ミシンのはなし
キャンプのきっかけの次は、ミシンのきっかけ。
WANDER THE Lifeとyamaface、たまにヤンさんのBaltic Amberを手伝わせてもらったり、あと最近は自分のショップも立ち上げたり、家にいる時間はミシンやってるかあつ森やってるかなんだけど、昔からミシンが得意だったとか、家にあって使ってたとか、特にそういうわけではない。
私のミシン歴は、キャンプ歴とほぼ一緒。1ヶ月だけ短い。キャンプをしていなかったら、ミシンもやっていなかったと思う。
KOKAZEテーブルが好きすぎた
前回の記事でも書いたさくぽんとヤマケンのブログで、KOKAZEテーブルなるものの存在を知った。めっちゃかわいい。ヒトメボレ。絶対欲しい。私これ絶対買う。
で、初キャンプの翌月に有野実苑に行って、実物を見せてもらってそのままお持ち帰りした。
ちなみに話がそれるけども、初キャンプは2016年の11月、スウィートグラスに行った。寝れそうなくらいきれいなトイレに衝撃を受けた。それまでの私のキャンプ場のイメージと全然違う。私がこの世で一番嫌いなあいつもここにはいない。なーんだ、こんなきれいなとこなら住めるって思った。トイレだけど。今でも浅間ヒュッテの隣のトイレが一番好き。
その2週間後、初キャンプから帰ってきたそばから次のキャンプに行きたくて行きたくて仕方がなくなり、有野実苑に行った。理由はヤマケンが働いていたから。この時はまだ会ったこともなかったけど、ヤマケンがいるキャンプ場なら2回目の初心者でもなんとかなるだろうと思った。
有野実苑でヤマケンを見つけた時は、わーーー本物だーーーー!と思ってテンション上がった。芸能人に会った気分。ヤマケンさんですよね!って声をかけた。あの時の自分のテンションを思い返すとちょっと面白い。ヤマケンさんって。本物って。偽物いないだろ。
話は戻って、その初ヤマケン記念日の翌月にかわいいかわいいKOKAZEちゃんをお迎えした。これがまた超素敵。木のいい香りもして。
だけどキャンプの時ってほかの道具も一緒に車に載せるから、なんかガチャガチャしてこの子に傷がついたら嫌だなと思って、カバーを作ろうと思い立った。
で、生地を買ってきて、縫おうとした。手縫いで。
10秒後
一生終わらないと悟って、Amazonでミシンをポチった。
ミシンを触ったのは高校の家庭科の授業以来。糸のかけ方すら怪しかったけど、なんとか完成。これでKOKAZEちゃんを守れるようになった。
縫い目ガッタガタで今見ると超恥ずかしいけど、この時、そっかーないものは作っちゃえばいいんだ!と思った。これが私のミシンとの出会い。
ないものは作っちゃえ
もともと細かい作業とかなにかを作ったりすることが好きだったので、ミシン作業はすごく楽しかった。次は、キャンプ中にスマホとか細々としたものの置き場に困って、アームレストにつける小物入れを作った。
作ったら誰かに見せたくなる。子供が絵とか書いて、おかーさんみてー!ってやるやつ。それと同じ。
お母さんじゃなくてヤマケンに見せたら、お母さんみたいに褒めてくれて、気に入ってくれた。(お父さん?どっちでもいいか)
これがWANDER THE Lifeのサコッシュの始まり。初めてのミシンを買ってから3ヶ月後のことでした。
看護師であることにしか価値がない、看護の仕事しかできない、でも師長は疲れたなと思っていた当時の私が、ほかにも何か楽しいことができるのかも?とちょっと前向きになって世界が広がった瞬間。
またまたさくぽんとヤマケンのおかげ。
それと、初期の縫い目ガッタガタのひどいやつを買ってくれた優しい方々のおかげ。
本当にありがたい。
今のわたし
そして今、あれから3年経って、最初にAmazonで買ったおもちゃみたいなやっすいミシンは妹に押し付けて、ジャノメの家庭用ミシン、JUKIの職業用ミシン(中古を買ったら調子悪くなって2台目)、baby lockのロックミシン、の3台体制となりました。
そして
さくぽんとヤマケンとWANDER THE LIfe
ヤマケンとyamaface official store
それと、1人でやってるmiki.handcrafted
気がついたらショップの方も3つ。
いろんなタイミングが重なってキャンプ沼に突き落とされて(自ら飛び込んだ説)、ヒトメボレしたKOKAZEテーブルのために買ったミシン。それがまさかこんなことになるとはね。
さくぽんとヤマケンと、それぞれのショップやイベントで私が作ったものを買ってくれた方々、リクエストくれる方々、そしていつも面倒見てくれる師匠ヤンさん。本当にいつもありがとう。みんな好き。
キャンプを始めたら、好きなことと好きなもの、好きな人がたくさん増えて、私の世界が広がった。
それとだいぶ後になって気がついたんだけど、祖母の家にJUKIの工業用ミシンがあった。天国のおばあちゃん、ものづくり遺伝子ありがとう。楽しいよ。
これが私のミシンのきっかけのはなしでした。読んでくれてありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?