見出し画像

大量生産型アサガオキットの末路

娘が学校から「アサガオ」を持って帰ってきた。

以下、たいした内容書かないので最初に「へ~」ってなる情報を提供しておくと、アサガオは中南米原産で日本には中国から「下剤」として入ってきたのが起源である(種が下剤になるらしい)。

さて話は戻すが、娘が持って帰ってきたアサガオは、昔からよく見るプラスチックの「大量生産型・アサガオキット」である。

なんで昔から小学生が育てるものと言えば「アサガオ」なのだろうか?40歳の自分のころから、いやその昔からも定番だったのかもしれないと思うと単純に疑問である。

「アサガオ 定番 なぜ」と検索すると次のような回答が表示された。

「アサガオは、初めて植物を育てる子どもでも育てやすく、毎日水さえあげれば大きくなっていく植物なんですね。また、学校へ着いた朝にちょうど咲いているので、登校するときの楽しみにもなるんです。」
「アサガオは、小さな種から芽が出て、葉っぱが広がり、ツルが伸びて花が咲きます。そんな植物の基本となる育ち方の過程で、子どもたちは葉っぱや花の大きさに驚き、まっすぐ伸びないツルを支柱で支えてあげなければならないことなどを学びます。また、咲いた花は色水にできて、育てた最後には種もでき、その種を次の1年生にプレゼントできるんですね。つまり、成長とともに驚きがあり、ときに対応するため考える必要がある植物として、アサガオは適しているんです」https://www.excite.co.jp/news/article/E1239548399126/

つまり「簡単に育てることができる」「植物の基本となる育ち方を学ぶことができる」「植物の育て方を学ぶことができる」という3点だ。

たしかに、育てることが難しければ先生大変だし、うまく育たなかった子はかわいそう。。学習の一環であれば、基本的なことが学べればいいというのもまぁわかる。

まぁこんだけ長く定番となっていれば、定番である理由はあるようだ。

ただ…このアサガオを見ているとなんか気に食わない。娘が一生懸命育てているものに何を言うのだ…という感じではあるが。何が気に食わないんだろうか。

たぶん、あの「あっという間にゴミになりそうなプラスチックの鉢キット」な気がする。

あの弱ったプラスチックのちょっと触っただけで割れていくあの感じが、既に感じられるほどしょぼいプラスチックなのである。

全国の小学校でこれ毎年やっているんだから、まぁまぁすごい量のごみが発生することはたしかだ。あのキットが各ご家庭の玄関に投げられ、その後倉庫に行くか、きっぱり捨てちゃうか、、まぁ何にしろゴミですね。

どうせなら、来年次の1年生が使えるくらいのしっかりしたやつならいいのにね。そっちの方が教材として適しているんじゃね?と思ったりする。

最初の「下剤」の伏線は別に回収しません……よ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?