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気のせい




最近はネガティブなことばかり考えていたのだけれど、インスタで梟の写真があがっていてそれが本当に可愛いものだからポジティブにはならなくとも、一瞬ネガの部分は限りなくゼロに近くなってティブだけになっている気がした。






たくさん考えて感じて解ったり解らなかったりしたものだから、もはや何がなんだかわからなくなってしまっていたのだけれど、そんな時は星の王子さまを読み返せば一旦、落ち着ける気がした。






実家に帰省して掃除をしていたらシールがたくさん貼られたピンク色のDSが出てきた。兄のDSはもう画面すらつかなかったが私のは音は出ないものの一通り持ってあるカセットを差し込めば全部プレイすることが出来た。胸がワクワクしてあの頃の記憶を思い出しながらラブandベリーのゲームをすればあの音楽が聴こえる気がした。






最近早起きをしている。といっても世間一般的に言う早起きでは無いかもしれないが私にとっては早起きで、早起きすると当たり前に余裕が生まれて、少し調子に乗った生活が出来る。調子乗ってんなあ、という生活をしていると化粧した自分がかわいい気がした。






飲みに誘われて歩いて最寄りの駅まで行った。2人でふらふら散歩して、飲んで、カラオケして、帰りには手を繋いでいた。人間たちはこんなので恋が始まる可能性があるのなら、私は、はっとして恋愛ができる気がした。






最近たくさんの友達を勝手に嫌いになっている。もう正解は分からなくてどっちが悪いとかもないのかもしれない。些細な事に1から100まで気になって、仲良いはずなのになにも言えなくて1人で寝るまでずっとイライラしていた。このままだと発狂してしまうと焦り、全てnoteの下書きに書き出したら眠くなってきて、自分は簡単すぎて情けない気がした。






最近私が落ち込んだり腹を立てたりして明るい生活を送っていなかったせいか、朝になってカーテンを開けても植物たちに元気が足りない気がした。






いつもは1ヶ月に1つも休みのシフトを提出しないこき使われまくりの学生がクリスマスから年末まで休みにしてシフトを提出してやった。特に予定は無いのに入れたことによって申し訳なさが増すがここはしてやったりである。こんな自分が強くなったと思えて、もう、どうでも良くなっている気がした。






写真には美術館にあるように芸術的価値を見出すことが出来る。私は美術館は好きなのによく考えてみたら絵や写真にそのような価値があるということを一丁前に頷けるような人間ではない。写真は自己満足の記録媒体でしかないと思っている。でもスマホの画面で見返していると口元が緩くなっているからそれでいい気がした。








色々なことに少しずつ気がついて答えが見つけ出せている気がする。

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