猿橋
2023年11月26日(日)、前から家族で出かけようという話をしていた。当初は富岡製糸場に行こうという話だったのだが、長女のリクエストで、山梨県大月市の猿橋の紅葉が美しいということで、猿橋に行こうという話になった。
長男は、母校の学園祭に模擬裁判を見に行ってしまった。
猿橋という駅名や地名は、もちろんこれまでの人生で中央本線や中央道を何十往復もしているので、大月の手前にあるということで知っていたが、訪れるのは初めてである。
カメラはEOS RにEF17-40mmF4L,、SIGMA fpにSUMMARIT-M f2.4/50mmを装着…。(というかこれしかない…)
日曜の朝なので中央道が渋滞していることを考え、電車で行くことにした。
最寄りの武蔵境駅から高尾まで中央快速+中央特快、高尾で甲府行きの普通電車に乗り換え、1時間ちょっとで猿橋駅に到着した。
駅前には何にもない。猿橋に向かい国道20号に出るとセブンイレブンがあったので、昼食はここしかないかも…。
歩いて10分ちょっとで猿橋に到着した。
日曜なのでもっと混んでいるのかと思ったが、駐車場は余裕で空いている。
なかなか雰囲気のある水路橋だ。水がごうごうと流れている。
猿橋だけに猿の石像があった。
アップで撮ってみる。愛嬌のない顔をしている。
どうやら紅葉しているようだ。
やはり紅葉は逆光で撮影すると美しい…。
一見ただの橋に見えるが、下部の橋を支える構造に特徴がある。
猿橋の上流に新猿橋という自動車が通れる橋があって、紅葉と共に撮影できるが、これは17mmで撮影しているので、ちょっと画角の狭いカメラしか持っていなければ、紅葉と橋をセットで撮影するのは難しいかも…。
このアングルの写真が撮りたくて、猿橋の上から観光客がいなくなる瞬間を10分ほど粘った。橋の上を行ったり来たりする観光客のなんと多いことか…。
スマホでも撮影していたのだが、落とさないようにかなり気を付けた…。
わざわざ山梨県まで来たのだが、他に見るところもなく、国道20号を駅まで歩いて戻る。
途中の民家で作りたての干し柿が下がっていた。まだ干し柿というよりは柿だ。自分は干し柿はあまり好きではなく、果物としての柿は大好きなので、干してしまうのが勿体ないと思うタイプである(保存食としての意義はあるのだろうが…)。
結局、駅周辺にまともな食事処はなく、コンビニで購入したものを駅のベンチでいただくことに…。安上りである。
高尾以西もステンレス車両になってしまうと、風情も何もあったモノではないと感じつつ、帰路についた。
カメラ / レンズ:EOS R / EF17-40mmF4L, SIGMA fp / SUMMARIT-M f2.4/50mm, iPhone13
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