先日、ある銀座のバーでのこと。そこは月一日店長制度があって僕が行った時は結婚したばかりの同い年の女性が店長をしていた。
　月一日店長だから店長目当てで来るお客さんも少なくない。しかしそれ以上にその日はコアなファンが多く来店し、その店長さんの信頼の厚さが滲み出てた日であった。そこで店長さんについて色々伺ってたところ、ご本人からこんな言葉が出た。

”私はみんなのプラットフォームでありたい”

　この時、僕はハッとした。自分が目指していたものはここなんじゃないか、と。
　僕は幼い頃から仏教の教えを受けているせいか、常に生きていることに感謝しなさい、常に忘己利他（己を忘れて他の人の役に立つことをすること）の考えで生きている。から困っている人見たら放って置けないし、ましてや人を傷つけることなんて以ての外。別に自分に利益なくてもいいから人を笑顔にすることが自分にとっての一番の幸せなんだってずっと思ってきた。

　しかし、自分の力でどうすれば人を笑顔にできるのか全くもって想像つかなかったし、自信がなかった。

　最近自分の強み、好きなことを考えるようになって、好奇心旺盛な性格とかあらゆるコミュニティに突っ込んでいくタフさ、いろんな人と仲良くなっちゃう性格とかあることに気づいた。これらを組み合わせてどうにか人の役に立つことができないか、と。

　そこで、この言葉を聞いたときにハッとしたのである。わりかし神経衰弱が得意な方で、誰かのやりたいこと聞いてそれを応援してくれそうな人繋げたらこの世の中めっちゃよくなるんじゃないか、って！
　

　だから僕は”みんなのプラットフォーム”になることを目指す。

　人は人の為に生きているって言っても過言じゃないと思う。だから人を全力で愛し、全力で立ち向かう。たくさんの人に愛をばらまける存在でいたい。
　そんな人に僕はなりたい。