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グループカウンセリングを受けた話5️⃣

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涙を流して固まっている間、私は目の前の先生を見て、最初「動けずにいたら助けてくれる」と思っていました。

なぜなら、椅子と向き合う前の先生は私の全ての言葉を受け止めてくれて、頑張ったね、大丈夫だよ、という声掛けをしてくれて。
とにかくひたすらに優しかったからです。
その雰囲気に安心して自分のことを話せたし、泣いていても話せるようになるまで笑顔で待っていてくれた。

だからこそ体が動かないと伝えればきっと助けてくれると思っていました。

でも、そこで先生は「自分が動かないと変われないです」と言いました。
その時の先生の空気は、それまでの先生と別人のようで。

”ここでは絶対に助けてもらえない”と感じました。
この状況は、自分がどうにかしないといけないんだと。

この「優しさ」と「厳しさ」の使い分けが凄すぎたなぁと思っています。

いつでも優しいままでは、きっと私は変わることはないだろうし
いつでも厳しく突き放されるのでは、私が心を開くことはなかった。


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