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【デジカ】炎の中で奮い立て!カイゼルグレイモン!

こんにちは!
てとらです。

今回は、赤ハイブリッドデッキについて解説をしていこうと思います。

赤ハイを使用した大会の実績は以下の通り。

■オンライン大会6回参加
 →優勝4回・準優勝2回
■テイマーバトル3回参加
 →優勝3回
■聖騎士杯オフライン(6月14日)
 →2位

6月末時点

一見、固定枠が多く見えるデッキではありますが、細かいパーツの差し替えで柔軟に環境に対応できる良いデッキだと思っています。

セキュリティアタックを追加する効果が多く、火力の高いデッキが好きな方にはオススメです!

1.デッキレシピ

記事執筆時点のもの

魂のブラフマストラ4投です。
赤ハイで一番強いカードであり、このカードを使えないなら赤ハイを使うメリットがないと言っても過言ではありません。
絶対に引きたいカードであり、かつ複数枚引くとそれだけ上振れるので4投しない理由がないと思っています。

ピン投がそこそこありますが、アクロスタイム発売から長期間試行錯誤した結果になります。
採用理由等は後述します。

2.デッキの強み

このデッキの主な強みは3つです。
①キルスピードの速さ
②カイゼルグレイモンの戦闘持続力
③盾の裏目の一方的な押し付け
順番に解説していきます。

①キルスピードの速さ

ブラフマストラとかいうインチキカードの存在で、キルスピードが現環境で頭一つ抜けています。セキュリティから捲れても次のターン大体イカれます。

4コス神原の進化元効果でもう一打点増やせたりなど、盾を削るスピードにおいては右に出るデッキはいません。

今の環境、どのデッキも「揃ったら勝ち」というコンセプトの中で、相手が揃う前にゲームを終わらせられるのは他のデッキにはない強みです。

②カイゼルグレイモンの戦闘持続力

このカード、ブラフマストラの次にイカれてます。
進化時に相手の盤面を処理しつつ、自分は消滅時に神原を蘇生します。

消滅されてもすぐに次の神原を用意できるので、進化させるデメリットがほぼないわけです。

4コス神原からカイゼルを進化させる場合、
メモリ3スタートから、神原→Lv4ハイブリ→アルダまで3コストで進化して
1点殴ってメモリ+2。
そこからカイゼル進化でメモリ1返ししつつ、盤面を取ることができます。

強いのはこの次のターンです。
1コススタートでただでさえカイゼルを取るのが難しい状況で、カイゼルを取っても神原が蘇生しますし、取れないと次のターン2点分の化け物が残ることになります。

まぁ1返しなら大抵取れないはずなので、生き残って次ターンがキルターンとなることが多いです。

③盾の裏目の一方的な押し付け

デッキレシピをご覧の通り、盾から捲れて強いカードが15枚もあります。

▼15枚の内訳
テイマー*8枚
ブラフマストラ*4枚
メモリーブースト*3枚

15枚は現環境の中でも多い方ですよね。

相手側は常に
「盾からブラフマストラが捲れたら負けだなー」
「盾から4コス神原が捲れたら負けだなー」
と裏目をケアしながら立ち回らないといけないわけです。
といっても大体ケアしようがありませんが。

対してこちらは、相手の盾を最初に1~2枚だけ削り、残りは1ターンで一気に削ってダイレクトする展開が基本になるので、相手の盾の裏目を引く確率が非常に低いです。
アルダの進化元効果でオプション無効になりますしね。

相手は常に盾の地雷を意識しながら戦い、こちらは最初の1~2枚クリアできればいい、という一方的な裏目の押し付けが強みになっています。

まとめると、圧倒的な速度を誇りつつ、相手も追いつこうとして無理に盾を削ろうとすると、裏目を引きやすくかえってゲームを加速させるという強みを持っているわけです。

3.採用理由

■Lv3

14枚

Lv3は特に説明することもないかと思いますが、
一応ボコモンネーモンについて触れておきます。

まずはボコモン。
こちらはお好みで採用はありだと思います。
私もつい最近まで入れていました。

このデッキの必須パーツであるテイマーを探しにいきつつ、返しのターンで運よく生き残ったらとんでもない爆発力を生みます。

入れるとしたら貫通フレイのところでしょうか。

私がボコモンを抜いた理由は、ハイブリッド体ではないのと、育成で進化できないためです。
このデッキのスピードを生かすためにも、育成はなるべく毎回乗っておきたいのですが、Lv3が12枚だと大抵どこかで詰まります。
また同様に、3コス神原の効果発動のためにトラッシュにハイブリッド体を早めに揃えていきたいので、その際にハイブリッド体でないボコモンがノイズになることが多々ありました。

テイマーを早めに手札に入れられるという強みも確かにあるので、ここは本当に好みだと思います。

次にネーモン。
こちらは個人的にはナシ寄りです。

ボコモンは、返しに取られたとしても、登場した時点で、必須札であるテイマーを探しにいくという十分すぎる仕事をしています。
対してネーモンは生存しないと強みを発揮しづらいです。

登場時効果でテイマーを出せますが、ここではアドを稼げても、4コス神原を出したときの1コスト分のみであり、ゲームにほぼ影響しません。
パンチ数を増やしながらテイマーを出せるという見方もできるかもしれませんが、こちらも結局生存前提です。

ボコモンとは強さを発揮するタイミングが全然違うわけです。

もし運よく生存したとしても、リターンが少ないです。
アグニやカイゼルなど、消滅時にテイマーを貼れる効果持ちが既にいるので、ネーモンの蘇生効果は重複することになります。

ウォグレ対面に至っては、アクティブデジモンを残さないようにネーモンを介さずにテイマーだけ置く方が強いですよね。

■Lv4

11枚

こちらも特別な点はないと思います。
アグニよりBT7ヴリトラを優先しているのは、
・Lv3から進化させる機会がほぼないため、進化コストの差が出にくい
・お花・ハンター対面で4k焼きを重宝する
の理由があるためです。

特にハンター対面では、ダメモンを敷いたLv3、Lv4を出されて蓋をされることが多く、BT7ヴリトラを何枚引けるかで勝敗が決まります。

■Lv5

4枚

BT7アルダが4枚。
テイマーの進化元効果の条件である、DP10k以上を達成できる上、進化コストが軽いのでカイゼルに繋げるLv5として最適です。
BT12アルダについては、特殊進化条件が厳しすぎて、このデッキのスピードでは基本達成できません。
BT4アルダは、前述の通りLv3から進化させる機会がほぼないので、BT7アルダより優先する理由がないです。

■Lv6

4枚

BT12カイゼルが4枚。
進化時に盤面が取れて、死んでも後続を用意できる万能カードです。
3コス進化なのも非常に小回りが利きますね。

今回は進撃持ちのBT7カイゼルを不採用としています。
少し前まで採用していましたが、調整段階・本番ともに使用したいタイミングが一度もなかったため抜けました。
進撃カイゼルがいなくても打点は足りています。

むしろBT12カイゼルの生還率が異常なので、その際に強さを発揮できる進撃オメガの方が使いましたね。

BT7カイゼルの場合、1体目のテイマー進化で盾を大方削ってから、2体目のテイマーから進化進撃という使い方が多くなると思いますが、テイマーを2枚要求している点もシチュエーションが限定的で使いづらかったです。
(テイマー2体いる時点で進撃カイゼルしなくてもブラフマストラ込みで打点が足りるはず。)

■Lv7

1枚

前述の通り、進撃カイゼルが入っていた枠が進撃オメガになりました。
テイマー1体からカイゼル進化→返しに生存→ブラフマストラ込みで2~4点入れてから進撃オメガでゲームが終わります。

赤ハイは、デジモン1体の火力を上げることは得意ですが、パンチ数を増やすことが苦手です。
そのため、見えないところから打点を増やせるオメガモンは非常に重宝します。

大抵トドメのパンチを育成から出たフレイモンが担うのですが、育成が出せないターンorブラフマストラが引けない時に使うことが多いです。

■テイマー

8枚

説明不要ですね。
神原以外入れる枠がないし、入れたいテイマーもないです。

■オプション

8枚

最強カードことブラフマストラ4枚。
このカードを使えることが赤ハイを握る一番の理由です。
複数枚引いても強いし、盾から捲れても強いので、減らす理由がないです。

リーサルターンをずらすことで、相手の想定していないところから轢き殺します。
大抵試合後に「まだ死ぬと思わなかった」と言われます。ゴメンネ。

次にレッドメモリーブースト3。
メモリ3スタート要員です。

メモリ3スタートできるかどうかはこのデッキで非常に重要なラインで、これが確保できるかどうかによってリーサルの作りやすさが変わってきます。
・3コス神原のメイン効果でカイゼルに進化してもターンが渡らない
・2コストテイマー進化した後にブラフマストラを打てる 等々

リーサルを組むためのカードですので、基本的には最終ターンにディレイを切るようにしましょう。
途中で切ると最終的にリーサルが組めなくなったりして結局勝てなくなります。

また、大型デジモンを取るためにカイゼルアルダラインを引き込まないとお話にならないので、メモリーブーストはそこの役割も兼ねています。
必殺パーツを揃えつつ、キルターンに1打点増やすカードと言えばわかりやすいでしょうか。
特にウォグレ対面は起きているデジモンを盤面に残したくないので、メモブを貼ってターンを返しがちです。

体感試合中に使うのは1~2回なので4枚は多すぎるのと、プレスは1枚入れておくといざという場面で機転が利くので、メモリ3スタート要員はメモブ3プレス1という配分にしています。

4.各対面の相性

①ウォグレブラウォ

不利対面。
テイマー焼きをケアしてテイマーは極力1枚展開、残りを手札に溜めるようにして、テイマーを焼かれてもすぐに貼りなおせるようにしましょう。
また、記事の中で何度も言っている通り、アクティブ状態のデジモンはなるべく残さないように意識しましょう。(何のデッキ使っても同じ注意点ですが)
ブラウォが早めに出てくる試合はきついですが、そうでなければ轢き殺せます。

②ハンター

有利対面。
何度か当たっていますがほとんど負けてないです。
ツワーモンでカイゼル退化して処理されるのが厄介なので、極力カイゼルの下にはアグニを挟みましょう。
盾1枚目でテイマーが捲れなければスピードで勝てるはずです。

③ベルゼ

有利対面。
6月に規制が入ったことで、盾を削るスピードがこちらの方が早くなりました。
アルダ進化元効果のオプション無効がよく刺さるのでさっさとカイゼルに乗ってしまいましょう。
ベルゼは退化やバウンス等の処理手段を持っていないので、カイゼルの処理にめちゃくちゃ困るはずです。

④ブルムヒュドラ

五分対面。
相手がアヤタラをどれだけ早く引き込めるか次第です。
BT7ヴリトラの焼きが刺さるので、面を細かく処理しながらさっさと走り切りましょう。

⑤ブルーフレア

超有利対面。
盤面2面並べるのは、キルターンだけです。
2面並べるくらいならパスします。
テイマーやメモブ貼りなどでターンを誤魔化す手段はいくらでもあるので、育成で少しずつ削ってから一気に削り切って勝ちです。

⑥ムゲン

超不利対面。
複数回の消滅体制を持っている上、アナログマンでアタック誘導されるので、基本アタックが通りません。
テイマーも焼かれます。絶望。

5.最後に

最後までお付き合いくださりありがとうございます。

強力なテイマー消滅効果が刷られない限り、構築を工夫することでずっと戦い続けられるデッキだと思っています。
それだけの火力とスピードがあります。

爽快感があって楽しいデッキなので、おすすめです。
ぜひ一度組んでみてください!
ではまた!

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