今年残り4か月でやること

悩める40男が数珠つなぎに様々な文学・哲学書を読んで、自分の生き方、他人・社会と共に生きる方法を考えていく…というつまらなそうなシリーズを今年の残り4か月をかけてやってみようと思う。

その理由は下に書いた。きっとほとんどの人は興味ないでしょう。

「年を重ねる度になんだか対人関係が苦手になってくるのはなんでだろう?」
昨年40歳を超えた男の目下の悩みだ。

心理学者アドラーも「悩みはすべて人間関係によるもの」みたいなことを言っているわけですが。本当にそう思う。

人と自分を比べてへこんでみたり、人からストレスぶつけられてみたり、人から嫌われないために過剰に合わせようとして疲れたり、自分のプライド守るためにいらないこと言ってみたり…。そんなこと日々繰り返していると、本当に人と会うのが億劫になる。

人は人、自分は自分、相手が自分に対してどう思うと関係ない、人が何をしようが関係ない、、そんな風に生きれればどれほどいいことだろうかと…日々思う。

今年の初めころから、この人間関係の悩みに対して、様々な自己啓発書を買い漁り、自分なりの答えをブログに書き綴ってきた。

しかし、特に自分の気持ちは晴れない。自分の行動はちょっと変わった気がするが。この記事が誰かの参考になるような感じはしない。さらに言えば、ネット上に様々上がっている記事もなんだか薄っぺらくて、だから何だという気になる。例えば「人に嫉妬しなくなる方法10選」とかそういうやつだ。だから自分の記事も人から見えればだから何だって感じだろう。

「その嫉妬しなくなる方法のそれぞれの解の根拠はなんだ?」と問い詰めたくなる。そして、ネットの情報なんてそんなもんだろうとも冷静になったりもした。

そんな時に「そんな悩みは夏目漱石がもうみんな書いてるよ」みたいな記事をどっかで見た。どっかで見たとかそんなのばっかりで恐縮です…。なんだかよくわからんが毎月毎月出版されている様々な自己啓発書は、あたかも新発見のように現代人の悩みに解を与えているが、人間の悩みの根っこのところなんて昔から変わらんのだろうと思った。

それならまさに薄っぺらくはやりの自己啓発書に手を出すのではなく、文学・哲学をもっと広く知って厚みを出せれば、また違った世界が見えるのかもしれないという…淡い期待を持ったりした次第なのだ。

そんなわけで、まぁどっから手をつけるかは置いておいて、数珠繋ぎで古典や名著と呼ばれるような文学・哲学書を今年の残り4か月を使ってひも解いていこうと思う。


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