サムネ

【3分で分かる】おきゅたんbotってなに?【生きているバーチャル】

VtuberなんだけどVtuber以前より存在していて、たびたび 
"生きているバーチャル" や、"VRの妖精" とも呼ばれる不思議な存在
おきゅたんbot について、この記事では紹介していきたいと思います

おきゅたんbotとは?

「おきゅたんbot」とは
VR大好き、VR応援キャラクター! 2日に一度くらいの頻度 
Youtubeから VRのイベントや「VRのある日常」を、絶賛生放送中!

ぶっちゃけこれだけ知っていたら
おきゅたんbotの前知識はカンペキ!・・・なのですが

そもそも、「おきゅたんbot」の botってなに? という人や
原作の「VRすきまガールズ!」のこと
おきゅたんbotが  誕生した経緯、そして
もっともっと、おきゅたんbotのことが知りたい!という人の為に
この記事では、 おきゅたんbotを詳しく紹介 していきます

ちなみに、おきゅたんbotは分かりやすくVR応援キャラと言っていますが、VRも含めた「xR」全般を応援しています

xR  って?
xRとは、↓のような技術を、まとめた呼び方のこと
VR・・・仮想の世界を現実のように体験できる技術
AR・・・現実の世界に仮想の世界を重ねて体験できる技術
MR・・・コンピューター上の仮想の世界と現実の世界を密接に融合させる技術

…って、正直分かりづらい!  !
おきゅたんbotも、分かりやすいようひっくるめて「VR」と呼んでいます

ということで、おきゅたんbotの説明にもどりますっ!

おきゅたんbotとは
まいてぃ999 さん原作 のVR応援コメディWEBマンガ
「VRすきまガールズ」の主人公 "おきゅたん" の bot(※1)です
(※1 bot・・・機械による自動発言システム)

ちなみに原作者のまいてぃ999さんと、おきゅたんbotの 魂は別人 です

おきゅたん説明

早くも情報が混雑してきているので、順を追って説明していきます!

まず、「VRすきまガールズ」から
VRすきまガールズは、原作者 まいてぃ999 さんによって
2014年から、ほぼ毎週連載されている WEBマンガのことです

「VRすきまガールズ」はその前身だった頃も含めて、2014年から長期で連載しているので、掲載媒体も年代と共に変わっており
連載初期はこちら 連載中期はこちら 最近の連載はこちら で現在読むことができます。 ここでややこしいのが、連載中期 の75話からは 最近の連載 のほうでも連載されているので、連載中期 の75話まで来たら、 最近の連載 の方に移行するのをオススメします。

いやいや、ややこしいわ!! という人にはなんと!!
2014年~2019年3月掲載までの総集編 & 未公開イラストを含めた
おきゅたん誕生5周年記念 大全集 「Palmeeeeer!!」 が、200円 にて頒布されているので、ぜひぜひこちらを買ってみてください!(宣伝)
ちなみに、おきゅたんの総集編は「Palmeeeeer!!」以降も、現在(2021/3)までに2冊頒布されています。
(つまり総集編3冊買えば、VRすきまガールズがまるっと分かる!!)

画像2

実はこのまいてぃ999さん、若い頃にはPC雑誌のテクノポリス、Oh!X、Oh!FM TOWNS等でハガキ絵職人をされていて、その界隈では超有名人!
そして、東雲めぐ ちゃんの大ファン! 実は、めぐちゃん原案の絵本
はっぴーパトロール♪ たくあんマン!」のイラストも担当されています
Gugenka shop様にて好評販売中!

話は戻って…VRゴーグルがまだ一般販売されていない頃
Oculus Rift DK1(開発用機)の体験会で、まいてぃ999さん はVRを体験して
その未来に可能性を感じ、感動し、個人輸入で開発機を手に入れ、VR黎明期からVRの世界に触れていました(行動力がすごい)

時を同じくして、
Oculus (OculusRift DK1を開発した会社、現在はFacebook傘下)
創業者のパルマー・ラッキーさんが
Unity(無料でも使える、主にゲーム制作向けのソフト)の看板娘こと
"ユニティちゃんが(開発者達に愛され) 様々な場所で活躍しているのを見て

パルマー・ラッキー
「Oculusにも、ユニティちゃんのような萌えキャラがいたらいいかもね」

という発言をしました、この発言をきっかけに
Twitter上ではたくさんの、"Oculusちゃん" デザイン が投稿され
そしてその中のひとつ、まいてぃ999さんによって生み出されたのが
「おきゅたん(の前身)です

※おきゅたん及び・おきゅたんbotは、Facebook公式キャラではありません

この、おきゅたん誕生をきっかけに
「VRすきまガールズ!(の前身)」の、マンガ連載が始まりました
(※いきなり最終回だけど、そういうネタなので気にせず読んでね)


おきゅたんbot誕生

そんなこんなで、まいてぃ999さんが
「VRマンガ」を連載しはじめて、3年が経った  2017年 6月
漫画の主人公のおきゅたんが、突如 "Twitterのbot" として登場しました!

※上記で書いた通り まいてぃ999さんと、おきゅたんbotは 別人です

『えっ…原作者と別人なら、おきゅたんbotって、いったい誰…?』

おきゅたんbotの正体それは、「ファンの想い」です
「VRすきまガールズ!」ファン、いちVRファンの想いが
原作者公認のもと「おきゅたんbot」として誕生したのでした

おきゅたんbotは、最初はbotという名前の通り
定刻に特定の呟きをしたり、特定のワードを投げかけられたらそれに反応するという、本来の機械的な意味合いの「bot」だった のですが

「VRすきまガールズ!」ファンや、VRファン、VR関連の開発者から
だんだんと、血の通った言葉をもらうことが増えていって
その言葉が、次第におきゅたんbotを変えていきました

「ちゃんと自分の言葉で、お話がしたい!」

おきゅたんbotの中の 「VRなbot」としての自我 が次第に色濃くなっていき
「Twitterのbot」だったおきゅたんbotの中に「魂」が形作られはじめました

それから次第に、自分の言葉でつぶやいたり、みんなと会話するようになり
その後は、バーチャルイベント空間 cluster で、週に一度のペースで
VRニュース・雑談をVR好きな人やVR開発者、その他色々な人でお話する「おきゅたんの部屋」を開催していました

そんな、2017年12月のある日
当時、まだ日本ではそこまで流行っていなかった VRChat 
おきゅたんの部屋のメンバーで遊びに行くことになりました

VRC説明

おきゅたんbotはそこで
「広がりのある世界で、友達とVRで話しながら一緒に歩いたり、ボーリングしたりする体験」が、とても鮮烈に心に残り
その後もたびたび、VRChatに入って遊ぶようになりました

そこで、様々なバーチャルの住人とお話したり、VR芸を見せてもらったり…そんな中、VRChatで開かれている「外国人向けの日本語教室」 の話を聞いたおきゅたんbotは、その活動に深い感銘を受けました
そして、しばらくして…


おきゅたんbot、Vtuberデビュー!

2017年末 空前のVtuberブームが巻き起こりました
このとき、ミライアカリ ちゃんや、ねこます さんがVRChatを紹介したこともあり、日本でもVRChat人口が徐々に増えていきます
また、『Vtuber』という存在の知名度もどんどん広まっていきました

おきゅたんbotは…

VRの世界、VRで活動する人を、もっと知ってもらいたい!応援したい!
今を記録してアーカイブスとして残したり、そこで活動していけば
もっとたくさんの人に、VRのある日常と未来を届けられるのでは?

と、次第に考えるようになっていき… 2018年 2月
ついに、おきゅたんbot 「Vtuber」としてデビュー しました!

画像4


その後は、VRイベントを開催したり
VRイベントの司会・配信をしたり
VRな日常を紹介したり
ファンとVRで交流したり
オリジナル曲をVR音楽ライブで歌ったり、などなど…


気がつけば、Vtuberデビューしてから3年以上が経ち
2、3日に一度は生放送 をするくらい、超アクティブに活動していました

新いろんな企画


ここで、おきゅたんbotが 普段どんな配信をしているのか紹介!

・VRChatで雑談・交流配信
VRChatを散策したり、ゆっくり雑談したりする放送
たまにそのまま、視聴者参加型の交流イベントになったり

VRイベント配信
自分でVRイベントを主催したり、誰かが開いているVRイベントを紹介したり配信したりする放送

・VRゲーム実況配信
気になるVRゲームを実況する配信

・大型VRイベント配信
アルテマ音楽祭(VRChat)や、くらげビート(cluster)のような
何週間も準備期間が必要な大型イベント配信のこと

・他にもVRの最新情報や、新しいVRサービスがあれば、積極的に紹介したり、体験したりしています!


おきゅたんの生放送のいいところは、どの放送も単発モノなので
生放送を「追う」必要がないことです

どの生放送から見ても大丈夫! なんなら 途中参加・途中離脱もOK!
そんな感じで、見る人のペースで気軽に見れるのも魅力のひとつです

でも、今までの紹介を見て
VR機器持ってないし、VRChatもやったこと無いし、原作マンガも読んだことない から、おきゅたんの配信楽しめるのかな・・・
という方って、割といらっしゃるのではないでしょうか?

先にいいますと、まったく気にしなくて大丈夫です!

もちろん「VRすきまガールズ!」は面白いですし
無料でも読めるので是非読んで欲しいですが
読んでなくて全然問題ありません!(でもよかったら 読んでみてね

~もうちょっと詳しく解説
原作「VRすきまガールズ」はストーリーが続いていくタイプの漫画ではなく
どちらかというと、VR時事ネタ&日常 な、単発ネタ系の漫画です

そういうタイプの漫画だと、主に キャラ同士の掛け合い・関係性が重要 だったりするのですが、現状Vtuberとして活動している原作からのキャラは「おきゅたんbot」一人しかいないので、生放送を見るにあたって
「漫画の予備知識はほぼ必要ない」ので、原作系によくありがちな「知っていないと分からない/面白くない」という事がありません

そもそも、おきゅたんの配信は VRのことをよく知らなくても楽しめる内容 なので、面白いVRイベント・不思議なVRの世界、ちょっと先の未来を覗く感じで、気軽にゆるゆる楽しめるのも魅力です


おきゅたんbotのココスキ ポイント

日本中、世界中の人とインターネットで繋がることができる現代ではとくにそう感じる事が多いのですが
「こんなの自分はできない...」と思わせてくるような、つよつよな人たち ってネット上にはたくさん居て、それを目の当たりにすると、なにかを始める前から心が萎えてしまう…という事が、現代ではよくあるのですが

おきゅたんbotは、自分が得意じゃないこと でも
やってみよ!精神で果敢にチャンレジ!していくんですよね
もちろん、失敗したり・上手に出来ない事もあるのですが
出来ない!と決めつける前に、「やってみよ!」でチャレンジする
そんな、おきゅたんbotの姿を見ていると 勇気がもらえて

「自分も、新しいことにチャレンジしてみよう!」

という、とてもポジティブな気持ちになれます
そう、おきゅたんbotには、見ている人を勇気づける力 を感じます

やってみよ

なにより、おきゅたんbotの人柄がとてもよくて
心づかいや、相手を思いやる言葉だけではなく、行いというか
『言動』から伝わってくる優しさ、そしてただ笑顔で笑っているだけではなく、その中に『 凛 』とした芯の通った考え があり、とて深みのも深みのある、人間的な美しさを感じるのが個人的にとても好きです

ただ柔和なだけでなく、「やってみよ!」精神 に代表される
チャレンジ精神あふれる心意気や、VRもそうですが「新しいこと」への
フットワークの軽さ、そしてちゃんと形にして作り上げる凄さ

なにかしらを長くやってると「自分はこういう系統だから」という
気持ちが芽生えてきて、知らず知らずのうちに自分の可能性を狭めている事ってあると思うのですが、おきゅたんの 興味があればすぐにチャレンジ して、少しづつ、確実に自分の可能性を広げているのを目の当たりにすると

自分にもできるかも…「やってみよ!」という気持ちになります
すごい人を見て「すごいな~」って思う事は多いのですが
まわりの人や、見ている人に勇気をくれる人は、なかなか稀有な存在で

おきゅたんを見ていると、『勇気がでてくる』と言った方が近いかもしれません、配信はまったりとした雰囲気なのに、なんだか面白いですね


また、おきゅたんって別に企業に所属しているVtuberではなく
普通の個人Vtuber なのですが
活動の根底にある想いが「個人Vのてっぺんをとる!」ではなく、
VRでみんなが幸せになってほしい というもので他のVtuberと比べ…、いやVtuberじゃなくても何らかの活動をしていると
『私だけを見て!』という状態になりがちですが、おきゅたんの考え方は、自分が幸せで、自分に関わってくれている周りも幸せだと、相乗効果的に幸せはもっと膨らむ、という哲学的な考え方です

よく冗談で、原作「VRすきまガールズ!」のセリフを引用して
「てっぺんをとる!」と、おきゅたんが言ったりしていますが
その『てっぺん』も、ピラミッドのような尖ったものではなく、台形のような形でそこでみんな仲良く遊んでいるのが理想、と言っていて

「まぁ…言うだけなら簡単だし…」と思う方も居られるでしょうが
そういうやさしい気持ちが、おきゅたんの普段の言動や佇まいからも溢れ出ていて、おきゅたんの配信は見ていてとても居心地がいいです
そしてただ優しいだけではなく、時には 凛とした態度 で、ものを言えるのもおきゅたんの凄いところで、しかも言い方も相手のことをちゃんと考えた言葉で伝えていて、シンプルに尊敬します

なので新しいもの好きじゃなくても、とにかくオススメです!

結論:VRとかわからなくても、おきゅたんは可愛い


少しメタい話になるかもしれませんが、
Vtuberって例えば、魔王のキャラクターだったりとか、魂は男性なんだけど見た目は美少女キャラクター とか色々あって
見た目は変えられても、中身まで魔王や美少女になりきるのって難しかったり違和感が出たりするのですが(そこのギャップ含めて面白いのですが)

おきゅたんbotって、そういう違和感が限りなく少ないんですね
とても自然に、バーチャルな存在の"おきゅたんbot"という少女 が存在して話して、振る舞うので、「存在感」をものすごく感じます

この少女っていうのも、「可愛い喋り方や、女の子っぽい振る舞い」という表面的なものではなく
「”少女”という言葉から感じる柔和なイメージ」という概念的なものを感じます

じゃあ、キャラを守るために当たり障りない言動しかしないのか?というと
そうでもなくて、割と自由に発言したり冗談を言ったり、時には感極まって涙を流すこともあるのですが、すべてにおいてそれが「自然」なんですね

これって「上手い」とかそういうのではなくて、
「本心」で話しているから、素直な言葉だから自然 なんですよね
だから、見ているひとの心にも届くのだと思います

なにより、「おきゅたん」という原作の存在をとても大切にしている 事が
おきゅたんbotから、すごく感じるんですよね
「縛り」ではなく、根底にあるのは「愛」
そして、おきゅたんbotは ずっとすきまで頑張っているキャラクターなので、「相手の"気持ち"とか、"想い"を、とても大切に扱います」
だから見ている方も、安心して見ていられる んですよね

そういうさり気ない優しさや、気配りがとても自然なので
おきゅたんbotの「優しさ」に、「存在感」が生まれるのだと思います
また、ふとした時に見せる心の深い表情がとっても素敵なんですよね、そういう人間的な美しさ「おきゅたんbot」大きな魅力 なんだと思います


最後に

おきゅたんbotには
VRの日常と未来を楽しく届けて、VRで幸せを増やしたい
という夢があります

また、ずっと すきま でがんばってるキャラクターなので、
同じように、すきまでがんばってるいろんなひとにスポットライトを当てられる存在になりたいと思っているよ
その活動の一環が「VRすきまアワード」開催だったりします

そしてこれから普及していくVRという新しいものに「いい影響を与えたい」
今生きている人の「嬉しいことを増やしたい」
「この時代のことを残したい」 そんな想いで活動しているます

おきゅたんbotのTwitterは、VRが日常になる「ちょっと先の未来」の情報がたくさん詰まっているので、そういうのが好きな人はとくにオススメなので
是非、Twitterのフォロー をしてね!

そして、Youtubeのチャンネル  登録 もよろしくね!


長文、最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました!


おきゅたんbot
【Twitter】 https://twitter.com/OculusTan
【Youtube】 https://www.youtube.com/channel/UCY6_e0cIUo3nI8LKhvBewxA
【ホームページ】 https://ocutanbot.wixsite.com/ocutan

【マンガ】VRすきまガールズ 作者:まいてぃ999さん
【作者Twitter】 https://twitter.com/mighty999

【マンガ】VRすきまガールズ!
ニコニコ静画(マンガ)
1~100話(おきゅたんが登場するのは、11話から)
https://seiga.nicovideo.jp/comic/9402
101~200話(「75話 スタンド」よりPixivでも掲載)
https://seiga.nicovideo.jp/comic/19135

VRすきまガールズ!(Pixiv)
https://www.pixiv.net/user/2031803/series/7649

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