ジョハリの窓

心理学で、「ジョハリの窓」ってのがある

4つの窓とも言うかな。

説明すると、

「自分だけが知ってる自分」

「自分は知らないけど、みんなは知ってる自分」

「誰も知らない自分」

「自分もみんなも知ってる自分」

義理の母の言葉

「気分で生きる人は気分で死ぬ」とふと言ってたことを思い出した。

中村憲剛、稲本潤一、佐藤寿人、槙野智章の対談

こないだこの対談を見て☟

憲剛さんが、癖強い選手で僕の名前を出してくれてた
びっくりして嬉しかったけど、

稲本さんに関しては

「やる気ない時の鄭大世はぶん殴りたろか思った」

って言ってた。

政治家の答弁じゃないけど
あれ、、？そんな自分は全く記憶にございません

確か町田でも、引退決めてみんなでお別れ会やった時に

「壮絶に掻き回す大世さんがいなくなるの寂しい」
ってポロって

ん？

歳とってだいぶ丸くなったとは思ってたけど

みんなそんなふうに思ってたの？

って思ったのを思い出した。

あれ？

そこまで酷かったっけ？

確かに気分屋なのは自分でわかってて、どうしようもない問題児ってことも自覚してる。

一番酷かったのは代表での自分だった。

本当にあの時に関わった一人一人に土下座して回りたいぐらい。

感情の起伏が激しく、うまく行かない時は地獄を這いずり回ってる気分で、うまくいってる時は有頂天になる。

また、うまく行ってる時は、人を見下し
うまく行かない時は人を恨む

うわー、嫌なやつ。

ちょうど今僕に憧れていた加藤拓巳のインタビューを見た時に

自分の行いを改めて恥じた

https://www.youtube.com/watch?v=JFwEi1YvaKI

長所といえば、試合に出れない時は、監督にどうにかアピールしようと信じられない位の爆発的なエネルギーが生まれる。

ノッてる時は誰も止められない。

ただ、それが破裂して問題を起こすこともしばしば

ノれないと全然ダメ

感情の起伏が激しいから、パフォーマンスの起伏も激しい。

だけど、稲本さんが言ってた、やる気がないっていう姿は、全く自分では想像もしてなかった

完全に「自分では見えてない自分」が引退してわかった

最近三笘薫選手の解説をやらしてもらいながら、人に言われたことをちゃんと実践するところが、大きな武器になってることを見ながら気づいてる

本田圭祐も成功するために、トライ&エラーを繰り返し日々の努力を怠らない

自分が自分のキャリアを振り返ったときに、そこそこ成功したサッカー人生だったと思うけど、もっと上に行けたんじゃないのかって感じることもよくある。

前述した2人にあって、僕にないものはそこなんだと思う

おそらくうまくいってない時は、うまく行こうと、必死にもがくけど、そもそも監督の心を変えるって言うのは、簡単なことではなく、自分の思い通りにいかないことが通例

だから、ガスが爆発するように、自分の中の負のエネルギーが自己嫌悪に走り、自信を失い、パフォーマンスを崩す

26歳の時に、ボーフムでいちどスタメンから外れて、心が脆く崩れ去り川崎時代のパフォーマンスに戻らず引退までそのままどうにかごまかしながらも、また、新たな境地を見つけながら38歳まで走りきった

でもみんなが思うように世界に通用しなかったかっていったら

そんな事は全然なかった。

最初のシーズンはキレキレて自信満々で敵を恐れず突破し、シーズン前半で8ゴール決めた。

ただ2011年のアジアカップで
ホームシックで年始からドイツに戻って練習するのが嫌で、膝が痛いから休みたいといって、9日の代表に直接合流した。体が全く動かなく、コンディションが崩れ、戻ってもスタメンから外れ、自信を失い、そこでフォームが崩れた

心が崩れたからか、体のキレも失い全盛期のキレは戻る事はなかった

多分その時がキャリアの大きなターニングポイントだったのが間違いない。

そこからもっと俯瞰して考えて、キャリアを歩んでればこう言う時もあるって虎視眈々とスタメンを狙っていれば、そこからさらに上に行くことも十分可能な能力を持ってたと自負してる。

ただそこで大きく精神的に脆く崩れ去ったことでその後は右肩下がりになっていったと正直思う。

もちろん多く活躍と人との出会い、挫折を味わい感謝の気持ちの大切さを知れたことは大きな財産だとわかっている。

サッカーのキャリアという面で考えたら、そんな感じだった。

今、三笘薫の本を読みながら、自分の人生を振り返ってるけど

結局、気分屋として気分で生きた結果、気分に殺されたんだなぁって気づいた。

感情に流されることなく、置かれた状況に振り回されることなく、毎日をひたすらベストを尽くすこと

ってみんな言ってるし、当たり前の常識だけど

当たり前のことを当たり前にやるってって本当に難しいんだね

三笘 薫は凄いなー

俺もプレミアでプレイするのが夢だったんだよな〜

気分屋の末路はこうなるんだね

でも、楽しいこともいっぱいあった🧑‍🍼

まとめると

「人に生かされ気分に殺された」

って感じだね