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【言葉のおすそ分け】『ハーバードの人生を変える授業』著者 タル・ベン・シャハー教授から”ウィズコロナ時代のHAPPINESS”につながるメッセージ


まさか本の著者のメッセージをリアルタイムで受け取れる日が来るなんて・・・。


昨日、株式会社YeeY主催の「ウィズコロナ時代のHAPPINESS」というオンラインイベントに参加しました。


『ハーバードの人生を変える授業』などの著書で知られるウェルビーイング研究の第一人者の1人 タル・ベン・シャハー教授を招いたオンラインライブ。なんと無料。しかも登壇者が豪華すぎる!!!

【登壇者】
・ハッピーのその先に必ずいるといっても過言ではない、ユニリーバCHROの島田由香さん。
・絶対行きたい!と思うイベントの主催を見ると必ずこの方がいる矢澤祐史さん。
「一分で話せ」「キングダム 最強のチームと自分をつくる 」の著者でもありYahoo!アカデミア学長の伊藤洋一さん。
・由香さんに「いたこ」と呼ばれるくらい本当に素晴らしい同時通訳をしてくださるユール洋子さん。
・そして『ハーバードの人生を変える授業』などの著書で知られるウェルビーイング研究の第一人者の1人 タル・ベン・シャハー教授


すごい勢いで申し込みました。というわけで、今日はこの貴重な機会でいただいた言葉を少しでもおすそ分けできればとおもい、特に印象に残った言葉を、一部文字起こし的な感じでnoteに記していこうと思います。


(記載している内容は当日お話しを聞きながら無我夢中で手を動かして記した内容なので、抜けている個所や私の誤認識により正しくない情報などが含まれている可能性があります。予めご了承ください。)

【前半】島田さん、祐史さん、洋一さんのおはなし

特に心に響いた言葉を以下に記します。

***

大切にしていることを思い出す。 

パラダイムシフト
心配から信頼に
ぱをらに。

自分の声を聴く。
自分の声に耳を傾ける


自分との対話がスタート地点。
本当は持っているものに気付いてほしい
強みや可能性を


「自分とつながる」というキーワードが話の中で多く出たが、よくわからないと思う人へ。1万時間の法則というものがある。それは1万時間やったらプロになれるというもの。24時間自分は、一流の自分。だから自分は自分のプロ。


【後半】タル・ベン・シャハー教授のおはなし

以下、可能な限り文字おこしした内容です。

***

レジリエンスを構築する。
コロナにより、極端な感情を経験するときだと思います。
極端な不安感だったり、自分や親や愛する人の健康がどうなるんだろうとか経済はどうなるんだろうとか。

人間らしさを認める。それを拒絶して止めると強化されてしまう。人間にありがちな傾向なんですが、タフな状況になると人は強くなろうとします。では強くあるというのはどういう意味なのだというと、感情を見せない、表現しない。感情を表現しないようにすることによって、強くなるのではなく弱くなってしまう。


ここに逆説が生じる。拒むと強くなる。怖れという感情を拒むともっと怖くなってしまう。ウイルスに対する不安や怖れを感じたときのベストは受け入れて自分の中に抱き寄せること。

そうしてきちんと経験するとその感情は消えてベストなアクションができるようになる。つらい痛みのある感情を拒むことは、同時に喜びの感情も断ることになる。感情は一つのパイプラインを通っていくので、ブロックすると喜びのほうも感じなくなる。



例えば不安をブロックするとワクワクもブロック、怖れをブロック→勇気をブロック、嫉妬をブロック→愛をブロック。

コロナの時代に可能な限り強くあるためには、人間らしさを許す・認めるということ。

人間らしさを許す・認めるということをする3つの方法
①涙を流す
②自分が感じていることを信頼している人に話すということ
③書く。日記でもPCでもOK。感じていることを表現するということ

先週非常に困難な日がありました。7時に家族全員で夕食を終えた後映画を見る予定になっていました。7時に子供と妻に「申し訳ないけど僕は気分が落ちているので一緒に映画を見れない」と伝えました。自分の部屋に入り日記を書き少し涙を流し、いつもより早く寝ました。次の日よくなっていたわけではないけど、少し良くなっていた。痛みを伴う自然な感情を受け止めて抱き留めることで強くなれるのです。


◆Gratitude感謝
感謝を表現する人のほうがより幸せで親切で成功している。感謝の表現は日記に書いたいり家族や友達とシェアすることもzoomでシェアすることも可能です。


★ジャーナリング(日記を書く)毎日/毎週
2~3分かけて日記を書くことが、どんな風に私たちの健康や幸せに関係あるのでしょうか。感謝を表現することで、上方向で気分が上がる方向にスパイラルが上がる。こんな時期は下方向のスパイラルを描くことはたやすい。


★progress進歩
どんなに小さなことでも書く。彼がポジティブな変化を生み出すためには少しの勝利を積み重ねていく必要があるといいます。小さい勝利の積み重ねが私たちは自信を高めることができる→大きな勝利になる。小さい勝利を積み重ねると自分たちのエネルギーがわき、困難な時でも。


★writing  a letter 手紙を書く
手紙を読んだり届けたりすることで書いた人ももらった人もいい

◆physical exercise体のエクササイズ
・精神を調える薬と同等の効果
・今、特に重要!
・体を動かす!
・運動しないことは抑制剤をとるのと同じ
 抑制剤・・・脳の様々な領域で覚醒や刺激を減少させる
 運動するということは私たちが自然と必要としていることを満たすということ

◆relationships人間関係
・ハピネスの指標
相手が恋人でも友人でも私たちが幸せを最大限にするには人間関係(顔と顔を合わせてと通常言っているが今はそれはかなわないので、バーチャルな人間関係となりますね)
・健康の指標
・深い人間関係の重要性
家庭でも同じ表面的な会話もできるが深いシェアリングで耳を傾けることもできる。この深い関係性は与える関係性だということ
・与えることの重要性
耳を傾ける与えあう関係性はシェアをして分かち合って耳を傾ける関係性。これは幸せな生活をするための基本的なものになる。人間らしくあることを許す。すべての感情をきちっと流す。そして小さいことであっても感謝、進歩したことを表現するそして定期的に運動する。シェアし合える分かち合える関係性。基本的であってシンプルなこと強くいられる基本になります。本当に私はいぇえyという組織に感謝しています。

◆質疑応答
Q:人前ではネガティブな感情をブロックしているんだけど、タルさんは人前に立つとき、ネガティブな感情あるときどうしていますか?

A:プロとしても親としても大切な質問ですね。というのも子供の前、クライアントの前では崩れることはしたくないということですよね。重要なカギは、自分自身が人間らしくいられる場所を持っておくということです。自分の部屋かも、信頼できる人と一緒の時かもしれません。それはあたかもガソリンスタンドにいって、満タンするのと同じで、その先に進むのと同じということです。そう言った場所を持っておく、充電して回復しておけば、強くいたい場所でつよくいることができます。

Q:成長と成功をどう定義しますか?
A:人によって成長成功の定義は違うと思うけど‥。私の定義は、成功とは満たされた充実した人生を導いていくこと。私の場合は満ち足りた人生は執筆かもおやかも両方かも。人によってはそれがビジネスかも、ボランティアかも。ここで重要なカギは、自分にとってどんな要素が必要なのかなのか?満ち足りた人生のために必要な要素はなにか?成功は完ぺきな人生と間違えないでほしい。どんな人生にも困難なことや失敗がついてきます。(成長については回答されていなかったと記憶しています)

島田さん→自分のこと知らないとだよね。何が自分を満たすのか。
タルさん→自分自身を知る、それが最初の一歩だと思います。

Q:深い関係性を使っていく時のカギは?
A:自分をオープンにしていくこと。自分をあらわにするということもあります。自分の親友のことを考えてほしい。パートナーでもよい。それと同じくらいの深さに届くためにはどんな状態か見てほしい。オンライン上で。たやすいことではないかもしれないが人間関係というのは幸せ健康の一番の指標になるということですよね。

島田さん→ありのまま、大事だよね。
タルさん→新しいリアリティに入ったばかりなので実験していってほしい。
  
Qネガティブな感情を呼び起こすような情報はあえてしたほうがいいのか、聞いてみて扱ったほうがいいのか?
聞くとしても控え目に聞くということ。聞きすぎないほうがいい。例えば朝ニュースを聞いた後は仕事をする。ニュースからしっかり離れるということですね。今の問題はニュースにとらわれるのが問題。こういった状況に対して自分がどうあるべきか、明確な構造にする朝15分だけみる、など。ニュースから完璧に引き離すのではなく、控え目に。

Q今コロナで何を試されていて、幸せの定義はかわるのかどうか?
私たちはここで得る教訓を次に活かしていくかどうかが重要だと思います。ニューヨーカーは911以降、人に対する慈愛思いやりが増しています。でもそれは6ヶ月しかつづかずビジネスにもどっていった。ここで私たちは学んだことを続けていけるだろうか、私たちはやさしく寛容でありあるものをありがたいとおもえるだろうか、私たちはそれを継続できたらいいなと願っています。


おわりに

今回、この言葉をありのままに届けたかったので、太字や気づきや学びを記しませんでした。

今回のイベントで受け取ったメッセージをどう活かして生きていくか。私自身「こういうことか!」とすぐ判断したくなるタイプの人間ですが、今回は特にすぐ判断するのではなく、初心でもう一度このメッセージに触れていきたいと思います。

このイベントを開催してくださった株式会社YeeYさん、登壇者のみなさま、そしてタル・ベン・シャハー教授、本当にありがとうございました!!

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