もちろん今回も前回の続き。写真は1軒目の物件を内見に来た時に鎌倉駅近くで撮った写真。まだ1軒目の物件に対して希望に満ち溢れていた時間の写真。この先には式を挙げた鶴岡八幡宮が。この話はまた後日…。

その希望を打ち砕かれた帰りの新幹線の中、気を抜くと絶望的な感情が心の中にあるのが分かる。

でもそれを見ないように、感じないように蓋をして再び「鎌倉　店舗　物件」で検索開始。

1月の時点で見た物件ばかりが並ぶ中、一つだけ見たことのない物件に気が付いた。どうやら割と新しいマンションの1階の物件。元々なんだったのかな、、と思い探してみるけど何も出てこない。住所をもとに検索してみると魚屋さんがヒットするも、どう見てもマンションではない。

んー、なんだコレ。

とりあえず写真を見ると天井は十分そうだ。柱がいくつか見える。最初の物件と比べると半分程度だが、スペースも十分のようだ。そして見れば見るほど、どんどん魅力的に感じる物件。

あれやこれやと迷っている暇はない。すぐに電話デッキに移動して、リストされている不動産屋さんに電話を掛ける。

聞けば以前は江戸時代から続いていた魚屋さんのスペースだった場所に、2015年の秋に建った建物だとのこと。重飲食やラーメンなどはお断りらしい。ジムは…もちろんオッケーです！とは言われてはいないが、断られてもいないので、とりあえず大丈夫。良かった。そして何より心配だった空き状況は問題ないとのこと。良かった。

週イチの休みを使って鎌倉に行った帰りなので、次に内見に行けるのはその1週間後。すぐに翌週の水曜日に内見の予約を入れる。

その日まで住所をもとにグーグルアースで周囲の状況を見ると、どうやら「江ノ電」という路面電車が前を通っているようだ。騒音問題もなさそうだ。海も近い。路面区間にある商店街の一部のようだ。ただ歩いている人たちの多くがご高齢なのが少し気になる。

他にも心配なことは山ほどあるが、とりあえず空いていて良かった。

その内見の日は3月9日。

正直、ここがダメだったら…。嫌な予感が頭に浮かばなかったか、と言われると浮かばなかったとは言い切れはしない。でも今までも色々大変かも知れんけど、まぁなんとかなるべ、という感じで生きてきたので、今回も根拠のない自信があった。留学に行く時もそうだったし、アメリカで仕事始めた時も、日本に帰ってきた時も、そして今回も。

JOBLESS & HOMELESSまで3週間ちょっと。

続く