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母親とスカッとカラオケを見て、クスっと笑ったはなし

僕は実家に住んでいる。正確に書くと、前職を辞めてから住ませてもらっているというのが正しい。(生活費は少し払っています。)

平日、僕が在宅勤務の日は、一緒に夜飯を食べるし、一緒に食べながら一緒にテレビを見る。

ハライチ岩井は、母親と買い物に行ったり、美術館に行ったりしていて、母親と仲が良い。

少し前の珪藻土バスマットの話はかなり面白かった。


その影響なのか、コロナで人と話す機会が減っていているからか、昨年から両親との会話を楽しむ時が増えた。

僕が今でも疑問に思い、謎が解けていないのは、なぜ母親はテレビに毎回リアクションするのか?ということである。

別に「視聴者の皆さまはどう思いますか?」と聞かれているわけでは無いし、リアクションの数が多ければ、プレゼントが当たります!みたいな近未来のテレビを持っているわけではない。

なぜ、世の母親は、テレビにリアクションするのか?

という理由を知っている方は是非教えて頂きたい。


今日、両親と食事をして、フジテレビのウッチャンの番組をテレビを見ていた。最初は、ただの昔懐かしい曲を、タレントが歌う番組かと思っていたら、ウッチャンが出ていて、スカッとカラオケと書いているのに気付いた。この番組はスカッとジャパンの代わりらしい。

そして、ウッチャンの隣には、井上清華アナ。女子アナ好きの僕は、井上アナのインスタをフォローしている。相変わらず可愛らしい。


途中、ヒット曲のサビを歌詞を見ずに歌えるか?というコーナーとなり、出演者が次々と回答していく。

僕は、最近の曲は、全く歌えない。いや、この10年は流行りの曲を歌えない。King Gnuは、始めKing Gunだと思っていたし、King GnuとOfficial髭男dismが被って仕方なかった。

「俺、ほんと最近の曲わかんないんだよねー」と母親に話すと、「私もYOASOBIって、テレビで見たことないのよね」と母親。

なに?YOASOBIしってるのか?と少しビビりながら、「YOASOBIは、紅白で初めてテレビに出たんだよ」と話し、少し優位に立つが、

「うっせぇわっていうのも、女子高生が歌ってて流行っているんでしょ?」と母親。

うっせぇわ知ってんのかよ!と心で激しく突っ込む。なぜなら、僕はYouTubeで何回も目にしたことはあるが、聞いたことが無かったからだ。

俺は、母親よりも流行に疎いのかよ!という動揺は隠して、素直に「知ってるけど、一回も聞いたことないわー」と話したが、母親に負けたと思い、少しショックを受けた。


その後、テレビを見ながら、僕も母親もサビを歌っていく。最近の曲でなければ、僕はほとんどの曲のサビを歌える。

小学生の時から、COUNT DOWN TVで、昔のヒット曲がたくさん流れるスペシャルが好きだったし、スポーツも芸能も、あらゆるジャンルで同級生よりも知っていた。


うっせぇわで、母親に負けたというショックを、サビを的確に歌いながら、癒していると、残酷な天使のテーゼが流れた。


テレビの中では、アンミカが選ばれマイクを持った。

サビ部分の、残酷な天使のテーゼから始まると、なんと母親も歌っているではないか。

え?おかん知ってるの?と思いつつ、それだけ国民的な曲なのか、エヴァすげえな、、、と思いつつ、僕は的確にサビを歌っていく。正確に書くと、僕と母親が歌っていくである。

34歳の息子と、62歳の母親が残酷な天使のテーゼを歌うなんて、なんかすげえな、と思っていると、サビの最後で母親が間違えた。

少年よ神話になれ 天使よ神話になれ と歌ったのだ。ちなみに、母親と全く同じ間違えをアンミカがした。

何だよこれ!くそ面白いじゃねぇか!と思い、クスっとしてしまった。

母親は、「あー天使じゃないのね、アンミカさんと同じ間違えしちゃった」と楽しそうにテレビを見ていた。


皆さんも、フラットな気持ちで母親と接してみて下さい。イラっとすることもありますが、純粋になかなか面白いことが多く発生すると思います。


最後に、残酷な天使のテーゼで検索していたら、ゴマキが歌っているのを見つけました。相変わらず可愛いし、こんな歌上手かったっけ?と僕ら世代には、たまらない動画です。




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