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サラヴァ!

7月1日に回復期リハビリテーション病院に転院し、毎日リハビリテーションに精を出している。入院生活も50日に近くなってきた。消灯時間が21:00なのだが、そんな時間に眠れる訳もなく、youtubeを観たり、noteに入院日記を書いたり、アマゾンプライムで動画を観たり、音楽を聴いたりしている。暗くなってしまうので読書はできない。

音楽は新しいものも聴くが、大昔に聴いていて、懐かしくて聴いてみたいな、と思ったもの、思い出に残っているものを聴いたりしている。こういったことは、入院生活になって時間があるからこそできることだ。

自分は中学生から高校生の頃、イエローマジックオーケストラ(YMO)が大好きでよく聴いていた。当時はとても流行っていたから、同世代でそういう人は多いだろう。YMOメンバーのソロアルバムも聴いていて、坂本龍一や高橋幸宏のソロアルバムはよく聴いていた。特に高橋幸宏が好きで、レコードレンタルや友人からレコードを借りてカセットテープにダビングして聴いていた。まだコンパクトディスク(CD)が普及する前だ。

高橋幸宏のアルバムはセカンドアルバム以降をよく聴いていて、自分で購入したものもあった。ファーストアルバムである「サラヴァ!」は聴く機会がなかったが、高校3年生の時(1985年)、軽音楽部のクラスメイトがLPを貸してくれたのだった。まさにこの投稿の見出し画像のレコードであった。1978年発売のアルバムだから、この時点で既にリリースされてから7年が経過していたことになる。

高校生の時に聴いた「サラヴァ!」は、正直ピンと来なかった。セカンドアルバム以降の雰囲気と全く異なり、回数的にはあまり聴かなかった。

今回、35年振りに改めてこの「サラヴァ!」を聴いてみた。よかった。病室の上のベッドでちょっとグッときた。こんなにいいアルバムだったっけ?、と思った。

このアルバムについて改めて調べてみて、フランス音楽を素材としていること、タイトルの由来がクロード・ルルーシュ監督の映画「男と女」に出演し音楽も担当していたピエール・バルーのレーベル名(サラヴァ・レーベル)から来ていること、高橋幸宏自身が「男と女」が大好きで影響を受けていることを知った。自分自身もフランシス・レイや男と女が好きなこと、仕事でフランスに行ったこと、そして何よりも高校生からおじさんになって歳を取ったことなどがあり、このアルバムの良さがわかるようになったのかも知れない。

そして3年前に新たにボーカルを録り直し、ミックスダウンとマスタリングをした「Saravah Saravah!」というアルバムを出しているというではないか…。

まだこちらは聴いていないが、どんな仕上がりなのだろう…。若い頃、その良さがわからなかったものが他にもある可能性を考えると、過去を振り返ってみることにも意味があるのかも知れない…。

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