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スマートフォンが突然壊れても2段階認証で慌てないためにしておくべきこと

Twitter で時折見かける話に、スマートフォンの買い替え時にそれまで使っていたアカウントにログインできなくなった、というのがある。

大抵はアカウントへのログインで2段階認証(多要素認証)が出来なかったパターンで、いろいろ試したが解決せず結局アカウントを作り直す、というのが多い。

これ、いくつか要因が考えられるが、よくあるのは
 「スマートフォンが突然壊れてしまい、2段階認証の情報が消えた。」
「新しい端末を新規で契約したため、SMS に認証メールが届かなくなった」「乗り換え先の契約が SMS がない回線で、メッセージが届かなくなった」
といったあたりだろう。まあ確かによくある。

ただ、事前に2段階認証の設定であることをしておけば、慌てずアカウントにログインできたパターンでもある。それは一体何だろうか?

答えは「バックアップコードの保管」。

大抵の2段階認証では OTP や SMS 認証が使えなくなったときの手段としてバックアップコードを用意していて(たまにこれが無いサービスもあるけどそれはそれ、ということで。)、2段階認証が使用できなくなったとしても、一度だけ利用が可能なバックアップコードを使えばログインできるようになっている。

例えば Google アカウントであれば、2段階認証の設定画面ではバックアップコードが表示され、コードを紙かファイルで保存しておくよう案内される。これを保存しておき、いざという時に使えばよいわけだ。

まあ聞いてみれば別段そんなに難しい話ではないのだが、保管が面倒なのか後で保管するつもりでそのまま忘れたのか、持っていないパターンが多い。

ちょっとの手間でいざという時に助かるのだから、端折らずにバックアップコードを保存しておくことをおすすめしたい。​

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