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自由になりたい人

今回は #はたらくを自由に のタグをテーマに自由なキャリアについて考えてみました。

学校を卒業すると社会人と呼ばれるようになりますよね~。「社会人らしく」とか、「社会人たるもの」とか、なりたての頃は気にしなければいけないのかと葛藤があったものですが5年以上経つと、なんでそんなこと気にしなくちゃいけないのよ!と思春期ばりの自我が芽生え始めまして今日に至ります。

自由になりたい

多くの人は生涯、雇われる側として過ごすことを前提に日々の勤めを果たしていると思いますが、「独立したい」「フリーで働きたい」という自由度の高い環境を求めている方も多くいます。私もこのまま被雇用者で居続けるのはキツイ…と感じている一人。そういう考えへのアドバイスとして「自分で起業しなよ」「自営でやったら?」という意見もよく耳にしますよね。

アメリカの学者シャインはキャリア・アンカーという理論を提唱していて、自分らしいと感じるキャリア選択(人生設計というとイメージしやすいでしょうか)は大きく8つのタイプに分類されるとしています。

下記のサイトはシャイン先生のポータルサイトです。

このタイプについて知ると、「独立」や「起業」という言葉がぴったり当てはまる人もいればそうではない場合もあることを知ることになると思います。

キャリア・アンカー=自己イメージ

キャリア・アンカーのタイプというのは自己イメージのタイプということになります。8つのタイプを簡単に紹介しますね。

①組織で活躍!上昇志向の管理職タイプ
②職人気質!生涯専門職タイプ
③とにかく保障が大事!安定第一タイプ
④自分のやり方がいい!自由でいきいきタイプ
⑤アイデアを評価されたい…創造神タイプ
⑥全てはみんなのため…社会奉仕タイプ
⑦あくなき探求心…ピュアチャレンジャータイプ
⑧何事もバランス…ワークライフバランスタイプ

※タイプ名は独自に再構成して表記しています。

※診断方法…『キャリア・アンカー』(白桃書房)には簡単な質問票(アンケート)が含まれており、それに回答すると、8種類のキャリア・アンカーのどれに最も該当するかが分かります。

(キャリア・アンカーで検索すると診断できるサイトや解説ページが上記以外でもいろいろあります。)

このタイプで見ると、起業・経営が自分らしいキャリアだというのは⑤の創造神タイプに当てはまり、

決められた労働時間や場所、環境ではなく自分の裁量でフリーランスとしてはたらきたいというのは④の自由でいきいきタイプということになり違いがあります。

また、キャリア・アンカーは30歳前後で形成される生涯で(概ね)不変の価値観とされています。もっと家族と過ごす時間がほしいからフリーランスで在宅で働こうかな…という場合は⑧ワークライフバランスタイプである場合もあり得るわけです。

自由になりたいと言っても実は根底にある自己イメージは異なるものである場合があるのです。それがキャリア・アンカー。

前置きが長くなりました…

私のキャリアイメージ

今回のテーマ「はたらくを自由に」ですが、ここからは私自身についてです。

まず、私にとっての〝自由〟とは何かー1つは自由な裁量、もう1つは自由な目標設定ではないかなと思います。

自由な裁量

毎日決められた時間決められた場所決められたやり方で、品位を欠かない装いを維持して出社して静かにマナーよくはたらくなんてことを40年以上も続けていける気がしません…。自宅、あるいは個人のオフィススペースで主従、上下関係なく過ごせることが精神の健全に必要なのかな~なんて思います。そういう面で④自由でいきいきタイプがしっくりきます。

自由な目標設定

実際に診断テストをやってみると私は⑥社会奉仕タイプがずば抜けて高いです。雇用されている身だと経営理念や事業目標って自分では設定できないものですが、他人の決めたことってどうしても愚直になれないというか、精神的に満たされるほどではないと思っちゃうのですよねえ。

自分自身、セクシャルマイノリティであることでどうしても社会に帰属意識を持ちづらいというか、微妙な疎外感を無意識的に抱いているかなと思います。けっこう虚しい気持ちになるのが、あたかもLGBTはこの組織にはいなくて外にいるだろうLGBTにも配慮していきましょう!みたいな提言が出された時…これを食らうともう途端に心が萎れてしまいますね。

もっとこうだったらいいのに!とか、こういう事業があったらいいのに!とかそういうことを考えている時間がけっこう多いし、個人の利益より全体の利益を自然と重視している節もあるかも。

大げさなのかもしれないけれどそんな意識があります。

イメージはいいけどどう実現するの?

今は非正規専門職です。先輩たちにはなんとかして正規職への転職成し遂げるのよ!と応援していただいてます。

でも私自身はまた何度か転職するだろうな~なんて大きな声では言えないのですが思っていますし、上で書いたような自己イメージがあるので誰もが生きやすい環境作りや、自分自身のスキルアップをして社会に還元していけるはたらき方とか、そういうものを追求できたらいいなーと思っています。

あれ、それをテーマに書いたらよかったなあ。笑

今回はこのくらいに…しておきます!

最後まで読んでくれてどうもありがとう。

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