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観葉植物をことごとく枯らしてきた自分が畑をはじめたワケ

私は東京近郊のサラリーマン家庭で育ちました。

食べ物は母がスーパーで買うもの、遊ぶ場所は路地裏や公園というふつうの子どもで、特に土に触れることなく育ちました。


実家を離れてからは、自宅に観葉植物を置くようになりましたがすぐに枯らしてしまう。

水やりを忘れて枯れるのは当たり前ですが、水をやっていてもどんどんと枯れていく。
しまいには、夫が独身時代から育てていた植木まで枯らしてしまう始末。


田舎の祖母は植物の世話が上手で、遊びにいくと家には緑鮮やかな植木がいくつもあったものですが、
全くそんなイメージ通りに育たない。


そこから時間が流れること10年、その間3人の子どもが産まれ、勤めていた会社を退職してからは子育てが日々の中心となりましたが、相変わらず、植物の世話は下手なまま。
(ほんとに、植物は枯れるけど、子ども達は病気をしてもちゃんと回復して育ってくれて有り難い!)

まれにですが、成功体験もありました。


ブロッコリーとかアルファルファの種を発芽させれば、もやしとして食べられると聞き試してみたところ、失敗もしましたが意外と簡単に食べることができました。

スーパーで買った豆苗、根っこの部分を水につけておいたら、再生栽培ができました。

大きく意識が変わったのは趣味の食事関係の本を読んでからです。


『土と内臓』という本でした。

痩せた庭土にコーヒーかすと木のチップを積み上げていくことで、
短い期間で豊かな畑に変身していったというのです。

土って何かすごい力があるのかもしれない、と思ったきっかけでした。
そこから、食事と土と腸内細菌に関わる発信をあらゆる場所で目にするようになりました。

最終的に、自ら貸し農園のアドバイザーをされている先輩お母さんとの出会いがあり、
自分が住む町でも貸し農園がオープンすることになり、
自分でも、畑を耕すことになったのです。

もちろん、畑には畑の難しさがあり、
仕事で耕す方であれば、収量を上げるための苦労もあるはずですが、
私にとっては
室内植物よりほったらかしにしているのに、畑の植物の方が活き活き育っている!!
ことが衝撃でした。

そして、その秘密をもっと知りたいと思ったのでした。


#畑 #自産自消 #微生物

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