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「わーお水が出ちゃったよ」「おくさま」

3年生の会でした
授業時間が長くなり、ゆったり速度から濃縮していこうと思いつつ、1週間おつかれさまのきんようびの夕方は、やっぱりほっとできる時間にしたい、、思いも揺れ動きながら、学年があがって2回目です

最初に、作っておいた白の羊毛ボールに、今日のじぶんのいろをそれぞれ選んで羊毛をまきつけて、お湯と洗剤でフェルト化させていろのボールをつくりました
白いときの大きさも多少違ったけれど、フェルト化すると色あいとともに大きさもずいぶん違います

線描は、1枚にじっくり取り組みました
ひっくり返る楽しさを味わってもらえたらと、左上からひとつづつ変容していく様子を描きました
緑の線のあとに、内側に赤をブロッククレヨンで描いていきます
内にあったものがいつの間にかあふれ出ている、そんなことを感じるかもしれません
ひっくり返ると楽しくなって線がどんどん自由になる子、「あ!おくさまだ~」と喜ぶ子たち、余白に「わーお水が出ちゃったよ」とうまいこと表現する子
これを見たおうちのかたには謎ですよね(#^^#)
線ってほんとうに豊かです

おはなしは先回に引き続き、せかいのはじまり
かみさまがおおぞらを創ったくだりです
おおぞらができ、原初の水がわかれていきます
空(くう)がうまれることが新しい何かのための場所になるかもしれない
みんなの絵のその場所に、仕上げにひかりを描いてもらいました
それぞれが思う、2日目のひかり

ボールに巻き付けた色の羊毛は、フェルト化したら思っていた仕上がりと違うけれど、みんなきれいだったよ
線描では、たまっていたお水(?)的なものもいつのまにか出ちゃった、、、けれどだいじょうぶ
またなにかに変わっていく、、

少しづつ、せかいを知り始める子たちのおなかの底のほうに、変わりゆくことへの安心感が届いていたらいいなと思っています

ひかりを思えば
こころがあかるむ
こころがあかるめば
地球はひとつのほし
地球がひとつのほしならば
わたしはまことのひと

最初とさいごに唱えるあたらしい詩のことばと動き
早くも子どもたちになじみのものになってきました

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