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冷たい空気に

3月の日本の空気が苦手で ピシピシと ささるような感覚がある 

それは母が寒さの中で亡くなっていったからなのだけれど 

16年経っていても その空気に感じる痛みは そう変わっていない

最先端の知識としても重要な トラウマがいかに身体に影響を残すのか ということをリヴオンでよく伝えているけれど まさに自分が身をもって実感しているのはこの感覚

「三寒四温」という言葉にさえ反応する

寒いんとあったかいんを 繰り返しながら 本格的な春へと近づくこの時期

母を寒さの中で死なせた感覚が身体に刻みこまれている

なんでひとり死なせたのか

その痛みから目をそらさず

ちゃんと感じて

一歩一歩と

歩みを進めていきたい

いのち満ちる 春へと

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