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家族旅行2023(最終日)

2023年9月2日(土)、家族旅行3日目。もう帰る日だ…。

姫路城、城崎温泉、伊根は素晴らしかった。最終日は姫路に戻る途中に、「天空の城」竹田城跡に寄る予定だ。長女の運転で竹田城跡に向かう。途中の福知山近辺の田舎の景色がなかなか良かった。

よく見る雲海に浮かぶ竹田城跡の写真は、立雲峡というところから撮影されたものだ。しかし城崎温泉の宿泊した旅館の人が、藤和峠というところから見る竹田城跡もいいですよ、という話をしてくれたので、まずは藤和峠を目指した。

藤和峠の展望スポットは、ちょっとわかりづらく、見つけるのに時間がかかった。いわゆる展望スポットではなく、ただの峠なのだ。

藤和峠から望む竹田城跡(40mm)

Google Mapでみると、藤和峠は竹田城跡からの距離が立雲峡の1.5倍くらいあるので、遠い…。

90mmに交換する

Tele-Elmarit 90mm f2.8 2ndに交換しても小さい。
そこそこにして竹田城跡に向かった。

山城の郷というところまで一般車両が入れるので、ここに駐車し、天空バスというバスで竹田城跡というバス停に向かうはずであったが、駐車場に到着した時には天空バスは行ってしまった後であった。案内所で聞いてみると次のバスは1時間半後くらいである。バスの料金は160円なので4人だと640円、タクシーだと1.4kmなのでワンメーター650円で竹田城跡バス停まで行けるから、タクシーで行った方がいいと勧められた。しかしこの道は車は一方通行で、帰りにタクシーを利用すると大回りして戻ってくることになるため3,000円くらいかかるという。なので帰りは歩くことにした。

タクシーで竹田城跡バス停まで行ったが、さらにここから入口までは1kmくらい歩く。

落ちない岩

途中、「落ちない岩」というのがあった。落ちそうで落ちないため、合格祈願のため訪れる人が増えていると書いてあるが、本当にこんなところまで来るのだろうか…。

縣の字がイイ

入口で料金を支払い、いよいよ城跡に入っていく。

青空だったらよかったのに…。
この石垣の上に城があったのか…。
道は歩きやすい

ここも中国語を話す人が多かった…。

曇っていても素晴らしい景色である
城下町

標高300m以上、かなり高さ感がある。

ロッコール40mmF2開放で撮影
1400年代にどうやって石垣の石をここまで運んだのだろうか…

兵庫県、恐るべし…。

夕方とか、最高の景色が展開するのではないか…。

名残惜しかったが、2.5kmほど歩いて山城の郷まで戻る。

帰りの新幹線の時間との兼ね合いであまり時間がなかったが、立雲峡からの竹田城跡を見て帰ることにする。

立雲峡は、駐車場から徒歩約40分の第一展望台、駐車場から徒歩約15分の第二展望台、駐車場から徒歩約5分の第三展望台がある。
もちろん第一展望台からの景色がより上から見ることができるためいいのだが、往復の時間を考慮するとちょっと厳しいため、第二展望台まで行くことにした。

第三展望台から

第三展望台からでもいい感じである。しかし90mmでは遠過ぎた。80-200mmズームを持ってくるべきであった。しかし後の祭り…。

第二展望台から

少し高度が上がった。これでも悪くない。晴れていたら最高なのに…、でも雨だったら最悪だろう…。
やっぱりあんな山の上にどうやって石を運んだのか、築城では死んだ人も相当いたのではないかなどと想像していた…。
しかし、曇りでも素晴らしいものは素晴らしい。

満足して姫路まで戻った。

姫路駅では、乗車するのぞみの前に、500系のこだまが停車していた。思わず撮影する。
以前仕事で岡山、福山、三原、広島によく来ていたので、たまに500系のぞみにお世話になった。初めて乗ったのは25年くらい前か…。前回見たのは、2019年6月に福山駅だったから、もう4年以上も前か…。
今はJR西日本エリアでしか見ることができないので、急いで先頭車両まで走っていて撮影している父親を、家人と長男長女は冷ややかに見ていた。

500系

姫路駅で買った缶ビールを飲みながら、デジカメで撮影した画像をスマホに転送して、SNSにアップする。長男長女も大人になったので、そこそこ親に付き合ってくれている。

兵庫県と京都北部だけで、これだけ素晴らしいスポットがあるということは、日本全国見るべきスポットはどれだけあることか…。もう多くを見る時間は残されていないことに気付かされた。

しかし2021年の脳梗塞後、3回目の旅行、順調と言ってもいいのだろう…。

カメラ / レンズ:EOS R / EF17-40mmF4L, SIGMA fp / MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2, Tele-Elmarit 90mm f2.8 2nd


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