2024年3月９日(土)、後輩af氏との会合…。
昨年の11月に上野松屋中古カメラ市にaf氏と行く約束をしていて、その時に四谷三丁目の行きつけのイタリアンを予約してもらっていたのだが、母親の体調不良により当日キャンセルをさせてしまったため、年明けには食事に行こうという話をしていた。それが都合により3月となり、３週間前に中古カメラ市で会ったばかりだが、会合と相成った。

汐留の旧新橋停車場でブルートレインの写真展を観た後、取り壊し予定の帝国ホテルで写真展を観て、四谷三丁目に行くという予定を立てた。

集合は旧新橋停車場近くのスターバックスコーヒー。af氏がNikkor-S Auto 55mm F1.2のニコンF2を持参すると言っていたので、ニコンFマウント→キヤノンRFマウントのマウントアダプターを持参した。

早速EOS Rに装着して、SIGMA fpを撮ってみる。いい感じ…。

シャッターを撮影すると歪曲がわかりやすい。まあこれもレンズの味…。

この日は超広角が必要かなと思い、20mmを持参…。

自分が小学生の時に、ブルートレインが流行した。
結構ハマっていたので、それなりの知識はある…。
写真展会場は撮影禁止…。

ブルートレインが好きな人や懐かしめる人にはとてもいい内容である。
母親の故郷が長崎県なので、小学6年生の時に行きは「さくら」、帰りは「みずほ」で帰省したことを思い出さざるを得ない。

行きの「さくら」を牽引したのはEF65 1116だったのだが、同じ機関車が「瀬戸」を牽引した写真が展示されていて、af氏と盛り上がった。

カメラはフラッシュフジカAFデートだ。

乗車した14系14型寝台車の中の写真もあるのだが、小学生の自分が写っているので、ちょっと掲載できるものではない…。

現代のようなスピードだけが優先される時代にはない、あまり使いたくないが「古き良き時代」を味わうことのできる写真展であった。

徒歩で帝国ホテルに向かう…。

2024年6月30日で営業を終了するタワー館を中心に、写真家夫婦である山岸伸さんと佐藤倫子さんが撮影した写真を観ることができる。

写真は1階から4階にかけて、館内のいろいろな場所に展示されているので、歩いて観て回る。

この階段も解体してしまうのかと思うと勿体ない…。

トイレの入り口でさえ、美しくて撮影してしまう…。

30年以上前、社会人2, 3年目の頃、東京大学眼科の角膜外来に仕事で毎週金曜日に行っていた。その角膜外来の納涼会が毎年帝国ホテルで開催されていて、出席していたのを思い出していた…。そんなことでもなければ、帝国ホテルになかなか所用は発生しないだろう。宿泊などは論外だ…。

フランク・ロイド・ライトが設計したという2代目本館、1967年まであったという。自分が生まれた年だ。これをなくしてしまうなんて、何と勿体ないことか…。

本館2階にあるOLD IMPERIAL BAR…。ここには一度来たことがある。手帳を見たところ、1992年2月29日であった。この頃は若かったので合コンをよくしていて、東大の眼科の先生とここで合コンの前に待ち合わせをしたのだった。32年前かと思うと、年を取ったものだと思わざるを得ない…。

遥か昔日のことを思い出しつつ、四谷三丁目に向かった。

四谷三丁目の行きつけのイタリアンで食事中に、家人からLINEで連絡が入った。「テレビ　映っていたよ～」というメッセージであった。

3週間前の2月17日(土)にaf氏と銀座松屋の中古市に行った時、銀座の歩行者天国でテレビ朝日「池上彰のニュースそうだったのか!!」のインタビューを受けたのだった。テーマは中東とのことで、気の利いたことが言えなかったが、10分くらいはインタビューに答えていた。
放映は3月9日(土)と聞いていたので、まあ放送には乗らないだろうと思いつつ、一応録画予約はしておいた。

帰宅して確認すると、確かに放送には乗っていた。もっといろいろ話をしたのだが、ここだけ切り取られるとさらに気の利いたことを言ってない感じがアリアリだ。

2021年に病気をした自分が、テレビに一瞬映るくらい元気になったと思うことにしよう…。

カメラ / レンズ：EOS R / Voigtländer COLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SL II N ASPHERICAL, Nikkor-S Auto 55mm F1.2, SIGMA fp / ELMARIT-M 28mm F2.8 4th, Canon Powershot G5X, iPhone13