【メイレビュー】1/22（Mon）「昇格に一歩及ばず！ クラブ社長が語る2023年J3の戦い」左伴繁雄（カターレ富山代表取締役社長）〜 #ハフコミ 隔週報 vol.67
みなさん、こんにちは！ 毎月ハフコミウェビナーのレビューを担当している、ライターの五十嵐メイです。
月イチで開催されるハフコミウェビナー。1月の特別講師は、カターレ富山の代表取締役社長でハフコミのアドバイザーでもある、左伴繁雄さん。さながら新年の風物詩のように、3年連続でご登場いただきました。
今回のテーマは「昇格に一歩及ばず！ クラブ社長が語る2023年J3の戦い」。2023年のカターレ富山は、最後まで熱い戦いを繰り広げた末に、J2昇格にあと一歩、及びませんでした。激動の昨シーズンについて、左伴さんはどんなことを語ったのでしょうか？
それでは今月のメイレビュー、スタートです！
■〝経営者目線〟で2023年のカターレ富山を振り返る
「最終節まで、昇格や優勝の可能性を残している状態で（それらを）逃したのは初めてしたね」──。今回のウェビナーは、このようなインパクトのある言葉からスタートしました。
これまで横浜F・マリノスや清水エスパルスなど、数々のJクラブの経営に携わってきた左伴さん。過去に７回、最終節での大一番を経験してきたそうです。けれども、目標に届かなかったのは今回が初めて。「昇格を逃した後の身の処し方がわからなかった」と語ります。
左伴さんが社長に就任されたことがきっかけで、私もカターレ富山に注目してきました。外から見ていると、数々の取り組みが実を結んでいるように感じていたので、左伴体制の今後についても密かに注目していました。
結局、昇格に一歩及ばなかったので、今後の進退が非常に気になっていました。このウェビナーでは、社長としての契約延長が決まった経緯や心境について、左伴さんから直接お話を伺うことができました。
他にも、日産時代のカルロス・ゴーン社長（当時）とのやり取りや、経営者としての基盤となるさまざまな経験についても語っていただきました。現役のJクラブのトップから、これだけ内面を聞くことができるというのは、なかなか得難い機会ですよね。
昨シーズンのカターレの戦いについて、最初はファン目線から入って、その後は経営者目線で振り返っていただいた、今回のハフコミウェビナー。サッカークラブの経営者の視点や考え方が気になる方は、ぜひアーカイブをご覧ください！
■ハフコミの新しいメンバーが続々と増えています！
2021年から始まったハフコミですが、新しい会員さんが続々と増えています。新しく仲間になってくれた、書評家で北海道コンサドーレ札幌サポーターのつじーさんに、ハフコミウェビナーの感想を伺ってみました。
「ハーフウェイカテゴリーをテーマにしているけれど、カテゴリーの枠を超えて、サッカーにまつわるさまざまな話が聞ける。そんなイメージを持っていました」
過去に登場してくださった特別講師の方々は、ピッチ内外を問わず、さまざまなジャンルでご活躍の方々が登場しています。毎月、サッカーを軸に多方面の話が聞けるのは、ハフコミウェビナーの魅力であり、強みです。
つじーさんは、宇都宮徹壱ウェブマガジンで『書評家つじーの「サッカーファンのための読書案内」』を連載するほどの読書家。今回、左伴さんと直接対話することで「できる経営者とは、こんなことを考えているのかな？」というイメージの答え合わせができたそうです。
単にサッカークラブの経営者の話を聞けるだけでなく、オンラインでありながら近い距離感でコミュニケーションできる。会員限定、クローズドな空間だからこその距離感もまた、ハフコミの魅力のひとつです。最後につじーさんに、今後のハフコミに期待することを聞いてみました。
「自分がまだ知らない、サッカーの世界を広げる場。そしてサッカーで疑問に思っていることについて、専門家に直接聞ける貴重な場だと思います。次のウェビナーも楽しみにしています！」
■次回のウェビナーのテーマと特別講師は、間もなく告知します
ハフコミは、クラブ関係者やサポーターなど、サッカーの関わり方が異なるメンバーが集まっています。サッカーの関わり方によって、ハフコミの楽しみ方も変わってくることでしょう。
私の将来的な目標は、クラブの運営に関わること。ハフコミを通して、ありとあらゆる方面の知識を蓄えていきたいと思っています。
実際にクラブ運営で悩んでいることがある方、あるいは将来スポーツビジネスに関わりたいと思っている方、さらには単純にサッカーが好きという方にも、ぜひジョインしてほしいと思います。これまでのハフコミウェビナーの内容は、こちらからご確認いただけます。
次回のハフコミウェビナーは、2月19日の月曜日。詳細につきましては、noteやXで告知させていただきますので、ぜひハフコミのアカウントをフォローしてくださいね。
それでは来月の「メイレビュー」も、お楽しみに！
＜この稿、了＞
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