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歴14年のプロだって、新規案件は不安になる。新しいことにチャレンジするのが怖い人にガチプロの私が伝えたいこと。

今日、デザインの大きめ案件が一個終わり、今全身の力が抜けています。
この案件、ボリュームは大きいくせに短納期。正直、依頼が来た時はめっちゃざわつきました。

・本当にできるんだろうか?
・お互い納得のいくクオリティに落とし込めるか?
・途中トラブルが起きたらどうしよう…
・がっかりさせるものに仕上がったらどうしよう…

正直、こんな感じのネガティブワードがわーっと頭の中を駆け巡ります。で、こんな心の声が聞こえてくると必ずこうやって自分に言い聞かせます。

・私なら大丈夫
・今までダメだったことなんて一度もない
・できるできるできる
・納期の日はきっと自画自賛してるはず…

私デザイナー歴14年くらいですけど、それでも実は制作前に毎回こんな感じのダウナーに入るんです。
見えない未来のことはいつだって怖い。だけど、その恐れを払拭して走れるのは、今までの自分に信頼があるから。やってきた事に誇りを持っているから。

だから、新しいことに挑戦する時、とても不安だし怖いけど、動かないことにはその不安は永遠に払拭されないって気づいて欲しいんです。
最初のうちは失敗しても誰も見てないし、許してくれるから大丈夫。
失敗できないくらい大きな仕事ができるようになる頃には、失敗しないであろう実績の上に立ってるはずだから大丈夫。

つまり、いつだって大丈夫だから、新しくて見えないものはただの予期不安でしかないと割り切って、勇気を出してやってみて欲しい。

フリーランスのデザイナーは孤独な戦いです。クライアント提出前に赤入れてくれる上司はいません。けど、人生そんなもんだと思うんです。みんな自分の人生に赤入れてくれる先輩なんていないし。だから、自分の選択に責任持って、勇気出して進むしかないんですよ。


そんな偉そうなことを言ってる私ですが、学生時代、有名デザイナー率いるデザイン事務所に入りたいって声を出して言えませんでした。今考えるとなぜだかわからないけど、なんか通用しないだろって思ってたんです。あの時はじめの一歩を踏み出さなかったから、当然ながら今の私にその未来はやってきませんでした。

そのこと自体、特に後悔はしていないんだけど、やる前から辞めちゃった若い頃の自分には「勿体無い考え方だなぁ…」って思います。

未来のあなたは、今のあなたが考えるよりもすごいんです。自分を見くびっちゃダメです。自分を信じた人だけが、どんどん成長できると思います。

って、なんか金八先生みたいになってきたので今日はこの辺で。
ちなみに、いつまでも新規案件にチキンな私ですが、今回も素晴らしい品を無事に納品しましたよ。←

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