフェ友。推し)なわたしにとって、リーダー会議が目の前で行われるあの空間は、すなわち『楽園』(?)
毎回万里くんと紬さんが舞台に現れるたび、「ヒィ」って変な声だすのをこらえるために必死でタオルで口をおさえてました。

▲春秋リーダーズ。これで同級生設定なんやで。最高か。

リーダー会議のたびにおもったのは、万里くんはやっぱりまだまだ荒削りで、ひとのこと考えられないんだなってすごく感じましたね。若いしね。
どうしようかって悩んでる至さんに対して、変な風に絡んじゃうし。
綴が悩んでるんです〜っていう咲也くんに対しても、「とりあえず〜」みたいな対応しかできない。

対して紬さんは、いろんな経験して、いろんな感情にであってるからこそ、
紬さんらしい優しい決断をできるし見守る事が出来ていて、なんだかもうその差が歴然としてて泣きました。

オタク、すぐ泣く。

こんなガキ臭い男の子(ただしセンスがありカリスマ性があり負けたくねえものがある)が、月岡紬に出会って、しなやかな生き方があることを知って、たまにカフェなんか行っちゃうの、たまらないなって改めて思いました。以上です。(以上じゃない)


1幕:不思議の国の青年アリス

ゲーム中でも1.2を争うくらい好きなストーリー。
大人になりたい真澄と、そんな真澄に対してすこし羨ましさを感じつつ見守る至さんをえがきます。

いや〜〜〜〜〜、、
立石至くんがめちゃくちゃ想像超えてきてびっくりした。

▲右が立石俊樹さん。ありえん美形。
(左の荒牧紬さんも大好きです…すいません…)

春夏、秋冬とずっと至として生きている立石さんだけど、
なんというか、ここまでがっつりと至を演じていたことってなかったんだなって今回見てて思いました。
「あ〜、これが至さんなんだな」ってめっちゃしっくりきたし、舞台を観ている時、劇中劇じゃなくても、役者・立石俊樹を感じなかった。
(立石さんに関しては俳優以外の活動も追っているのでなおさら。)

あ、あとサラリーマン姿かっこよすぎて、「これはサラリーマンではない」って一発で分かる。

1幕で一番衝撃だったのは、やっぱり格ゲーシーン!!!

こんなに目が足りないと思ったの生まれて初めて。格ゲーキャラをやってたのが、万里役の水江くんと、紬役の荒牧さんですよ。そして、それをプレイしているのは真澄と至…それも、歌いながら。

むりやて、視覚と聴覚100%ずつは無理なんやて。

とにかく二組がリンクして殺陣するの激アツすぎでした。よくこんな演出思いつくな〜!と!春組単独一ワクワクした演出かもしれないです!

荒牧慶彦殿に刀をもたせたのは確信犯ですね。ありがとうございます。さばきかたがプロでした。

ゲーム中でストーリー読んだときも思ったけど、真澄との向き合い方が至さんっぽくてほほえましくて大好きなシーンなので、こんなにすてきにつくられててうれしかったです。

そして、劇中劇。本当にすばらしかった
春夏秋冬公演の劇中劇は、はじめから最後までミュージカル調だったんだけど、アリスは、はじめはミュージカルじゃなかったのが印象的でした。THE 演劇って感じ。これも素敵だなって思いましたね。

ふつうならアンサンブルを投入するはずの王様のしもべたちが、裏方組と秋冬キャストなのもエーステの醍醐味ですよ。見ててめちゃ楽しかった。みずえくん背が高い。

浅沼晋太郎さんが作り上げた茅ヶ崎至が演じる帽子屋を、立石くんがどんな風にやるんだろうってどきどきしてたら、

いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜予想超えてきた。

至さんってこうやって動くんだ。ってようやくわたしの中での公式が定まったくらい、しっくりきましたね。
立石さんすごいな〜。雑誌の表紙も決まって、これからテニミュも控えてるし、これからもどんどん成長していってほしい。応援してます。


2幕:ぜんまい仕掛けのココロ

脚本のラストシーンを決めきれずスランプに陥る綴と、それを見守り支えるシトロンのはなし。

天才脚本家の、綴くんを信じて待つ。
そんな春組の気持ちがね〜。熱くて重くてたまらないんだよね〜…
綴くんにのしかかる責任とプレッシャーを思ってしんどくなったりしました。

満を持して、でました!!!!!水野〜!!!!
ミズノエンタープライズ!!!!!!!!

いや〜…よかったなあ…

2幕のやばやば演出といえば、水野ですよ。

客席におるやん…水野……
「エーステのお客」から「MANKAIカンパニーのお客」シフトがうまいことつかわれてて、客席から水野が現れた時、クッゥゥゥゥ!!ってうなりました。

そしてまさかまさか、綴くんとデュエットしちゃうなんて…!!!!!!!!!!胸熱オブ胸熱。声が出たわ。


抱え込んでしまう綴を助けるためにシトロンが仕組んだMANMANグランプリ・・・
ちょっとこれはまじでおもしろすぎましたね。

摂津万里くんと古市左京さんは、漫才コンビだったのでしょうか。
「せっきょ〜♪」のハモリきれいすぎて手を叩いて笑いました。あれ日替わりだったら引くな〜(褒めてる!!!!)

匿名のファンレターが届いてから、ぜんまいの劇中劇までの流れは、まあわかってたんですけど、エーステ史上1番レベルの号泣でしたね…夏組の大楽レベルです(これで伝わると思う)

ルークとSの関係は永遠になったって思う。こんな脚本を書き上げる皆木綴の天才性ほんと〜やばい。

綴くんの、至さんに対しての「舞台のこと好きになってきました?」っていうのと、「劇中で泣かせないで!」って言ってるのがめちゃかわいかった…


おわりに(ネタバレ無し)

1幕を見終えた段階で、実質春組の公演見終えてるわけですから、休憩前の段階でもうおなかいっぱいで、か、帰りたい……って思って真剣に思いました。(帰らない)(感想と感情が追いつかない)

1枚のチケットで春組の舞台2本観劇できるの本当にどうかしてます。主演が変わるから休憩前後でぜんぜん違う舞台みてる感覚になるのも不思議でした。そのぶん、ちからいっぱいグッズ買ってよかったとおもいました。

2日目の公演を観劇しましたが、まだ1度も観てない人が多くて、お客さんの反応も新鮮でした。もうちょっと日数進めると、多ステ組が増えてくると思うけど、でも、こんかいは「コメディか?」ってくらいおもしろいシーンが多いのでずっと新鮮なままかもしれないですね。

凱旋公演に行くことはとりあえず決まっているので、その時どんな風に変わっているのかがたのしみです。

あとこれは注意なのですが、blooming smile(振り付けついてる曲)、想像以上にテンポ速いのと、その時点で記憶が失われている可能性が大きいです(わかってると思うけどぜんまいまじでやばいです)。

劇場で踊りたい人は、かなりしっかり練習した方がいいとおもいました。身体に動きがしみこむくらいな!!!!!

これから丸1ヶ月公演期間…
長丁場になりますがキャストのみなさんに怪我などなく、さいこうの大千秋楽を迎えられますように!!!!

ゥ…あと1回とライビュだけとかしんどい(フラグ)



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