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Voigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICAL導入

EOS Rで使う超広角レンズを導入しようと思い、色々と検討をしていた。EF17-40mm F4Lがあるのだが、アダプターを付けなければならないし、デカくて取り回しが大変なのだ。単焦点レンズであるEFマウントのVoigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICALがいいなと思い、中古市やネットを見ていたのだが、なかなか見つからなかった。一方、VMマウントの21mmであればライカでも使えるし、いいなと思うも、EOS Rだとマゼンタかぶりが出てしまうので悩ましい。1眼レフ用のオールドレンズ(例えばNewFD20mm F2.8とか)も考えたが、調べてみると四隅の流れが結構あるらしい。実際、ズームレンズではあるが、当時のLレンズであるNewFD20-35mm F3.5Lを何年か前に買ったが、やはり四隅は結構流れていた。

2022年5月5日(木)朝、何気なく中野のFカメラのページを見てみると、カラスコ20mmF3.5が6本も出ており、うち4本はニコン用であったが、2本はEFマウントであった。このレンズは途中でマイナーチェンジしていて、旧タイプはピントリングがゴムのローレット、新タイプは金属ローレットで、新タイプの方がカッコいい。できれば新タイプが欲しいところだ。EFマウントの2本は、旧タイプと新タイプが1本ずつであった。旧タイプはゴムのローレットが小破損、新タイプはレンズ内チリと小クモリとあり評価はAB-で4万円を切る価格であった。

中古のレンズは、ない時は本当に見つからないが、出る時は一度に出る傾向がある。このチャンスを逃すと次はいつになるかわからないので、思い切って見に行くことにした。

Fカメラに到着してショーケースを見てみると、EFマウントのカラスコ20/3.5は3本あって、ネットに掲載されていない新タイプ1本があった。3本とも出してもらいチェックする。この新タイプは評価ABで価格は4万円を少し越えていた。持参したEOS Rに装着してチェックする。このレンズは絞りリングがないので、絞り値を変えてテスト撮影し、背景ボケの変化を確認する。動作は問題ないようなので、お迎えした。

装着の図

1眼レフEOSに装着すればパンケーキだが、ミラーレスだとアダプターの分厚くなってしまう。それでもかなりコンパクトだ。

金属ローレット

ピントリングの感触は最高だ。他にフォクトレンダーのレンズを4本持っているが、それらと回した感触は変わらない。ちょっとクラシカルな外観なのにプログラムAEが使えるのが不思議な感じだ。

早速、テスト撮影したくなり、そのまま新宿に向かった。

サザンテラス

逆光耐性は強そうだ。

サザンテラス

流石に広い。都会を撮りたくなる画角かも…。

新宿駅

当たり前だが、マゼンタかぶりはない。

西新宿

超広角レンズは久しぶりなので新鮮だ。

都庁

都庁も至近距離から入りきる。

テスト撮影も終わり、帰宅するために中央線に乗ろうとすると、弟からLINEが入った。新宿で所用を済ませ、ボーイスカウト時代の友人と昼間から飲んでいるという。自分にとってはボーイスカウトの後輩でもあるので、合流することにした。

店内を撮影してみる

昼間から飲むと疲れる…。お茶してから帰ることにする。

抹茶シフォンケーキ

あまり食べずに飲んでばかりいたので、デザートが食べたくなり、スイーツの誘惑に負ける。20mmでテーブルフォトを撮るとどうなるのかやってみる。やはり40mmとか50mmの方が良さそうだ…。

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